初めてのリフォームで、流れがわからないと不安ですよね。
リフォームの流れを知っておけば、安心してリフォームに臨めます。また、先を見据えて行動できるので、「あれをやっておけばよかった」と後悔することもありません。
- 「リフォームって何から始めたらいいの?」
- 「やるべきことをちゃんとできているか不安…」
- 「リフォームの流れの全体像を掴みたい」
- 「後悔しないリフォームがしたい!」
上記のように思っている方のために今回は、リフォームの流れについてわかりやすく解説します。冒頭にリフォーム流れの一覧を6ステップで記載しているので、リフォームがどうやって進んでいくかすぐにわかるでしょう。
また、各ステップでやるべきことをピックアップして解説しています。何をすればいいかわからなくなったときにこの記事を見返せば、迷わずに行動できるはずです。あなたが満足できるリフォームをするために必ず役立つので、ぜひ最後まで読んでみてください。
そもそもリノベーションとの違いや期間、費用について詳しく知りたい人は、以下の記事で網羅的に解説しています。ぜひチェックしてみてください。
リフォームの流れは6ステップ
リフォームは、主に以下の6ステップに沿って進んでいきます。
まずはリフォームの内容決めや情報収集など、ご自身でできる準備を進めていきます。次に、実際に業者と相談して、リフォームプランを固めていきます。プランが決まれば、いよいよ工事をします。最後に、工事終了後の確認が終わればおおまかな流れは終了です。
以下が一連の流れを図にしたものです。
- ステップ1:リフォーム内容を決める
- ステップ2:情報を集める
- ステップ3:プランと見積もりを依頼する
- ステップ4:プランの詳細を決めて契約する
- ステップ5:工事開始
- ステップ6:工事終了後に竣工検査する
リフォームは、スケルトンリフォームのようなフルリフォームからキッチンだけ・内装だけといった部分リフォームまで、様々なものがありますが、大まかな流れはどれも同じです。そのため、上記の流れを抑えておけば、どんなリフォームも全体像を把握できます。
ステップ1:リフォーム内容を決める
リフォームは、リフォーム内容を決めるところから始まります。リフォームをするからには、今の住宅に不満や変えたいところがあるはずです。
どの部分をリフォームしたいのかを、できるだけ具体的に、あらかじめ決めておきましょう。内容を決める際、注意すべきポイントは以下です。
それぞれ解説していきます。
不満や不便を明確にする
リフォームを考えているからには、今の住環境に対して不満があるはずです。どんな不満があるのか、すべて明確にしておきましょう。具体的には、以下のようなポイントについて考えると良いでしょう。
- どの部分に不満を感じているか
- どんなときに不便に感じるか
- どんな住宅にリフォームしたいか
- 何を見てリフォームしたいと思ったか
上記の項目に沿って考えれば、あなたの住環境への不満が明確になるはずです。リフォーム全体をスムーズに進めるためにも、しっかり時間をかけて不満を洗い出してみましょう。
家族全員の要望を集める
リフォーム内容は、必ず家族全員で話し合って決めましょう。なぜなら、同じ家に住んでいても、不満やリフォームしたい箇所が全員同じとは限らないからです。
たとえば、あなたがリビングを広くして開放感のある空間にしたいと考えていても、お子さんは自分用の子供部屋がほしいと考えているかもしれません。
上記のような場合、両方の要望を叶えるのは難しいかもしれません。しかし、はじめの段階で家族全員の要望を聞き出すことが重要です。家族全員でリフォームに関わることで、リフォームの満足度も高まります。ぜひ一度話し合ってみてください。
要望に順位をつける
家族の要望を聞きだしたら、優先順位をつけることも重要です。
リフォームする際、予算の関係ですべての要望を実現できるとは限りません。そのため、優先順位をつけておけば、予算の範囲内でどんなリフォームをするかを決めやすくなります。
順位をつけるのに迷った場合は、より使用頻度や使用人数が多いものを優先しましょう。予算の中で、より満足できるリフォームが出来ます。
将来のことも考えたリフォーム内容にする
リフォーム内容は、将来のことを考えたものにしましょう。リフォーム後、何十年も経つと、生活スタイルも変化します。予め変化に対応できるようなリフォームをしておけば、より長く、快適に住み続けられます。
具体的には、以下のことを考慮しておきましょう。
- 子供が独立後に子供部屋を有効活用できるか
