主婦Aさんマンションに住みながらリフォームはできるの?
できるかぎり仮住まいなしでリフォームしたい…
マンションで長年暮らしていると、内装や設備の劣化が気になり、リフォームを検討している方もいるでしょう。ただし、一般的にはリフォームとなると「仮住まい」の必要が出てきます。
仮住まいをすると引っ越しの手間や費用がかかるため、可能な限り住みながら実施したいと感じる方も多いはずです。
そこで、本記事では住みながらマンションのリフォームができるのかを、かかる費用や注意点を交えて紹介します。あわせて、住みながらマンションのリフォームをするメリットやデメリット、成功するコツも解説するので、ぜひ参考にしてください。
- 住みながらでも室内で居住エリアと施工エリアを分ければリフォームを実施できる
- 住みながらリフォームをするメリットは、仮住まいの手間を省けたり、費用を抑えられる点があること
- デメリットは、騒音・振動が発生することやゴミ・ホコリが舞いやすいこと
- 住みながらのマンションリフォームを成功させるには信頼できる業者を選ぶことが大切
そもそも住みながらマンションのリフォームはできるの?


リフォーム内容によるものの、住みながらマンションをリフォームすることは可能です。住みながらでも室内で居住エリアとリフォームエリアを分ければ、実施できます。
具体的には、住みながら水回りの設備交換や内装の張り替えといった部分的なリフォームが可能です。加えて、大がかりな間取り変更を伴わないフルリフォームであれば、実施できることもあります。
ただし、間取り変更を伴う大規模なリフォームやスケルトンリフォームなどは実施が困難です。
住みながら実施可能なマンションのリフォーム内容


具体的に住みながらどのようなリフォームができるのか知りたい方もいるでしょう。そこで、ここでは住みながら実施可能なマンションのリフォーム内容を、7つ紹介します。
床の張り替え


マンションに住みながらでも、床の張り替えができます。廊下や各部屋の床を張り替える場合、各床材には次のような特徴があるため、確認して選ぶのが賢明です。
| 床材の種類 | 特徴 |
|---|---|
| フローリング(複層・単層) | ・耐久性が高い ・凹み、そりが起こりやすい |
| クッションフロア | ・転倒してもケガをしづらい ・家具などを置くと跡が残る |
| フロアタイル | ・キズがつきづらい ・クッション性が低い |
床の張り替えでは、選択する床材の種類により費用が異なるものの、6畳で4〜20万円程度です。工期は実施する範囲次第ではあるものの、1週間程度と覚えておきましょう。
壁紙の張り替え


壁紙の張り替えも、マンションに住みながら実施できます。壁紙の張り替えは、リフォーム業者が持参するカタログの中から好きなものを選らんで実施するのが一般的です。
選ぶ壁紙により費用は異なるものの、6畳で5〜8万円程度かかります。ただし、既存の壁紙を剥がした際に凸凹やキズ、段差などがある場合には下地処理が必要です。
下地処理が広範囲に必要であれば、追加工事になり費用がかさむ可能性があります。壁紙の張り替えは実施範囲によるものの、3日から1週間程度の工期と覚えておきましょう。
お風呂の交換


マンションに住みながら実施可能なリフォームに、お風呂の交換があります。
近年、お風呂の交換はユニットバスが一般的です。ユニットバスとは、お風呂のサイズに合わせたパーツを室内で組み立てて作る浴槽のことを指します。
ユニットバスは、床・壁・天井・浴室が一体化しており、気密性や防水性が高いためおすすめです。
お風呂の交換は浴槽の大きさやグレードにより費用が異なるものの、70〜200万円程度かかります。加えて、シロアリ被害がある場合や断熱リフォームも同時に行う際は、追加工事になり費用がかさむ点に注意が必要です。
工期は浴槽下の状態によるものの、3日~1週間程度と覚えておきましょう。
トイレの交換


