スケルトンリフォームの費用相場は?マンションと戸建てに分けて紹介

お客様

スケルトンリフォームっていくらかかるの?
スケルトンリフォームの費用を抑えるコツとかってある?

間取り変更や設備の一新など、新築同様の住まいにできるスケルトンリフォーム。今の住まいを新築のように蘇らせられると聞くと興味を惹かれるものの、気になるのは費用面でしょう。

結論、スケルトンリフォームには1,000万円以上の費用がかかります。建物の種別や設備、建材などによって費用が変わるため、実際の事例を参考にどれくらいの費用がかかるかを見積もることが大切です。

そこで、今回はスケルトンリフォームの費用相場を建物別に解説します。あわせて、マンションと戸建てのスケルトンリフォームの事例も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

この記事の要約
  • マンションのスケルトンリフォームでは、1,000〜1,700万円程度が費用の目安
  • 戸建てのスケルトンリフォームでは、1,500~3,500万円程度が費用の目安
  • スケルトンリフォームの費用を抑えるには、既製品を使ったり設備のグレードを見直すことが効果的

※なお、本記事では環境省の「みらいエコ住宅2026」や国土交通省の「住宅のリフォームに係る税の特例措置」などの情報を参考に記事を制作しています。

バナー画像
目次

マンションのスケルトンリフォームの費用相場

リノベーションハイムの施工事例:マンションのリビングリフォーム

マンションのスケルトンリフォームでは、1,000〜1,700万円程度が費用の目安となります。

項目詳細
マンションのスケルトンリフォームの費用相場1,000~1,700万円程度
マンションのスケルトンリフォーム坪単価15~50万円

費用は選ぶ設備機器のグレード、配管や断熱改修の範囲、内装材の仕様、造作家具の有無などによって大きく変動します。また、仮住まい費用や諸経費も別途必要になる点に注意が必要です。

予算内で理想を叶えるには、リフォームの優先順位を明確にした上で工事範囲と価格のバランスを比較検討することが大切です。まずは要望を整理し、自分にとって妥協できないポイントと優先順位を明確にすることから始めましょう。

マンションのスケルトンリフォームの施工事例

マンションのスケルトンリフォームの施工事例

マンションのスケルトンリフォームで仕上がりのイメージと費用を確認するには、施工事例をチェックするのが賢明です。そこで、ここではマンションのスケルトンリフォームの施工事例を、3つ紹介します。

【東京都/築20年/1,200万円】

20年住んだマンションで間取りや動線に不便を感じてスケルトンリフォームをした事例です。

間取りのプランニングを行い、デッドスペースになっていた和室を無くして大きなLDKにしています。LDKと寝室との間には引き戸を設置しつつも一体感のある空間にしました。

また、収納とクローゼットを一元化したことにより、生活動線も良くなっています。

【東京都/築23年/1,285万円】

暮らしにあう間取りに変更し、断熱性能もアップさせたスケルトンリフォーム事例です。

共働き家庭が効率よく家事ができる間取りにしています。キッチンの後ろに洗面室を設置しつつ、タオル類や着替えを収納できるリネン庫があります。

加えて、室内干し用のポールも設置して、雨の日でも干す場所に困らないことが特徴です。キッチン横には勝手口があり、パントリーのように食品の収納も可能であり、まとめ買いにも対応しています。

【千葉県/築18年/1,280万円】

配管を更新し、断熱材の充填や内窓の設置で基本性能を向上させたスケルトンリフォーム事例です。

間取りはほとんど変更しておらず、配線や配管といった見えないインフラの整備と断熱性向上を目的にスケルトンリフォームをしています。

住宅の基本性能向上以外では、対面キッチンの導入やリビングからフラットでつながる和室にして快適性や安全性を意識してリフォームしました。

バナー画像

戸建てのスケルトンリフォームの費用相場

リノベーションハイムの施工事例:リビングのリフォーム事例

戸建てのスケルトンリフォームの費用相場は、次のとおりです。

項目詳細
戸建てのスケルトンリフォームの費用相場1,500~3,500万円程度
戸建てのスケルトンリフォーム坪単価50~70万円

戸建てのスケルトンリフォームでは、外壁や玄関周りなどマンションでは行わないリフォームも実施します。そのため、マンションと比べて費用が高額になりがちです。

リフォーム業者に予算を伝えて、予算内で実施できるスケルトンリフォームのプランを提案してもらいましょう。

ただし、柱や梁といった構造部の劣化が著しく補強が困難な場合にはスケルトンリフォームができない可能性もあります。必ずしもスケルトンリフォームができるわけではないことを覚えておきましょう。

