「出窓の防犯対策って何があるのかな?」
「出窓は危険って本当なの?」
出窓はおしゃれな窓であり採光も期待できるため、設置されている家も多いでしょう。ただし、出窓は外から室内の様子を確認しやすい構造であり、防犯性に懸念が残る側面もあります。
そのため、適切な防犯対策を行うことが非常に重要です。とはいえ、出窓は他の窓と比べて特殊な形をしていることもあり、どのような防犯対策をすればいいのか悩んでいる方も多いはず。
そこで、本記事では出窓に効果的な防犯対策を7選紹介します。あわせて、出窓の防犯性を高めるコツも解決するので、ぜひ参考にしてください。
出窓に効果的な防犯対策7選
出窓は外壁よりも飛び出ているため、内側の防犯対策が基本になります。そこで、さっそく出窓に効果的な防犯対策を7つにまとめて紹介します。
内窓を取り付ける
内窓を取り付けることは、出窓に効果的な防犯対策の1つです。内窓とは、既存の窓に加えて室内側にもう1枚窓を設置することを指します。
内窓を取り付ければ、外から見ても二重窓であることが確認できるため、空き巣犯の侵入を阻止することが可能です。もし、わからずに窓を切断・破壊しても、2枚分の窓を突破しなければ侵入できず、空き巣犯は諦める可能性が高まります。
加えて、内窓は防音効果もあり音漏れを防ぐため、家族構成がわかりづらいといったメリットもあるのです。
防犯フィルムを貼る
防犯フィルムを貼ることも、出窓に効果的な防犯対策の1つです。
防犯フィルムなら、手軽に出窓の防犯対策ができます。防犯フィルムを貼ると、出窓のガラスを切断・破壊しづらくなるため、侵入までに時間をかけられます。
ただし、出窓に防犯フィルムを貼る際には鍵付近の一部に貼るのではなく、ガラスの全面に貼ることが大切です。鍵付近の一部だけだと、防犯フィルムの有無が外から見ても確認できるため、破りやすいガラスの箇所を特定することにつながります。
補助錠を取り付ける
補助錠を取り付けることも、出窓に効果的な防犯対策の1つです。補助錠があれば、たとえガラスが破られても窓は開きません。
より出窓の防犯性を高めるには上部と下部の2か所に補助錠をつけるのが賢明です。補助錠が2か所あれば、より侵入するまでに時間がかかるため、空き巣犯が犯行を諦める可能性が高まります。
補助錠にはスライドさせてロックするものや、つまみを回すものなどさまざまなタイプのものがあります。使いやすさも考慮して、取り付ける補助錠を選ぶのが賢明です。
シャッターをつける
シャッターをつけることも、出窓に効果的な防犯対策の1つです。シャッターとは、外付けブラインドシャッターと内付けシャッターを指します。
外付けブラインドシャッターは、羽の角度を調整することで調光が可能です。一方で、内付けシャッターは部屋の様子もわかりづらくなるといったメリットがあります。
外付けのシャッターを設置する際には、取り付けができない出窓があることに注意が必要です。出窓は外壁から張り出しているため、窓の開閉方法次第では外付けのシャッターを取り付けると開閉ができなくなる可能性があります。
どうしても、外付けシャッターを設置したい場合には、リフォーム業者に相談するのが賢明です。
面格子をつける
面格子をつけることも、出窓に効果的な防犯対策の1つです。面格子には、窓ガラスを破りづらくする効果があります。より防犯性を高めるためには、目の細かい面格子がおすすめです。
とはいえ、面格子の場合も窓の開閉方法次第では取り付けが困難な場合もあります。出窓の防犯対策で面格子を検討する場合には、窓が開かなくなり生活がしづらくならないようにリフォーム業者へ相談することが欠かせません。
センサーライト・防犯カメラを設置する
センサーライトや防犯カメラを設置することも、出窓に効果的な防犯対策として挙げられます。空き巣犯は人の目を気にするため、出窓付近にセンサーライト・防犯カメラを設置することで防犯性を高めることが可能です。
空き巣犯は、下見の段階で侵入までにかかる時間や人の目を避けられるのか、侵入・逃走経路を検討します。センサーライトや防犯カメラを設置していれば、空き巣犯は防犯意識の高い家と判断して犯行を諦める可能性が高まるでしょう。
防犯ガラスに交換する
