リフォームで壁を作る費用はいくら?かかる期間と確認すべき6つのことまで

長い間同じ住宅に住んでいると、生活スタイルも大きく変化するものです。変化に合わせて、部屋に壁を作り部屋数を増やしたいと思われる方も多いでしょう。

主婦Aさん

子供の成長に合わせて子供部屋を2つに分けたい
共用の部屋を仕切って、書斎や趣味用の部屋にしたい
仕事や勉強に集中できるプライベート空間がほしい

部屋に壁を作れば、上記のような要望を叶えられます。その際、リフォームやDIYなど、いくつかある方法の中から、あなたにあった方法を選ぶことが重要です。

部屋に壁を作るには費用がかかるため、費用面も考慮して検討することをおすすめします。

そこで本記事では、壁を作るリフォーム費用を、かかる期間や事例を交えて紹介します。さらに、リフォーム以外に壁を作る方法や確認すべきことも解説しているので、壁を作る方法を検討する際にお役立てください。

この記事の要約
  • 部屋に壁を作るにはリフォームで壁を作る、仕切りを設置するなどの方法がある
  • 壁を作る方法は目的と予算で決めることが大切
  • 壁を作る際には耐震性や断熱性を確認することが重要
  • 壁を作るのにDIYはおすすめできない
井東祥郎 監修者

一級建築士 / 一級建築施工管理技士

井東祥郎

東京セキスイファミエス技術責任者
セキスイハイムの新築設計担当として27年間従事。現在は技術責任者として、お客様のリフォームの設計・施工に貢献している。

リフォームの概要やリノベーションとの違い、流れ、費用などについては以下の記事で網羅的に解説しています。事前に詳しく知りたい人は、以下の記事をチェックしてみてください。

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目次

壁を作るリフォームの費用相場

壁を作るリフォームの費用相場

リフォームで壁を作る場合、どれくらい費用がかかるのか気になる方もいるでしょう。そこで、ここでは壁を作るリフォームの費用を、工事の内容別に紹介します。

壁を作るリフォームの費用相場

壁だけを作る場合

壁だけを作る場合

部屋に壁だけを作るリフォーム費用は、15万円程度です。

具体的に壁だけを作るとは、10畳程度の部屋に壁を作り2部屋にすることを指します。壁を作る以外に電気や配線工事をする必要がないため、比較的費用がかかりません。

部屋に壁を作る方法は床や壁などを養生し、壁の骨組みを作ります。続いて、石膏ボードを取り付けて壁紙を貼れば完了です。

電気工事を伴う場合

電気工事を伴う場合

部屋に壁を作るのと同時に電気・配管の工事が必要な場合は、40万円程度かかります。部屋を2つに分けることで照明やエアコンなどが1部屋にしか設置できないなら、電気工事が欠かせません。

部屋に壁を作る際に電気工事が伴う場合は、壁の骨組みを作り終えた後に壁の中にコンセントやスイッチ用の配線を通す必要があります。

コンセントの位置や電源スイッチの場所はリフォーム業者と相談し、使いやすい高さと位置にするのが賢明です。

リフォームで壁を作る際にかかる期間

リフォームで壁を作る際にかかる期間

リフォームで壁を作るには、工事内容別に次のような期間がかかります。

リフォーム内容かかる期間
壁だけを作る場合2~4日程度
壁を作る際に電気工事を伴う場合3~5日程度

部屋に壁を作る工程と期間は、次のとおりです。

部屋に壁を作る工程と期間
  • 1~2日間:養生、壁の骨組み作り
  • (1日:電気配線を壁の骨組みに通す)
  • 3~4日間:施工ボード、壁紙の貼り付け

部屋に壁を作る場合、電気工事が必要でもかかる期間は1日程度しか変わらないことを覚えておきましょう。

リフォームで壁を作る事例

リフォームで壁を作る事例

実際のリフォーム事例を確認すると、部屋に壁を作るイメージが湧くでしょう。そこで、ここではリフォームで壁を作る事例を、2つ紹介します。

【東京都/築17年/1,293万円】

壁際にあったキッチンを前に出して、子ども部屋を確保した事例です。

LDKと子ども部屋の間に壁を作ると室内が暗く感じるため、壁の上部に室内窓を設置しています。LDKからも採光ができ、子ども部屋の明るさを保てました。

また、子ども部屋は既存床である大理石をフローリングに張り替えています。子ども部屋をフローリングにしたことで、独立した部屋といった印象を与えるのです。

【千葉県/築25年/1,550万円】

子どもの独立で生活スタイルが変化したため、壁を作りWIC(ウォークインクローゼット)を作った事例です。

以前はLDKと廊下の間に壁があったものの、間仕切り壁をなくして開放感を得ています。加えて、収納力を上げる目的で壁を設置し部屋数を減らすことなく、WICを作りました。