戸建てのスケルトンリフォームの施工事例

戸建てのスケルトンリフォームの施工事例

マンションと同様に、スケルトンリフォームの仕上がりと費用をイメージづけるには、施工事例の確認が欠かせません。そこで、ここからは戸建てのスケルトンリフォームの施工事例を、2つ紹介します。

戸建てのスケルトンリフォームの施工事例

【東京都/築23年/2,824万円】

二世帯住宅の1階が空室になり、スケルトンリフォームで間取り変更をした事例です。

もともと二世帯住宅の1階が親世代で2階を二世帯が利用していました。1階が空室になり、子世帯が1階を生活場所へ変えるためにリフォームを実施しています。

居住者の身体状況を考慮してバリアフリー構造にしました。また、1階の日当たりの良さを最大限に有効活用し、リビングと庭の高さを合わせてウッドデッキを設置しています。

空間的な広がりもあり、開放的な空間になりました。

【東京都/築36年/6,374万円】

二世帯住宅へスケルトンリフォームした事例です。1階を親世代に2階を子世代のスペースにしています。スケルトンリフォームにより、各世代が生活しやすいように間取り変更をしました。

加えて、室内の寒さが厳しいため、床・壁・天井に断熱材を充填して断熱等級5相当の性能にしています。

バナー画像

スケルトンリフォームの費用を抑えるコツは?

スケルトンリフォームの費用を抑えるコツは?

スケルトンリフォームの費用は高額になりがちであり、新築と同じくらいの金額になることもあります。

せっかく高額な費用をかけるなら、後悔せずにスケルトンリフォームを実施したいでしょう。ここではスケルトンリフォームの費用を抑えるコツを、5つにまとめて紹介します。

費用を抑えるコツ①:既製品を使う

スケルトンリフォームの費用を抑えるなら、既製品を使うのが賢明です。キッチンやトイレといった設備を全て一新するのではなく、問題なく使える設備は既製品を再度設置すれば購入費用を抑えられます。

住宅設備を一新すると、400〜600万円程度かかるからです。スケルトン状態にする際、一度全ての設備を取り出すものの、設備導入の時に既存の設備を再度設置してもらえます。

設備の一新で室内のイメージは大きく変わるものの、使える設備を再度利用するとリフォーム費用を抑えられるのです。

費用を抑えるコツ②:住宅設備のグレードを見直す

住宅設備のグレードを見直すことでも費用を抑えることが可能です。住宅設備の費用はグレードにより、大きく異なります。

たとえば、最新機種や高性能な住宅設備は高額であり、スケルトンリフォームのトータル費用も上がるのです。最新や高性能の住宅設備が必要でない場合には、グレードを落として低価格で基本的な機能・性能を備えた設備を選択しましょう。

不必要な住宅設備を導入せず、グレードを見つめ直すのも一つの費用を抑えるコツと捉えておくとよいでしょう。

費用を抑えるコツ③:補助金・助成金・減税制度を使う

補助金のイメージ

スケルトンリフォームでは、補助金・助成金・減税制度を活用すると費用をおさえて実施できます。スケルトンリフォームで利用できる補助金には、次のようなものがあります。

スケルトンリフォームの補助金・助成金・減税制度

上記の補助金では、断熱性能や省エネ性能などが向上するリフォームを実施した際に利用が可能です。加えて、自治体が実施する助成金と国が実施する補助金は併用ができる可能性があるため、最大限活用しましょう。

また、スケルトンリフォームでバリアフリー化や断熱性能、耐震性能などの住宅性能を向上させると、所得税と固定資産税の減税を受けられます。

項目詳細
減税制度最大減税額
所得税75万円
固定資産税前年の3分の2を減額(最長2年)