トイレの交換も、マンションに住みながら実施が可能なリフォームです。トイレの交換では、次のような種類があります。
| トイレ交換の種類 | 工期 |
|---|---|
| 便器交換のみ | 半日~1日程度 |
| 便器交換と同時に内装工事 | 2~3日程度 |
| 和式から洋式へ交換 | 2~5日程度 |
便器交換と同時に実施できる内装工事は、壁紙や床の張り替えです。壁紙や床材の種類は自由に選べるため、リフォーム業者と相談しましょう。
また、温水便座やリモコンを設置する場合には、追加で電気工事や給排管の工事が必要な場合もあります。追加工事が必要になると、工期が延びるうえに費用がかさみます。
トイレ交換にかかる費用はトイレのグレードにより異なるものの、20〜100万円程度かかることを覚えておきましょう。
キッチンの交換


マンションに住みながら、キッチンの交換が可能です。キッチンの交換には2種類あり、次のような費用がかかります。
| キッチン交換の種類 | 費用相場 |
|---|---|
| システムキッチンの交換 | 100~200万円程度 |
| シンクやコンロといった部分的なキッチンの交換 | 20~70万円程度 |
システムキッチンとは、コンロ・シンク・作業台・収納などのキッチンの設備が一体化されているキッチンを指します。各パーツを連結するため組み合わせが自由であり、食洗器や浄水器の設置も可能です。
工期は、システムキッチンの交換で3日〜1週間程度、部分的な交換では1〜3日程度かかります。
和室を洋室へ変更


マンションに住みながら、和室を洋室へ変更するリフォームができます。和室を洋室へ変更するには、次のようなリフォームを行います。
- 畳をフローリングにする
- 天井・壁を変更する
- 押入れをクローゼットにする
上記で、どのリフォームを実施するのかは自分で決められます。
和室から洋室へ変更するにはリフォーム内容によるものの、6畳で50〜200万円程度です。工期は、1週間〜1ヶ月程度と覚えておきましょう。
間仕切り壁の撤去・追加


間仕切り壁の撤去や追加も、マンションに住みながら実施できるリフォームです。間仕切り壁の撤去や追加により、快適で住みやすい間取りを作れます。
たとえば、間仕切り壁を撤去するとリビングに隣接する和室の壁を取り除き、大空間のリビングにできます。一方、間仕切り壁を追加すれば、10畳程度の部屋に仕切りを付けて2部屋にできるのです。
具体的に、間仕切り壁の撤去や追加には次のような費用がかかります。
| リフォーム内容 | 費用相場 |
|---|---|
| 間仕切り壁の撤去 | 6万円程度 |
| 間仕切り壁の撤去+電気工事や壁・天井の補修 | 20万円程度 |
| 間仕切り壁の追加 | 15万円程度 |
| 間仕切り壁の追加+電気工事 | 30万円程度 |
間仕切り壁の撤去や追加はリフォーム内容によるものの、1週間〜1ヶ月程度かかります。
住みながらマンションのリフォームをするメリット


ここからは、住みながらマンションのリフォームをするメリットを、3つにまとめて紹介します。
仮住まいの手間が省ける
住みながらマンションのリフォームを行うと、仮住まいの手間が省けます。リフォームの際に仮住まいをしなければ、契約や引っ越しなどに時間と労力がかからないからです。
住みながらリフォームを行う場合には、室内で荷物の移動があります。ただし、大型家具などはリフォーム業者に任せられるため、それほど労力がかからないのです。
もし、マンションのリフォームで仮住まいを行うなら、仮住まい先の契約や引っ越し準備に加えて荷ほどきなどに手間がかかります。
マンションのリフォームを住みながら行うと仮住まい準備がないため、効率よくリフォームを行えます。
費用をおさえられる
費用をおさえられる点も、住みながらマンションのリフォームを行うメリットです。なぜなら、住みながらのリフォームであれば、リフォーム費用のみで実施できるためです。
仮住まいをした場合、仮住まい先の賃料や引っ越し費用なども必要になります。一般的に、約3ヶ月の仮住まいにかかる費用は、ファミリー世帯で60〜100万円程度です。
そのため、住みながらマンションのリフォームを行うと、出費を減らせる点でメリットなのです。
住み慣れた場所で生活できる
住みながらマンションのリフォームを行うメリットは、住み慣れた場所で生活ができる点です。リフォーム中も住み慣れた場所で生活できると、安心感がありストレスを抱えずにすみます。
リフォーム期間中に仮住まいをすると、近所への挨拶や慣れない場所での暮らしが必要になります。仮住まい先で近隣住民の生活時間帯が異なれば、生活音や話し声などで思うように寝れないことも少なくありません。
だからこそ、リフォーム中も住み慣れた場所で生活ができることで、悩みを抱えることなく心穏やかに暮らせます。
住みながらマンションのリフォームをするデメリット