防犯ガラスに交換することも、出窓に効果的な防犯対策の1つです。防犯ガラスとは、2枚のガラスの間に合成樹脂のフィルムを挟むことで割れづらくしたものを指します。
出窓を防犯ガラスにすると、ガラスを叩かれたとしてもヒビが入るのみでガラスは落ちません。ガラスを叩く音が出るうえに侵入までに時間がかかるため、空き巣犯は犯行を諦める傾向にあります。
出窓の防犯性を高めるためには、防犯ガラスへの交換は効果が高いのです。
出窓の防犯性を高めるコツ5選
ここからは、出窓の防犯性を高めるコツを、5つにまとめて解説します。
遮像のレースカーテンを利用する
遮像のレースカーテンを利用することは、出窓の防犯性を高めるコツの1つです。遮像のレースカーテンとは、日中に加えて夜間でも室内が透けにくいように特殊な糸で作られたレースカーテンを指します。
昼夜問わず部屋の電気をつけると、外から室内が見えやすくなります。外から室内が見えると家族構成や大人の不在時がわかり、空き巣犯が侵入するのにベストなタイミングを絞りやすくなるのです。
そのため、出窓の防犯性を高めるには室内が見えないように遮像のレースカーテンを利用することが重要です。
ガラス破壊センサーを取り付ける
ガラス破壊センサーを取り付けることも、出窓の防犯性を高めるコツの1つです。万が一、出窓のガラスが切断・破壊されても、ガラス破壊センサーがついてればブザーが鳴るため、防犯対策になります。
ガラス破壊センサーにはガラスに付けるタイプと天井に張り付けるタイプがあり、可能な限り天井に張り付けるタイプがおすすめです。
ガラスに張り付けるタイプのガラス破壊センサーは、ボタンを押すとブザー音が止まるものもあるため、防犯性をそれほど高められないこともあります。
ブザー音を少しでも長く鳴らすためにも、天井に張り付けるタイプのガラス破壊センサーを選ぶことが賢明です。
近隣住民と親しくする
近隣住民と親しくすることも、出窓の防犯性を高めるコツの1つです。近隣住民と親しくすると、不審者がいたといった目撃情報を教えてくれることもあります。
加えて、防犯グッズ情報の知見を得られるなど、近所全体で防犯意識を高められるのです。特に、出窓の場合は外から室内の様子を確認しやすいため、近隣の人からの不審者の目撃情報を得られると助かります。
近隣の人とともに互いの家を守るためにも、可能な限りご近所付き合いを大切すると防犯性を高めることにつながるでしょう。
スマート家電を利用する
スマート家電を利用することも、出窓の防犯性を高めるコツの1つです。日が落ちても電気をつけない家は、不在と判断されて空き巣犯に侵入されやすくなります。
もし、仕事などで夜にならないと家へ帰れない場合には、スマート家電を導入すれば外からでもスマホで操作し電気をつけることが可能です。
室外機が道路側にある場合は、夏や冬ならエアコンをつけることも効果があります。空き巣犯に不在の時間帯をわかりづらくするためにも、スマート家電の導入は有効です。
可能な限り出窓に小物や写真は置かない
可能な限り出窓に小物や写真は置かないことも、出窓の防犯性を高めるコツの1つです。
前述したとおり、出窓は外から室内を確認しやすい窓でもあります。出窓に写真や置物などを置くと外から見えた際に、家族構成や住んでいる人の年齢がわかることもあるのです。
特に、住人が女性と子どものみの場合は、小物や写真を置かないことをおすすめします。なぜなら、女性と子どものみの家と分かれば、空き巣犯に狙われやすくなるからです。
出窓の防犯性を高めるためにも、小物や写真で家族構成や住人がわからないようにするのが欠かせません。
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まとめ
本記事では、出窓に効果的な防犯対策を7選紹介しました。出窓は、一般的な窓とは異なり外壁よりも張り出した構造をしているため、防犯対策は内側に行うことが一般的です。
外側の防犯対策を行うと、窓の開閉が困難になる可能性があり生活がしづらくなることもあるため注意しましょう。
出窓の防犯対策を実施するなら、ぜひリノベーションハイムにお問い合わせください。ご要望に応じた防犯対策を行い、安心して生活ができる環境を整えます。
本記事がお役に立てることを願っています。