リフォームの工事期間はどれくらい?リフォーム内容別に一覧表で紹介

リフォームを検討中の方の中には、リフォームにどれくらい期間がかかるのか知りたい方も多いでしょう。

  • 「水回りをリフォームしたいけど、どれくらいの期間使えなくなるの?」
  • 「リフォーム中の仮住まいって何日分用意しておけばいいの?」
  • 「普段と違う生活がどれくらい続くのか知っておきたい!」

リフォームにかかる期間を知っておけば、上記のような疑問は解消できます。工事に必要な期間を把握していれば、工事期間中の生活がイメージできるからです。

そこでこの記事では、リフォームにかかる期間をリフォーム内容別に紹介しています。一覧表とともに解説しているので、あなたが希望するリフォームに必要な期間はすぐわかるでしょう。

また、おすすめの仮住まいについてリフォーム期間ごとに紹介しています。仮住まいの選択肢それぞれの特徴もわかりやすく解説しているので、リフォーム時の仮住まいを用意する際は、ぜひ参考にしてみてください。

リフォームの概要とリノベーションとの違い、流れ、費用など網羅的に知りたい人は、以下の記事をチェックしてみてください。

目次

 フルリフォームの工事期間

家をフルリフォームする場合の期間について解説します。

それぞれわかりやすく解説していきますね。

 一戸建てのリフォーム期間

一戸建てをリフォームする場合、期間は1ヶ月~4ヶ月かかります。ただし建物の構造によって期間は変動します。

一戸建てをフルリフォームする場合、住人の引っ越しが完了してから工事が始まります。そのため、工事を少しでも早く終えたい方は、早めに仮住まいを準備して引っ越すことで工事を早くスタートさせましょう。

また、建物の工事に加えて庭やフェンスの工事をする場合、追加で2週間以上は必要になります。

 マンションのリフォーム期間

マンションをフルリフォームする場合、1ヶ月~3ヶ月ほどかかります。マンションのフルリフォームとは、自分の部屋の内装だけをリフォームすることを指します。

そのため、外壁や屋根の工事を伴う一戸建てのリフォームよりも工事期間が短いです。なお、マンションのリフォームには管理会社の許可が必要なので、事前に連絡してどんなリフォームができるか確認しておきましょう。

 水回りリフォーム期間

水回りをリフォームする場合の工事期間を解説します。以下の表は、リフォーム箇所ごとの工事期間をまとめたものです。

リフォーム箇所期間
キッチン7日~20日
トイレ1日~5日
お風呂4日~14日
洗面所1~5日
※表記の日数はあくまで目安です。実際の工事内容や家の状況によって期間は変動します。詳しい日数はリフォーム業者にご確認ください。

水回りをリフォームする場合、工事期間中は使用できなくなります。生活への影響も考慮するため、リフォーム期間をしっかり把握しましょう。

 キッチンのリフォーム期間

キッチンのリフォーム期間は、7日~20日ほどです。キッチンのリフォームは、小規模なものと大規模なものに分けられ、リフォーム期間は規模によって異なります。

小規模なリフォームとは、キッチンの位置を変えずに設備の交換だけを行うものを指し、7〜10日で終わります。一方、間取りの変更を伴う大規模なリフォームは、壁や下地の工事や電気工事が必要なので、2〜3週間かかります。

 トイレのリフォーム期間

トイレのリフォーム期間は、1日~5日です。便器・便座の交換自体は半日もかかりませんが、他にどんな工事をするかによって工事期間が長くなります。

たとえば、床の工事を含む場合や、和式から洋式へのリフォームは3日ほどかかります。さらに配管の工事が必要になるときは5日ほど見積もっておきましょう。

期間が長くなるのを避けて、設備交換だけで済ませたい方もいるかもしれませんが、床工事をしないと元の便器の設置跡が残ってしまうことが多いです。そのため、設備交換に加えて、床もリフォームすることをおすすめします。

また、トイレをリフォームする際、トイレとは別の水回りで一時的に水が出なくなることがあります。リフォーム期間が長いとその分生活への影響も大きいでしょうから、トイレや他の水回りが使えなくなる時間をできるだけ詳細に聞いておきましょう。

 お風呂のリフォーム期間

お風呂のリフォーム期間は、4日〜14日ほどです。お風呂のリフォームは、浴室や天井などがセットになったユニットバス(システムバス)を設置することがほとんどです。そのため、リフォーム前のお風呂がどんな形態かによって期間が変わります。

既存のお風呂がユニットバスの場合、工事はユニットバス同士の交換だけなので、解体から内装工事まで合わせて4~7日で完了します。バスタブだけを交換するような、さらに小規模なリフォームであれば4日以下で終わることもあります。

築数十年の家にお住まいの方で、タイル風呂を使っている方もいるでしょう。タイル風呂からユニットバスにリフォームする場合、新たにコンクリートで基盤を作る必要があるため、2週間ほどかかります。

また、季節によってコンクリートが乾く時間が異なるので、詳細な期間は業者に確認しましょう。

 洗面所のリフォーム期間

トイレ同様に、洗面所も設備の交換だけなら半日〜1日で終わりますが、洗面台の位置を変えたり、壁紙や床材を変更したりと、洗面所全体のリフォームをする場合はさらに時間がかかります。

大規模なリフォームだと、床や天井のリフォームも必要になるので、4〜5日かかります。

 内装・外構のリフォーム期間

内装や外構をリフォームする際の工事期間は、以下の表のとおりです。外構(エクステリア)とは、住宅の外側にある構造物の総称で玄関やフェンスなどを指します。

リフォーム箇所期間
クロス・フローリング張替え2日~
2日~
玄関ドア1日~
フェンス2週間~
※表記の日数はあくまで目安です。部屋や家の広さ、使用する設備によって期間は変動します。詳しい日数はリフォーム業者にご確認ください。