メリットに加えてデメリットも把握すると、冷静に判断しやすくなります。そこで、ここからが住みながらマンションのリフォームをするデメリットを、3つにまとめて紹介します。
騒音・振動が発生する
住みながらマンションのリフォームをすると、騒音や振動が発生します。騒音や振動が生じると、ストレスによる不調を感じやすくなります。
リフォームで建材や設備などを取り除く場合には、騒音や振動が避けられません。長期間にわたり騒音や振動が生じれば、イライラや集中力の低下、不眠などのストレスを抱えます。
ストレスをため込みすぎると、精神的に追い込まれて体調が悪くなりかねません。そのため、住みながらマンションのリフォームをするなら、短い時間でも外出をしてリフレッシュすることをおすすめします。
ゴミ・ホコリが舞いやすい
ゴミやホコリが舞いやすいことも、住みながらマンションのリフォームをするデメリットの1つです。ゴミやホコリが舞うと、喘息といった呼吸器系の疾患を抱える人は症状が重くなります。
リフォーム中は、業者の出入りや資材の搬入と搬出でゴミやホコリが舞いやすい状態が続きます。ゴミやホコリが気道に刺激を与えて炎症を引き起こせば、咳や息苦しさの症状が出やすくなるのです。
そのため、住みながらマンションのリフォームを行う場合は可能な限り換気したり、空気清浄機を使うといった対応が欠かせません。
工期が長くなりやすい
住みながらマンションのリフォームを行うと、工期が長くなりやすい側面があります。なぜなら、住みながらのリフォームでは居住スペースの確保により、作業が効率的に進められない可能性があるためです。
たとえば、リビングと部屋をリフォームする場合はリビングが終わり次第、荷物を移動させて部屋のリフォームを行うといった1箇所ずつの工事を行います。
居住スペースの確保が不要な場合、同時に実施可能なリフォームでも1箇所ずつ工事を行うため、工期が長いのです。工期が長くなると人件費が高くなるうえに、生活の自由度が低くストレスを抱えやすくなります。
工期の長さにストレスを抱えないように、リラックス法を検討するといいでしょう。
住みながらのマンションリフォームを成功させるポイント


住みながらリフォームするデメリットを把握すると、マイナス面を可能な限り避けたいと感じる方も多いでしょう。そこで、ここからは住みながらマンションのリフォームを成功させるポイントを、4つにまとめて紹介します。
居住エリアを明確にする
住みながらマンションのリフォームを行う場合には、居住エリアを明確にしましょう。居住エリアを明確にすれば、安全かつ安心して生活ができます。
居住エリアには業者が入らないためプライバシーを確保できるうえに、落ち着ける空間があると安心感を抱きやすくなります。
居住エリアが明確でないと業者の気配を感じたり立ち入ることで、次第にストレスを感じます。住みながらのリフォーム中でも、心が落ち着く環境づくりが大切です。
リフォーム業者に生活パターンを伝える
リフォーム業者に生活パターンを伝えることも、住みながらマンションをリフォームする際には重要です。リフォーム業者に生活パターンを伝えると、生活時間に配慮した時間帯でリフォームを進めてくれます。
起床や就寝時間、食事の時間など生活時間が各家庭で異なるのが一般的です。リフォーム可能な時間をすり合わせるために、リフォーム業者に家族の生活パターンを伝えましょう。
リフォーム業者と生活パターンを共有すると生活の習慣を大きく変えることなく、いつもと同じ生活がしやすくなります。
荷物の整理を行う
住みながらマンションのリフォームを行うなら、荷物の整理を行うことも大切です。事前に荷物の整理をすると、リフォーム時の荷物移動の際にスムーズに行えます。
前述したとおり、住みながらのリフォームでは荷物の移動が欠かせません。移動する荷物を減らしたり生活に必要な荷物をすぐ取り出せる状態にするためにも、荷物整理は効果的です。
荷物の整理を機に、不要なものを処分すると室内がキレイに保て、収納や掃除が楽になります。リフォーム前に手つかずな箇所の荷物も同時に整理するといいでしょう。
信頼できる業者を選ぶ
信頼できる業者を選ぶことも、住みながらマンションリフォームを成功させるポイントの1つです。リフォーム業者ごとで、近所への配慮や工事の進捗状況などは異なります。
マンションのリフォームでは、業者の出入りや建材などの搬入・搬出で近隣住民への迷惑が避けられません。加えて、工期や作業の丁寧さなどにも業者ごとに差があります。
信頼できる業者を選ばなければ、近所とのトラブルや満足のいくリフォームができない可能性があるのです。そのため、リフォーム業者の実績や口コミなどを確認し、安心して作業を任せられる業者を選ぶことをおすすめします。
住みながらマンションのリフォームを実施する際の注意点