減税制度は工事内容により減税額が異なるため、住宅のリフォームに係る税の特別措置を参考にしましょう。

費用を抑えるコツ④:要望の優先順位を決める

要望に優先順位をつけることも、スケルトンリフォームの費用を抑えるコツの1つです。リフォーム箇所に優先順位をつければ予算内におさまりやすいうえに、コストパフォーマンスを最大化できます。

スケルトンリフォームでは、限られた予算内で安全面や機能面の高い家を作るのがベストです。そのため、リフォーム内容に優先順位をつけて、上位のものからリフォームプランに組み込むと適切なリフォームを行えます。

予算オーバーを防ぎ、生活の質を上げるには要望に優先順位をつけることが欠かせません。

費用を抑えるコツ⑤:適切なローンを選ぶ

費用を抑えるコツは、適切なローンを選ぶことで費用を抑えられる点です。ローンの借入先や金利、返済期間などにより毎月の返済額や費用は異なります。

加えて、ローンには固定型と変動型もあります。一般的に、変動型の金利は低いものの、物価上昇や政策金利の調整により影響を受けやすいのです。

35年といった長期ローンを組む場合には、景気や金融の動きなどを想定して決めましょう。スケルトンリフォームでは適切なローンを選ぶことで、費用を抑えやすくなります。

スケルトンリフォームならリノベーションハイムにお任せください

リノベーションハイムの施工事例

スケルトンリフォームの費用を抑えるなら、リノベーションハイムにご相談ください。弊社では、プロの目線をもって、お客様にとって本当に必要なものをプランニングいたします。

リフォーム後のイメージが伝わりやすいように詳細なプランをご提案します。そのため、費用を考慮しつつ最適な方法でのスケルトンリフォームのご提案が可能です。

豊富なリフォーム実績と知見からサービス提供を実施するため、まずはお問い合わせください。

失敗しないために!スケルトンリフォームの注意点

失敗しないために!スケルトンリフォームの注意点

スケルトンリフォームでは意外と知られていない注意点もあります。そこで、ここではスケルトンリフォームで失敗しないための注意点を、2つにまとめて紹介します。

確認申請が必要になる場合には別途申請費用がかかる

スケルトンリフォームで確認申請が必要になる場合には、別途申請費用がかかる点に注意が必要です。スケルトンリフォームの確認申請では、20〜40万円程度の申請費用がかかることもあります。

スケルトンリフォームで確認申請が必要なのは、壁や床、階段などの主要構造を50%超えて工事する場合です。そのため、住宅全体をスケルトンリフォームする場合には、確認申請が必要になります。

2025年に建築基準法が改正されてから、スケルトンリフォームで確認申請が必要になるケースが増えていることを覚えておきましょう。

スケルトンリフォームができない建物もある

スケルトンリフォームは、次のようなケースの場合に実施が困難です。

スケルトンリフォームができない建物
  • 柱や梁といった構造部の劣化が著しい場合
  • 再建築不可物件をリフォームする場合
  • マンションの管理規約で制約がある場合

構造部の劣化が著しい場合には、建て替えがいいでしょう。スケルトンリフォームでは、柱や梁といった構造部を残すため、劣化が著しい状態のままリフォームを行うと耐震性が低下します。

また、再建築不可物件やマンションの管理規約で制約がある場合には、部分的なリフォームがおすすめです。再建築不可物件とは接道義務を満たしておらず、新しい建物を立てられない土地のことを指します。

再建築不可物件で主要構造を50%超えるリフォームをする際には確認申請が必要です。ただし、基準を満たしておらず、原則申請が通らないため再建築不可物件でのスケルトンリフォームはできません。

マンションでスケルトンリフォームが可能なのかは管理規約に記載があります。実施前に管理規約の確認が欠かせません。

スケルトンリフォームのメリット・デメリット

スケルトンリフォームのメリット・デメリット

スケルトンリフォームを検討するなら、メリットとデメリットを把握して判断することが大切です。そこで、ここではスケルトンリフォームのメリットとデメリットを紹介します。

