子どもが成長し夫婦の時間を楽しめそうなタイミングでしょうか。長年住んできた住宅も疲弊し、故障や快適性が失われてきたタイミングでリフォームを検討されている方も多いでしょう。
リフォームの中で一番新築以上に住みやすい快適できれいな住宅にできる『スケルトンリフォーム』ですが、予算3,000万円だと新たに新築の建設もできるためどちらのほうが良いのか迷ってしまいます。
そこで今回は、予算3,000万円でスケルトンリフォームか新築を建てるか、メリット・デメリットを踏まえて紹介します。また、約3,000万円のスケルトンリフォーム施工事例も紹介します。
第2の人生に向けて、新築かスケルトンリフォームか検討する為の参考にしてください。
スケルトンリフォームの事例を予算問わずして確認したい人は、以下の記事で事例を紹介しています。以下の記事もチェックしてみてください。
3,000万円前後のスケルトンリフォーム施工事例
まずは、実際に予算3,000万円程度の方がスケルトンリフォームされた施工事例を紹介します。紹介する費用は以下の2つです。
どちらも詳しく解説していきます。施工事例を見るとあなたが住んでいる住宅のリフォームイメージも湧いてくるでしょう。さっそく見ていきましょう。
3,000万円で二世帯住宅にスケルトンリフォーム
こちらの住宅は両親との同居を機に、築25年の実家を新築に建て替えるかリフォームかを検討していました。リフォーム会社に相談して提案されたアイデアは、既存の構造を活かしつつ、住宅性能を向上させるというもの。
建物の頑丈な構造はそのままに、間取りを自由に変更できるスケルトン状態から計画がスタート。同時に断熱性能の向上も考慮されました。
結果的に、キッチンを中心にしたリビングが完成し、2世帯の家族が自然に集まる場所となりました。2世帯で異なる生活時間帯でも、家族全員が快適に暮らせる環境を考慮し設計されています。
家族の現在と将来を見越して全体的なプランニングが行われた結果、住宅性能も大幅に改善されています。
こちらの施工事例のように依頼者の要望に合わせたプランニングから設計がスタートし、スケルトンリフォームが行われました。3ヶ月という短い期間で新しい間取りと改善された住空間により、家族全員が快適に過ごせる住まいが実現しています。
Before-After
間取りのBefore-After
外観のBefore-After
リビングのBefore-After
バスルームのBefore-After
バルコニーのBefore-After
3000万円以上で理想郷へのスケルトンリフォーム
こちらの住宅は1階を両親世帯、2階を子ども世帯と分けてスケルトンリフォームした二世帯住宅です。
1階の両親世帯では、以前はプライバシーのないリビングや寝室で孫が遊んでいました。改装の際に、寝室の先に小上がりの和室とご主人様の書斎を作り、個々の時間を過ごせるように設計。
和室からは景色を考慮した樹木配置やテラスデザインが楽しめます。また、音楽好きな両親のために防音ホームシアターを設置し、癒しの時間を楽しんでいます。
2階は子ども世帯を中心に考えられた間取りで、共働きのご夫婦には効率的な家事動線も配慮されています。回遊できる水回り動線は家事の効率を格段にあげています。
以前は日当たりが良く、夏は暑く冬は寒いという問題がありました。そこで屋根裏換気システムと吹き付け断熱を導入し、真夏の暑さを解消しています。
広さは変わらずに収納スペースが増したため、家が広く感じられる設計になっています。3,000万円以上の金額をかけたスケルトンリフォームは、まさに理想の住宅になっているでしょう。
Before-After
間取りのBefore-After
ここからはBeforeがないため、スケルトンリフォーム後の写真を紹介します。
外観と庭
1階リビングとキッチン
玄関スペース
2階リビングとキッチン
ライトアップされた外観
スケルトンリフォームか新築かどっちがいいの?
ここからは、予算3,000万円の場合にスケルトンリフォームか新築どちらがおすすめなのか紹介していきます。
あなたが、どんな住宅にしたいのかで大きく異なります。想い出や空気感を少しでも残しておきたい方はスケルトンリフォームがおすすめです。
以下で、それぞれのメリット・デメリットを紹介します。あなたが求める理想の住宅にするためにはどちらがいいでしょうか。参考にしてください。
スケルトンリフォームのメリット・デメリット
まずはスケルトンリフォームのメリット・デメリットです。
- 新築よりも費用を抑えられる
- 配管や断熱材なども交換できる
- デザインを統一できる
- 家全体の耐震強化もできる
- 間取りの変更ができる
- 工期が短く済む
- マンションの場合できない可能性もある
- リセールバリューが低下する可能性がある
上記の表のようにスケルトンリフォームは工期が短く新築同様にできる上、新築に建て替えるよりも費用を抑えられます。そのため、浮いた費用を設備や住宅環境に当てられます。
また、デメリットのリセールバリューに関しては、世の中に需要のある間取りにしておくことで価値を高くできます。
新築のメリット・デメリット
次に、新築のメリット・デメリットです。
- 最新設備を備えられる
- 自由な設計が可能
- 制限なくデザインができる
- 工期が長く借りの住まいが必要
- 理想を追求すると価格が高い
- 土地探しが大変
新築の一番のメリットは一から建てるため、制限なく間取りやデザイン設計が可能な点です。スケルトンリフォームでもある程度の間取り変更は可能ですが、構造上不可能な場合もあります。しかし、新築で建てる際は基礎から建てられるため制限がありません。
デメリットとしては、工期が長く打ち合わせから考えると1年ほどはかかってしまうでしょう。
上記それぞれのメリット・デメリットを踏まえた上で、あなたの理想を叶えられる方を選択しましょう。
また、迷われている場合は、一度リフォーム会社へ相談してみましょう。リフォーム会社に相談することで、どちらが良いか判断できます。
リフォームの事ならリノベーションハイムへお任せ!
リフォームや住宅に関することはリノベーションハイムへ相談しましょう。リノベーションハイムは、セキスイハイムの注文住宅情報とリノベーションハイムのリフォーム情報の両方を持ち合わせている会社になります。
そのため、今あなたが悩まれているスケルトンリフォームか新築かの2択に対して明確なアドバイスができます。長年の実績と経験から高い技術力で施工できるため、安心して依頼できます。
また、住宅カルテを発行しており、メンテナンスやリフォームをした際の詳細なデータをいつでも見られるため、次のメンテナンス時期や点検時期を把握できます。
リノベーションハイムはオンラインでの相談もできます。そのため、一度相談してみましょう。
まとめ
ここまで、予算3,000万円でスケルトンリフォームか新築かについて解説してきました。予算3,000万円の場合、スケルトンリフォームは理想をほとんど叶えられるでしょう。
また、工期も短く住宅性能も向上させられます。スケルトンリフォームか新築か迷われている方は、一度リフォーム会社へ相談して、専門家の意見を聞いてみましょう。
本記事が、少しでもあなたの助力になれば幸いです。