- 老後も家事がしやすい間取りになっているか
リフォームは決して安くはないので、何度もできるものではありません。そのため、将来生活スタイルが変化しても対応できるようなリフォームをしましょう。
ステップ2:情報を集める
リフォーム内容が決まったら、情報収集をします。業者と話し合う前に自分で情報収集しておけば、スムーズに話し合いを進められるからです。具体的には、以下の点を中心に情報収集しましょう。
情報収集と同時に専門家に相談するのも良いでしょう。リフォーム会社に本格的な相談をする前に気軽に相談できるので、安心してリフォームに望めます。
リフォームでおすすめの相談窓口や相談内容については、以下の記事で詳しく解説しているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
どの会社が良さそうか調べる
リフォームをどの会社に依頼するかによって、リフォームの満足度は大きく変わります。そのため、自分に合ったリフォーム業者をえらぶことが重要です。
どんなリフォームを得意としているかや過去の口コミを見ながら、良さそうな業者をいくつかピックアップしましょう。
業者選びは、リフォームの成功を左右します。絶対に失敗したくないという方は、ぜひ以下の記事を読んでみてください。リフォームの会社選びでよくある失敗をもとに、会社の選び方を5つのポイントで解説しています。
どんな事例があるか調べる
具体的なリフォーム事例を調べることも重要です。事例を調べておけば、完成イメージがしやすく、業者にも理想が伝わりやすいからです。
リフォーム業者のHPやWebサイトで過去のリフォーム事例が見られるので、理想の住宅イメージに近いものを探してみましょう。その際、気に入った事例のどこが良いと思ったのか、以下のような視点でメモしておくのがおすすめです。
- 内装の雰囲気
- 使用している設備
- 部屋の間取り
また、リフォーム内容や築年数が近い事例を調べれば、おおよその費用や期間を見積もれるので、予算内で実現可能なプランを立てるのにも役立ちます。ぜひ試してみてください。
使えそうな補助金がないか調べる
補助金について情報を集めることも重要です。リフォームでは、補助金制度をうまく活用することで費用を安く抑えられるからです。
しかし、補助金について業者が丁寧に教えてくれるとは限りません。そのため、あなた自身が情報を集めておく必要があります。自治体のHPをチェックしたり、役所に直接問い合わせてみましょう。
ステップ3:プランと見積もりを依頼し、業者を選ぶ
情報収集の段階で良さそうだと思った業者に、プランと見積もりを依頼します。多くの業者が問い合わせや見積もりを無料で実施しているので、うまく活用しながらリフォーム内容を伝えましょう。
依頼する際、以下のポイントが重要です。
それぞれ解説していきます。
複数の業者に依頼する
プランの提案と見積もりは、複数の業者に依頼しましょう。
先ほど述べたように、リフォーム業者によって得意なリフォームは異なります。また、使用する機材や材料の仕入れ値が違うため、見積り額も業者によって差があります。そのため、複数の業者に依頼し、比較検討することが重要です。
見積書の何を見ればいいかわからないという方は、以下の記事を参考にしてみてください。リフォームの見積もりでチェックすべきポイントや注意点をわかりやすく解説しています。
現地調査で要望を伝える
リフォームプランをたててもらう際、現地調査をします。その際、リフォームの要望をしっかり伝えることが重要です。見積もりや問い合わせの段階で、ある程度あなたの要望は伝えられていることでしょう。
しかし、実際に住宅を訪れて、どこがどう不満なのか伝えることで、業者とイメージを共有しやすくなります。また、現地調査の際は、リフォーム事例やカタログの写真があると、具体的に伝わるためので、ぜひ試してみてください。
ステップ4:プランの詳細を決めて契約する
プランの提案と見積もりを通して、最も良いと思う業者にリフォームを依頼しましょう。プランの詳細を決めて、金額まで確定したら業者と工事の契約を結びます。
プラン決定の際に抑えるべきポイントは以下です。
それぞれわかりやすく解説していきます。
コミュニケーションが取りやすい業者を選ぶ
依頼する業者が、コミュニケーションが取りやすいかどうかは、リフォームにおいて非常に重要です。
リフォームが初めての方は特に、プランに内容や工事内容など、わからないことや質問したいことが多く出てくるでしょう。その際、気軽に質問できる業者だと、ストレスを抱えずにリフォームを進められます。