スケルトンリフォームのメリット・デメリット

スケルトンリフォームのメリット

スケルトンリフォームのメリット

スケルトンリフォームには、次のようなメリットがあります。

スケルトンリフォームのメリット
  • 間取りや設備を一新できる
  • 新築同様の住宅性能にできる
  • 建て替えよりも費用をおさえられる

スケルトンリフォームは構造部を残して解体するものの、外観の維持は可能です。思い出の詰まった住宅を取り壊したくない場合には有効な方法でしょう。

内装は設備を含めて一新が可能であり、建て替えせずに新築同様の住宅にできます。加えて、解体費用や設備の再利用により建て替えよりも費用を抑えられる点もメリットです。

スケルトンリフォームのデメリット

スケルトンリフォームのデメリット

一方で、スケルトンリフォームのデメリットは次のとおりです。

スケルトンリフォームのデメリット
  • 3~6か月と工期が長い
  • 追加工事になることもある
  • 仮住まいが必要になることもある

スケルトンリフォームでは、スケルトン状態にして構造部を目視しないと劣化具合がわからない側面があります。

柱や梁といった構造部のみを残して解体した際に、耐震補強が必要なこともあり、安全性を考慮すると追加工事が欠かせません。

追加工事になれば、工期が延びて費用がかさみます。加えて、スケルトンリフォームでフルリフォームをするなら仮住まいが必要です。

仮住まいになると、引っ越しの手間もあり、大がかりであることを覚えておきましょう。

バナー画像

スケルトンリフォームにまつわるよくある質問

スケルトンリフォームにまつわるよくある質問

ここからは、スケルトンリフォームにまつわるよくある質問にお答えします。

スケルトンリフォームで後悔しやすいポイントは?

スケルトンリフォームでは、次のような後悔が起こりがちです。

スケルトンリフォームで後悔しやすいポイント
  • イメージ通りに仕上がらなかった
  • 追加工事があり費用が高くなった
  • 仮住まい費用が高かった
  • 工期が遅れた

スケルトンリフォームは建て替えよりも費用を抑えて、新築同様の住宅性能をもつ住宅に作り上げられます。

ただし、建物の劣化具合は工事が進まないとわからないうえに、打ち合わせが詳細にされず仕上がりのイメージが異なることも起こります。

スケルトンリフォームでは予算や工期に余裕を持ち、リフォーム会社と詳細な打ち合わせをすると後悔を避けやすくなります。

スケルトンリフォームの工期はどのくらい?

スケルトンリフォームの工期は、3〜6か月程度かかります。建物別ではマンションで3〜5カ月程度、戸建てなら3〜6か月です。

スケルトンリフォームは構造部まで解体したのちにリフォームを行うため、工期が長くなります。ただし、リフォーム内容により工期は多少異なります。

詳細な工期は、リフォーム会社に確認しましょう。

住みながらスケルトンリフォームはできる?

結論、住みながらのスケルトンリフォームは不可能です。スケルトンリフォームは、構造体以外をすべて解体し作り直すため、工事期間中は住宅全体が生活に適さない状態になります。

激しい騒音や粉塵の飛散に加え、電気・ガス・水道といったライフラインも一時的に遮断されるため、住み続けることはできません。

たとえ、一部の壁などを剥がす「部分的なリノベーション」であっても、生活の維持は非常に困難です。健康や安全、精神的な負担を考慮すると、一時的な仮住まいへの転居は避けて通れない工程と捉えておくべきでしょう。

まとめ

本記事では、マンションと戸建て別にスケルトンリフォームの費用を解説しました。

スケルトンリフォームは構造部のみを残して解体を行ったのちに、リフォームを実施します。そのため、費用としては1,000万円以上かかると思っておきましょう。

少しでもスケルトンリフォーム費用を抑えたい場合は、本記事の内容を参考にしてください。あなたのリフォームが満足いく結果になることを願っております。

本記事の解説内容に関する補足事項

本記事は、1都3県(東京・神奈川・千葉・埼玉)で住まいのリフォームを行う「リノベーションハイム」を運営する東京セキスイファミエス株式会社が制作しています。

当メディア「リノベーションハイム」を運営する東京セキスイファミエス株式会社は「全国コンテスト」の受賞歴が多数あり「TVチャンピオン」などのメディアにも出演しています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次