 クロス・フローリング張替えのリフォーム期間

クロスやフローリングを張り替える場合、どちらも2〜4日ほどかかります。

張り替えと同時に、床に収納や暖房を新設することも可能です。床下収納の工事は追加で1日~2日、床暖房工事は追加で2~4日かかります。

 窓のリフォーム期間

30坪程度の家の場合、窓を別のものに交換するだけなら工事は1日で終わります。

窓の交換に加えて、枠幅を変える工事を伴う場合は、2日ほどかかります。さらに、二重サッシにする場合のような、さらに規模が大きい工事には3~4週間は必要です。

窓をリフォームする場合は、ただ交換するだけでなく、その他の工事もしたいという方が多いです。いくつか希望がある場合、まとめてリフォームした方が、別々で工事するよりも期間が短くなることもあるので、ぜひ一度の工事で済ませましょう。

特に二重サッシは、既存の窓の内側にもう一つ窓を設置することで断熱性や遮音性をあげるもので、築年数が経過した家にお住まいで室内の寒さが気になるという方におすすめのリフォームです。

 玄関ドアのリフォーム期間

カバー工法のドアにする場合を含め、玄関ドアの入れ替えだけを行う工事は、通常1日で終わります。

カバー工法とは、既存のドアフレームを活用し、別のドアを取り付ける工法です。壁や床の工事をせずに、別のドアに交換できますが、既存よりドア幅が狭くなるというデメリットもあります。

ドアフレームや周囲の壁、床の工事が必要な場合、さらにリフォーム期間が長くなります。設置後の補修も含めて1週間ほど見積もっておきましょう。

 フェンスのリフォーム期間

ブロック塀やフェンスを設置・交換する場合は、2週間ほどかかります。追加で植栽を新設したい場合は、1日程度で済む事が多いので、ぜひまとめてリフォームしてしまいましょう。

 リフォーム期間中の仮住まいはどこがおすすめ?

リフォームする際、工事内容によっては仮住まいが必要なことがあります。

リフォームが小規模な場合、生活に支障が出なければ仮住まいは必要ありませんが、リフォーム中に家に住み続けることができない場合、仮住まいを用意しなければなりません。

以下の表は、リフォーム期間ごとにおすすめしたい仮住まいをまとめたものです。

リフォーム期間仮住まい
~1週間ホテル
数ヶ月賃貸住宅
1週間~数ヶ月ウィークリーマンション

上記の仮住まいについて、順に特徴を解説していきます。

 仮住まい1:ホテル

リフォーム期間が数日~1週間程度の場合、ホテルがおすすめです。生活に必要なものが全て揃っているため、前もって準備をしたり、多くの荷物を移動させる必要がありません。

ただし、他の仮住まいに比べて費用が高いので、1週間を超える方や、宿泊期間中ほとんど外出している方には、あまりおすすめできません。

 仮住まい2:賃貸住宅

リフォーム期間が数ヶ月に及ぶ場合は、賃貸住宅を契約するのがおすすめです。敷金・礼金などの初期費用や光熱費が必要ですが、元の住まいと変わらないクオリティで生活ができるというメリットがあります。

特にフルリフォームをする場合は、荷物をすべて運び出す必要がありますから、十分なスペースを確保できる賃貸住宅を契約するのが良いでしょう。

デメリットとして、初期費用に加えて、各種契約が必要なことがあげられます。電気やガス、水道などの契約を入居時に自分でしなければなりません。リフォームだけでも多くの手続きが必要ですから、「これ以上手間がかかるのは面倒くさい」という方はやめておきましょう。

 仮住まい3:ウィークリーマンション

リフォームが数週間の場合は、ウィークリーマンションがおすすめです。

ウィークリーマンションは週・月単位で契約できる上、賃貸のような初期費用がかからないという特徴があります。また、生活に必要な家具も備わっていることが多いので、荷物を運ばなくていい点も魅力的です。

ただし、宿泊期間の変更にあまり柔軟でないことに注意しましょう。場合によっては、途中解約した際に残りの期間分の賃料が返金されないこともあります。逆に、延泊が必要になっても、予約が埋まっていたら希望通りにいかないことも多いです。

 ご自宅のリフォームはリノベーションハイムにおまかせください

リフォーム期間についてもっと詳しく知りたい方や、リフォームについて聞きたいことtがある方は、リノベーションハイムにご相談ください。

リノベーションハイムは、これまで多くのリフォームを手掛けてきた実績があります。そのため、豊富な経験をもとに、お客様にぴったりのリフォーム案を提案できます。無料の相談も実施しているので、リフォームについて知りたい方はぜひ一度ご相談ください。

 まとめ

この記事では、リフォームにかかる期間について解説しました。リフォームにどれくらい時間がかかるのか把握することで、工事期間中の生活をイメージしやすくなったり、仮住まいの用意に役立ったりします。

今回はリフォームの内容ごとにおおまかな工事期間の目安を解説しましたが、どのケースも工事規模やあなたの要望によって期間が変動します。業者としっかり打ち合わせをして、どんなリフォームがしたいのか、そのためにはどれくらい時間がかかるのかをお互い把握しておきましょう。

また、リフォーム期間ごとにおすすめの仮住まいについても解説しました。それぞれメリット・デメリットがあるので、あなたにあった仮住まいを選ぶことで無駄な出費や労力を減らすことができます。仮住まい選びの際には、ぜひこの記事をお役立てください。

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