リフォームで部屋を増やす2つの方法!おすすめのアイデアや注意点まで紹介

主婦Aさん

子どもの成長に合わせて子ども部屋をつくりたい
部屋数が少なくて使い勝手が悪い

スペースが余っているからもったいない

上記のような悩みを解決するために、部屋を増やすリフォームを検討する方もいるでしょう。リフォームで部屋を増やすなら、あなたの悩みや要望にあったリフォーム方法を選ぶことが重要です。

基本的に、部屋を増やすには2つの方法があります。予算や目的によって取るべき手段が異なるため、事前に情報を集めておくことが大切です。

そこで本記事では、部屋を増やす方法と費用を、増築と改築に分けて解説します。それぞれのリフォーム方法について一つずつ解説しているので、ぜひ参考にしてください。

この記事の要約
  • 部屋を増やす方法は、増築と改築の2つに分けられる
  • 増築で部屋を増やす費用は約30万〜150万円
  • 改築で部屋を増やす費用は約15万〜100万円
井東祥郎 監修者

一級建築士 / 一級建築施工管理技士

井東祥郎

東京セキスイファミエス技術責任者
セキスイハイムの新築設計担当として27年間従事。現在は技術責任者として、お客様のリフォームの設計・施工に貢献している。

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目次

リフォームで部屋を増やす方法は2種類

リフォームで部屋を増やす方法は2種類

リフォームで部屋を増やすには、建物の種類により方法が異なります。そこで、ここではリフォームで部屋を増やす方法を、建物別に紹介します。

戸建てなら増築・改築(間取り変更)

リノベーションハイムの施工事例

戸建ての場合、リフォームで部屋を増やすには増築と改築が選べます。

増築とは、建築物の床面積を増やす工事のことです。具体的に、既存の住宅に2階や3階を増やす工事や、ベランダやバルコニーを部屋にする工事は増築にあたります。

たとえば、次のように感じる方は増築が向いているでしょう。

増築に向いている人
  • 「庭があるけど、あまり使っていないから部屋を増やしたい」
  • 「ベランダやバルコニーを部屋にして屋内にしたい」

一方、改築とは建物の一部を取り壊し床面積を変えずに新しくする工事のことです。具体的には、間取り変更や老朽化した部分を一新する工事を指します。

「部屋を増やしたいけど、増築するほどのスペースはなさそう」と思う方は改築を選びましょう。

マンションなら改築(間取り変更)

マンションなら改築(間取り変更)

マンションでは、リフォームで部屋を増やす際には改築といった方法になります。なぜなら、マンションでは構造上や管理規約の制限があり、増築を選べないためです。

改築により間取り変更を行えば、部屋数を増やせます。柱や梁といった構造部のみを残して骨組みから作り直す「スケルトンリフォーム」の実施も可能です。

マンションではスケルトンリフォームにより大幅な間取り変更ができることを覚えておきましょう。

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【増築編】リフォームで部屋を増やすアイデア4選

リノベーションハイムの施工事例

ここでは、増築のリフォームで部屋を増やすアイデアを、4つ紹介します。

空いた敷地に部屋を増やす

空いた敷地に部屋を増やす

駐車場や庭などの空いた敷地に部屋をつくることは、部屋を増やす方法のひとつです。簡易的な部屋を作るだけであれば、費用は約100万円~です。

駐車場に部屋を作る場合は、コンクリートを掘削して床下を工事する必要があり、費用が高額になる可能性があります。住宅の1階部分を増築するため、スロープをつくれば屋外へと続く部屋も作れます。

空いた敷地に部屋を増やすことがおすすめな人
  • バリアフリーに対応した部屋を作りたい人
  • 2世帯で住み続けられる住宅にしたい人

庭や駐車場に十分なスペースがある方は、ぜひ検討してみましょう。

吹き抜けに部屋を増やす

吹き抜けに部屋を増やす

吹き抜けに部屋を増やすこともできます。吹き抜けを部屋にするには、工事内容により次のように費用が異なります。

吹き抜けに部屋を増やす費用
  • 床だけを設置する場合:30万円~
  • 床と間仕切りを設置する場合:150万円~

床だけを設置する場合は比較的費用を抑えられるので、完全な部屋でも良くお手軽に部屋を増やしたいという方におすすめです。注意点として、吹き抜けに部屋を増やす場合、1階の開放感がなくなります。