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リフォーム以外で壁を作る方法

リフォーム以外で壁を作る方法

リフォームをしなくても、部屋に壁を作ることは可能です。そこで、ここではリフォーム以外に壁を作る方法を、4つ紹介します。

スライドウォールの設置

スライドウォールの設置
出典:小松ウォール

スライドウォールの設置は、リフォーム以外に壁を作る方法の1つです。スライドウォールとは、天井のレールから吊り下げられた移動式のパネルのことを指します。

スライドウォールなら、必要に応じて部屋を仕切れるといった特徴があります。使わない時は、スライドウォールをコンパクトに収納でき、邪魔になりません。

とはいえ、パネル間はすき間が生じて、音漏れが生じます。パネルは天井で固定されているため安全面は確保できるものの、防音性は低いことを覚えておきましょう。

格子・パネルの設置

格子・パネルの設置
出典:ADDIS MUSE

リフォーム以外に壁を作るには、格子やパネルの設置もあります。格子やパネルとは、木材・金属などの材料で格子状の模様やパネル状にした建材のことです。

格子・パネルは、主に目隠しや空間を仕切る用途で利用されます。完全な個室を作ることには向かないものの、手軽にプライバシーを確保できる方法です。

格子やパネルにはさまざまな柄や色があり、デザイン選びも楽しいでしょう。家族を感じながら緩く空間を仕切るには格子やパネルがおすすめです。

突っ張りパーテーションの設置

突っ張りパーテーションの設置
出典:ニトリ

突っ張りパーテーションの設置も、リフォーム以外に壁を作る方法の1つです。突っ張りパーテーションとは、天井と床の間に突っ張りを垂直に立てて空間を仕切ることを指します。

天井や床への穴あけが不要であるうえに必要な場所に移動が可能なため、使い勝手が良いパーテーションです。突っ張りパーテーションは、突っ張りの間に板の壁を設けるだけでなく、格子や網にすることで簡単な収納にもできます。

ただし、突っ張りパーテーションは手作業で天井と床を仕切るため、水平なのかや緩んでないかの定期的な確認は欠かせません。

間仕切り家具の設置

間仕切り家具の設置
出典:ニトリネット

リフォーム以外に壁を作るには、間仕切り家具の設置もあります。間仕切り家具とは、収納棚や本棚などを設置して、空間を仕切る家具のことです。

間仕切り家具は自分で組み立てられて、撤去も簡単にできます。部屋の大きさに合わせて専用の間仕切り家具が売られており、レイアウトや使用方法を自由に選ぶことが可能です。

具体的には、収納タイプなら棚を付けられるうえに、好きな高さや幅を選べます。収納ではなくパネルをはめて、仕切るタイプもあるため用途にあわせて選びましょう。

間仕切り家具は簡易的に壁を作れるものの、天井や壁にすき間が生じやすく光や音が漏れやすい点に注意が必要です。

リフォームで壁を作る時に確認すべき6つのこと

リフォームで壁を作る時に確認すべき6つのこと

部屋に壁を作る場合は、知らないと失敗や後悔につながることもあります。そこで、ここからはリフォームで壁を作る時に確認すべきことを、6つにまとめて紹介します。

防音性・安全性があるか

リフォームで壁を作る場合には、新たに設置する壁に防音、安全性があるか確認しましょう。部屋に壁を作るなら、頑丈であり完全なプライベート空間を作ることを望む場合がほとんどです。

せっかくリフォームで壁を作り、部屋を分けても隣の部屋から物音が聞こえては意味がありません。加えて、安全面を考慮すると防火性や耐久性を含めて頑丈な壁を作ることも大切です。

不安点がある場合には、リフォーム業者と相談し、確認しておくといいでしょう。

配線やドアは必要か

部屋を分けることを前提にしていない場合など、壁を作る工事の際に他の工事が必要なこともあります。部屋に壁を作るのみでは、使い勝手が悪いこともあるため、次の項目を検討することが大切です。