逆に、気軽にコミュニケーションできない担当者だと、不満や疑問を抱えたままリフォームすることになり、トラブルにもつながりやすいです。
満足のいくリフォームにするためにも、リフォーム業者は慎重に選びましょう。
プランについてわからないことをなくす
リフォーム契約をする前に、プランについてわからないことはなくしておきましょう。自分のイメージと工事内容が異なるという事態を防ぐためです。具体的には、以下のような項目を中心に、わからないことがないか確認しましょう。
- 要望を叶えられるリフォームになっているか
- 見積内容に不審な点がないか
- トラブルが合ったときのアフターケアはどうなっているか
ステップ5:工事開始
契約を結んだら、いよいよ工事が始まります。工事開始前に、以下のことをやっておきましょう。
一つずつ解説していきます。
必要なら仮住まいを用意する
リフォーム期間が長い場合は、仮住まいを用意する必要があります。リフォーム期間とおすすめの仮住まいは、以下の表のようになります。
リフォーム期間 | 仮住まい |
---|---|
~1週間 | ホテル |
数ヶ月 | 賃貸住宅 |
1週間~数ヶ月 | ウィークリーマンション |
仮住まいに家具や家財が収まりきらない場合は、仮住まいに加えてレンタルルームや倉庫を借りる必要があるので、あわせて手配しましょう。
仮住まいについてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。仮住まい選びの失敗例や選び方、契約後にすべきことを解説しています。
また、ご自身がやりたいリフォームにかかる期間を知りたい方は、以下の記事もあわせてチェックしてみてください。
近隣住民に挨拶する
工事をする際は、近隣住民に挨拶をしておきましょう。工事の規模が大きい場合や期間が長い場合は特に、近隣住民に迷惑をかけることになります。
そのため、工事が始まってからトラブルが起こらないよう、事前に伝えておきます。また、挨拶するだけでなく、休日や朝早い時間から騒音がでる工事をしないといった配慮をすることも重要です。
上記は、リフォーム後も近隣の住民と良い付き合いをするために非常に重要です。忘れずにやっておきましょう。
ステップ6:工事終了後に竣工検査する
工事が終わったら、竣工検査をします。竣工検査とは、工事終了後に業者といっしょに住宅を確認し、契約通りの工事になっているか、不具合はないかを確認することです。竣工検査では、以下の点に気をつけましょう。
いよいよ最後のステップです。それぞれわかりやすく解説するので、ぜひ最後まで読んでみてください。
不満な点がないか細部まで確認する
リフォームの仕上がりに不満な点がないか、細部まで確認しましょう。業者と一緒に、かつ工事直後に検査するため、不満や不具合があればすぐに質問できます。具体的には、以下の点を中心に検査しましょう。
- 契約通りの工事をしているか
- 工事箇所周辺の壁や床に傷はないか
以下の記事では、リフォームの仕上がりに不満があったときの対処法や、不満が出ないための対策を解説しています。「絶対満足行くリフォームがしたい!」と思っている方は、ぜひ一度読んでみてください。
アフターケアについて確認する
アフターケアの契約内容について、改めて業者と確認しておきましょう。
竣工検査の段階で不具合がなかったとしても、後から問題が起こることもあります。その際、費用や追加工事がどうなるのか理解しておけば、落ち着いて対処できます。
工事の出来に満足していても、念の為、アフターケアや保障について再確認しておきましょう。
スムーズなリフォームなら弊社にお任せください
スムーズなリフォームなら、ぜひリノベーションハイムにお任せください。弊社は、これまで数多くのリフォームを手掛けてきました。長年の経験をもとに、お客様に満足していただけるだけでなく、スムーズな流れでリフォームが可能です。
弊社では、無料の相談を実施しています。プランの提案や見積もりはもちろん、あなたが抱えている悩みや住宅へに関する不満・疑問を話していただければ、丁寧にカウンセリングいたします。少しでもリフォームに関心がある方は、ぜひ一度お問い合わせください。
まとめ
今回は、リフォームの流れについて解説しました。
リフォームは、6つのステップで進んでいきます。適切に行動するために、この記事で解説した、各ステップで抑えておくべきポイントをしっかり理解しておきましょう。
スムーズで満足行くリフォームをして、快適な住宅を実現しましょう。