部屋が増えても、窮屈で住みにくいなら納得がいかないでしょう。対策としては、吹き抜け部分を部屋にするなら、1階部分がどんな雰囲気になるかを業者に確認してから実施を検討することです。

車庫の上に部屋を増やす

車庫の上に部屋を増やす

住宅に車庫が併設されている場合、車庫の2階に部屋を増築できます。車庫の上に部屋を増やす場合、費用は一坪あたり30万円~とやや高額です。

車庫の上に部屋を作るには構造部分を補強して、耐荷重を上げる必要があります。費用がかかるものの、車庫と同じ広さの部屋を作れるため、大きな車庫を持っている人には特におすすめです。

車に関する趣味を持っている方は、趣味用の部屋として増築するのもいいでしょう。

ベランダやバルコニーを部屋にする

ベランダやバルコニーを部屋にする

ベランダやバルコニーにも部屋を増やせます。工事費用は1畳あたり25万円~です。ただし、耐荷重が十分でない場合は補強工事が必要なので、追加で10万円ほどかかることを覚えておきましょう。

ベランダやバルコニーでは、子供部屋や作業部屋はもちろんですが、サンルームをつくることもできます。そのため、次のような方に特におすすめです。

ベランダやバルコニーを部屋にすることがおすすめな人
  • 十分な洗濯スペースがほしい方
  • ガーデニングを楽しみたい方

ベランダやバルコニーはそれほどスペースが広くないものの、日当たりが良いため有効な活用ができる場所です。

【改築編】リフォームで部屋を増やすアイデア3選

リノベーションハイムの施工事例

ここから、改築のリフォームで部屋を増やすアイデアを、3つ紹介します。

【改築編】リフォームで部屋を増やすアイデア3選

1部屋を仕切って2部屋にする

1部屋を仕切って2部屋にする

リフォームで部屋を増やすなら、1部屋を仕切って2部屋にできます。部屋に壁を作り部屋を仕切る費用は、工事内容により金額が変わります。

壁を作る費用
  • 壁だけを作る場合:15万円~
  • 電気工事を伴う場合:40万円~

10畳程度の大きな部屋がある場合は、壁を作ることで完全な個室をつくれます。子どもの成長に合わせて部屋数を増やしたい方にはおすすめです。

壁を作るリフォームをより詳しく知りたい方は、次の記事も参考にしてください。

ロフトを作る

ロフトを作る

ロフトを作ることで部屋を増やすことも出来ます。ロフトを作るのにかかる費用は、50万円~です。

大人が作業や仕事をするにはロフトは狭いものの、子ども部屋ならちょうどいい空間になりえます。また、子どもがさらに成長して部屋を使わない場合も、ロフトを収納として活用できるのも大きなメリットです。

1階部分に部屋を作るスペースがない方や、生活スタイルが変わってもスペースを無駄にしたくないという方におすすめします。

押入れ・クローゼットを部屋にする

押入れ・クローゼットを部屋にする

押入れやクローゼットを無くして、部屋にすることもできます。押入れやクローゼットを部屋にするのにかかる費用は、5〜50万円程度です。

リフォーム方法は、押入れやクローゼット内の中段やポールなどを撤去し、壁紙を張り替えて扉を交換します。押入れやクローゼットは2畳程度であり十分な広さはないものの、リモート作業や勉強スペースにはちょうど良いサイズです。

押入れやクローゼットを部屋にするのは、住宅に収納が十分にある場合におすすめします。

リフォームで部屋を増やす際の注意点

リフォームで部屋を増やす際の注意点

リフォームで部屋を増やすなら、失敗や後悔をしたくないと感じる方は多いでしょう。そこで、ここではリフォームで部屋を増やす際の注意点を、6つにまとめて紹介します。

建ぺい率と容積率をチェックする

住宅を増築する場合、建ぺい率と容積率に余裕があるかチェックしましょう。建ぺい率と容積率は、次のように定義されます。

定義
  • 建ぺい率:敷地面積に対する建築物の面積の割合
  • 容積率:敷地面積に対する建築物の合計床面積の割合

建ぺい率や容積率を調べる際は、市役所等の建築指導課、または都市計画課に問い合わせましょう。ホームページなどで確認することもできますが、専門家に直接聞いた方が安心できます。