配線やドアで検討すべき項目
  • 照明やエアコンはどこが良いか
  • どこにコンセントがあれば便利か
  • どこにドアがあれば移動が楽か

部屋の使い勝手を考え、必要なら追加工事を依頼するのが賢明です。リフォーム後の生活が快適になるようコンセントやドアの位置をよく検討しましょう。

管理規約を確認する

マンションで壁を作るリフォームをする場合、管理規約を確認する必要があります。なぜなら、マンションのリフォームには制限や禁止事項が定められているからです。

マンションのリフォームでは、専用部のリフォームのみ認められています。ただし、マンションの構造上、取り除けない壁もあるため、事前確認が欠かせません。

マンションの管理規約は、入居の際に渡されています。内容を確認し、実施したいリフォームが可能なのかを確認しましょう。

コンセントの配置を確かめる

コンセントの配置を確かめることは、壁を作るリフォームをする際の確認事項の1つです。大部屋に壁を作り各部屋にする場合、コンセントが不足することがあります。

もともと大部屋は1つの空間での使用を前提に作られており、一般的にコンセントは2か所しかありません。コンセントの位置を意識して大部屋に壁を作ろうとしても、各部屋に1つのコンセントしか確保できないこともあるのです。

テレビやデジタル製品の充電などに使うと、コンセントが足りない可能性もあります。そのため、コンセントの配置を確認し、壁を作るリフォームと同時に必要なら電気工事を依頼するのが賢明です。

採光は十分なのかを確認する

壁を作るリフォームでは、採光が十分なのかを確認することも大切です。採光が不十分な場合、部屋が暗いと感じるだけでなく湿気がこもり、カビが発生しやすくなります。

室内にカビが発生すると、アレルギー症状や呼吸器系の疾患を引き起こしやすくなるのです。具体的には、咳や鼻水に加えて皮膚炎が現れることがあります。

壁を作り部屋にする際は、窓の位置や大きさを意識しましょう。安定的な採光が期待できれば、室内での健康被害を最小限に抑えられます。

生活・家事動線は問題ないかを検討する

生活・家事動線は問題ないかを検討することも、壁を作るリフォームをする際の確認事項です。壁を作ることで、生活や家事動線が悪くなることもあります。

生活や家事は毎日のことであり不便を感じると、支度に時間がかかることや家事のやる気低下につながりかねません。支度や家事に時間がかかると、自分の時間が減りストレスを抱えやすくなります。

壁を作るリフォームをするなら、スムーズな移動ができる動線にすることがベストです。

DIYで壁を作ることはできる?

DIYで壁を作ることはできる?

DIYで部屋に壁を作ることは可能です。DIYで壁を作る際に必要な道具や材料はホームセンターなどで揃えることができ、リフォームよりも費用が安く抑えられます。

すでにDIY道具を持っている方は材料を買うだけで良く、材料費のみで壁を作れます。また、自由度が高いのもDIYの特徴です。DIYに慣れている人なら、あなた好みのおしゃれな仕上がりにできるでしょう。

デザインから工事までの全てを自分でできたときの達成感は、DIYならではです。ただし、耐久性はプロのリフォームより劣るというデメリットもあります。また、ひとりで壁を作る場合は、まとまった時間が必要です。

特にDIY経験があまりない方は、想定よりも時間がかかるうえに満足いく出来上がりになる保証もありません。そのため、自分で部屋に壁を作ることはおすすめできないのです。

加えて、DIYの経験の有無に関わらず、DIYで壁を作ると安全面や快適性を損なう可能性があることを覚えておきましょう。

リフォームで壁を作るならリノベーションハイムにおまかせを!

リノベーションハイムの施工事例

リフォームで部屋に壁を作るなら、リノベーションハイムにおまかせください。部屋に壁を作る際、お子様の成長に合わせて子供部屋を分けたい、家族それぞれのプライベート空間がほしいなど、様々な目的があるでしょう。

リノベーションハイムなら、お客様のお悩みや理想に合わせて、最適なリフォーム案をご提案させていただきます。お客様のご要望をしっかりお伝えいただければ、よりイメージ通りのリフォームになります。

無料の相談を実施しているので、ぜひお問い合わせください。

まとめ

部屋に壁を作る方法にはそれぞれ特徴があり、あなたの予算や目的に合わせて方法を選ぶことが重要です。

予算に余裕がある方や、長期的に壁が必要な方はリフォームがおすすめです。一方、将来壁を元に戻す予定がある方や費用をあまりかけたくない方は、家具・間仕切りで代用することをおすすめします。

また、壁を作るリフォームの費用や確認事項も解説しました。リフォームで壁を作る場合、他の工事が必要かで費用が変わります。また、いくつか確認しておくことでより満足の行くリフォームになるので、ぜひこの記事を参考にして、ご検討ください。

部屋に壁を作って、ご自宅をより快適な生活空間にしましょう。

本記事の解説内容に関する補足事項

本記事は、1都3県(東京・神奈川・千葉・埼玉)で住まいのリフォームを行う「リノベーションハイム」を運営する東京セキスイファミエス株式会社が制作しています。

当メディア「リノベーションハイム」を運営する東京セキスイファミエス株式会社は「全国コンテスト」の受賞歴が多数あり「TVチャンピオン」などのメディアにも出演しています。

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