建ぺい率と容積率のどちらかでも基準をオーバーするような増築はできません。リフォームプランを立てる前に、増築可能なのかを必ず確認しておきましょう。

補助金が使えないことが多い

増築する場合、補助金は使えないことが多い点に注意しましょう。なぜなら、リフォームの補助金は、既存部分を改修する工事が対象であることが多いからです。

ただし、三世帯での同居を目的としたリフォームや断熱性能向上も向上すれば、補助金の対象になることもあります。補助金が利用できるか不明の場合は、自治体に確認してみましょう。

固定資産税が高くなる

増築リフォームをした場合、建物に新たな評価額がつけられます。新たな評価額に伴い固定資産税が高くなるのです。増加分の目安は、工事費の4割×1.7%で計算できます。

例えば、リフォーム費用が500万円の場合、次のように計算します。

500万×0.4×0.017=3.4万円(目安)

増築リフォームの予算を見積もる際は、固定資産税が増えてしまうことも頭に入れておきましょう。

登記や確認申請が必要

登記や確認申請が必要

増築リフォームをする場合、建築確認申請と登記に関する書類の提出が必要です。建築確認申請と登記に関する書類の作成には専門的な知識が欠かせません。

詳細に調べながら書類作成するには手間や労力がかかるため、建築士に依頼するのが賢明です。建築士に依頼する場合には、各書類作成の代行費用がかかります。

費用の目安は、建築確認申請と登記に関する書類の作成で25万円程度です。

配線やドアの設置を考慮する

改築で部屋を増やす場合、電気配線やドア、窓の位置をよく考えましょう。リフォームで部屋を増やしても、部屋としての使い勝手が悪くなったら意味がありません。

例えば、大きな部屋に壁を作って2部屋にする場合、元の部屋のコンセントやドアなどの位置を確認しましょう。設備をそのまま活用するように部屋を分けると、費用を抑えられます。

生活動線や住みやすさを考慮する

改築で部屋を作る場合、生活動線を確保して住みやすい家にすることが重要です。改築は増築とは違って、床面積が増えません。

そのため、動線を考えずに間取りを変えると狭く感じたり、住みにくくなります。主に次のような項目を考慮しましょう。

考慮すべき事項
  • 不自然な壁や柱が残らないか
  • スムーズに移動ができるか

リフォームの完成図を業者とよく相談しながら、住みやすい空間を作るのが賢明です。

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リフォームで部屋を増やす際のポイント

リフォームで部屋を増やす際のポイント

リフォームで部屋を増やすなら、後悔や失敗を避けたいと考える方は多いでしょう。そこで、ここではリフォームで部屋を増やす際のポイントを、6つにまとめて紹介します。

将来のことを考えて設計する

リフォームする際は、将来のことを想定してデザインしましょう。増築や改築を考えている方は、生活スタイルの変化に合わせてリフォームしようとしているはずです。同じく、さらに時間が経てば生活スタイルは変化します。

たとえば、子ども部屋を作りたい方は、子どもの独立後、趣味のスペースで活用できるように収納を多くするといった工夫が必要です。

リフォームは、何度もできるものではありません。将来の生活スタイルを見越して、長く住み続けられる住宅へリフォームするのが賢明です。

必要なら仮住まいも準備する

間取りの変更を伴うリフォームでは、仮住まいが必要なこともあります。リフォームプランや工事期間にあわせて、適切な仮住まいを事前に用意することも重要です。

リフォーム期間ごとにおすすめな仮住まい先は、次の表のようになります。

リフォーム期間仮住まい先
~1週間ホテル
数ヶ月賃貸住宅
1週間~数ヶ月ウィークリーマンション

仮住まいについて更に詳しく知りたい方は、次の記事もあわせてチェックしてみてください。

マンションの場合は規約をチェック

マンションをリフォームする場合は、必ず管理規約をチェックしましょう。マンションのリフォームでは、実施可能な場所やリフォーム内容が定められています。

万が一、管理規約を守らないと、大きなトラブルを生じかねません。実際に、マンションで規約に反したリフォームを行い、法的措置を伴うようなトラブルに発展したというケースもあります。

マンションのリフォームを行うなら、必ず管理規約を確認しましょう。

採光・換気に考慮する

採用や換気に考慮する点も、リフォームで部屋を増やす際のポイントです。せっかく部屋を作っても、日中も暗く換気が十分にできなければ、快適な空間にできません。

本来、部屋を作ることを想定していない場所を部屋にすると、窓が設置できないこともあります。ただし、部屋に窓がなければ、自然光が入らないうえに換気不足になるのです。

そこで、窓の設置が困難な間取りなら、内装窓の設置を検討しましょう。内装窓とは、部屋と部屋や部屋と廊下といった室内に面するように設置された窓のことです。

内装窓を設置すれば採用や換気が可能であり、閉塞感がなくなります。

必要なら電気工事も同時に行う

リフォームで部屋を増やす際のポイントは、必要に応じて電気工事も同時に行うことです。リフォームはまとめて実施すると、費用をおさえやすくなります。

たとえば、リフォームで部屋を作り上げても、コンセントや電源が無ければ照明・エアコンなどが付けられません。また、近年のデジタル製品の増加により、必要なコンセント数が増えています。

エアコン専用コンセントに加えて、部屋の対角線上にコンセントを設置するのが賢明です。コンセントが多いほど部屋の模様替えがしやすいうえに、延長コード・タコ足配線が不要で安全性を確保できます。

防音対策を実施する

防音対策を実施することも、リフォームで部屋を増やす際のポイントです。部屋の防音対策を行うと、音漏れを防げてプライバシーを保ちやすくなります。

たとえば、壁や床に防音シートや防音材などを設置すれば、音漏れや振動を防げます。外の音や室内の話し声・足音などを伝えづらくする点で部屋の中を快適に使えるのです。

リフォームと防音対策は同時に実施可能であり、業者とプランを決める際に相談すれば、防音対策がされた部屋を作れます。

リフォームで部屋を増やした事例

リフォームで部屋を増やした事例

ここからは、リフォームで部屋を増やした事例を、2つ紹介します。

リフォームで部屋を増やした事例

【東京都/1,293万円/築17年】

壁際のキッチンを前に出して子ども部屋を作るリフォームをした事例です。3人の子供にそれぞれ部屋を用意するために、限られたスペースを有効に使い工夫しました。なかでも、キッチン裏の子ども部屋は採光にも工夫しています。

キッチン裏の部屋が北窓だけであるため、暗くならないようにキッチンからも採光ができるように室内窓を設置しました。北窓からの自然光とキッチンの採光で快適な子ども部屋を作ったのです。

【千葉県/1,774万円/築13年】

収納スペースを仕事部屋へリフォームした事例です。

もともと和室の押入れを仕事ができるワークスペースへとリフォームしました。引き戸を閉めると個室になります。また、リビングへ隣接する場所であるため、来客時に引き戸を閉めても隠せるのです。

引き戸を閉めた状態でリビングから見ると収納にしか見えず、仕事部屋があることは想像もできません。家族を近くに感じつつも、個室であり仕事が捗る環境を整えています。

部屋を増やすリフォームならリノベーションハイムにお任せください

リフォームで部屋を増やしたいと考えているの方は、ぜひリノベーションハイムにお任せください。リノベーションハイムは、長年多くのリフォームを手掛けてきた実績があります。

増築と改築のどちらも、あなたの理想に合わせて最適なリフォームプランをご提案します。

この記事を読んで、部屋を増やすリフォームをしたいと思った方はもちろん、まだ気になることがある方やリフォームについて相談したい方も、下記のボタンからご相談ください。

まとめ

今回は、リフォームで部屋を増やす方法について解説しました。

リフォームで部屋を増やすには、増築と改築の2つの方法があります。それぞれ特徴や費用が異なるので、よく理解して、あなたにあったリフォーム方法を選ぶことが大事です。

また、部屋を増やす際のポイントも解説しました。将来のことを考えたデザインにすれば、後悔しないリフォームが出来ます。また、仮住まいの準備や規約の確認といった準備をしておけば、さらに満足行くリフォームになります。

リフォームで理想の住宅を実現して、快適な暮らしを手に入れましょう。

本記事の解説内容に関する補足事項

本記事は、1都3県(東京・神奈川・千葉・埼玉)で住まいのリフォームを行う「リノベーションハイム」を運営する東京セキスイファミエス株式会社が制作しています。

当メディア「リノベーションハイム」を運営する東京セキスイファミエス株式会社は「全国コンテスト」の受賞歴が多数あり「TVチャンピオン」などのメディアにも出演しています。

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