情報を知らなければ、リフォーム実施後に後悔することもあります。そこで、ここからは住みながらマンションのリフォームを実施する際の注意点を、4つにまとめて紹介します。
リフォーム時期を選ぶ
住みながらマンションのリフォームを行う場合には、リフォーム時期を選ぶことが重要です。リフォーム時期を選べば価格交渉がしやすく、健康面に配慮した快適な生活が送りやすくなります。
リフォームには、繁忙期と閑散期があります。真夏や真冬といった閑散期にリフォームを依頼すると、割引を受けやすいうえにスケジュール調整がしやすいのです。
また、呼吸器系の疾患により換気が欠かせない場合には、窓を開けたままでも快適に暮らせる季節に実施するのをおすすめします。リフォームで重要視するポイントを考えて、時期を選ぶのが賢明です。
リフォーム中の外出についてすり合わせを行う
住みながらの場合は、リフォーム中の外出についてすり合わせを行うことも大切です。リフォーム中の外出についてすり合わせを行うと、防犯性能が向上します。
短時間の買い物程度ならリフォーム業者に一声かければ問題ないものの、長期間の外出や留守の場合は打合せが欠かせません。
鍵の管理方法やカーテンとシャッターの開閉などを細かく決めて、空き巣犯に侵入されないようにしましょう。ただし、短時間や長期間に関わらず、互いのために貴重品の管理は徹底するのが賢明です。
水回りが使えない可能性がある
住みながらのリフォームの場合は、水回りが使えない可能性がある点に注意しましょう。水回りが使えないと、トイレやお風呂の使用を検討しなければなりません。
リフォームでトイレやお風呂の交換をする場合には、一時的に使用できないこともあります。数時間程度であれば問題ないものの、数日なら生活方法を工夫しなければなりません。
たとえば、スーパー銭湯の利用や知人の家にお邪魔するなど、事前に検討する必要があります。水回りのリフォームの場合には、使えない期間をリフォーム業者と相談しておきましょう。
管理組合への申請を行う
マンションのリフォームをする場合には、管理組合への申請が不可欠です。なぜなら、リフォーム内容や工期などを記載した工事申請を管理組合へ提出し、許可を得なければリフォームができないためです。
管理組合からリフォームの許可を得るには、管理規約を確認しましょう。マンションの管理規約には、実施可能なリフォーム内容や手続きの仕方が記載されており、規約に則って行う必要があります。
もし、管理組合への申請で不明点があればリフォーム会社へ相談するのが賢明です。リフォーム会社が申請を代行してくれたり、管理組合とのやりとりを実施してくれることもあります。
マンションのリフォームをするならリノベーションハイムにご相談ください!


マンションのリフォームをするなら、リノベージョンハイムにお任せください。リノベーションハイムはリフォーム時だけでなく、施工後も安心して住み続けられるようにサポート体制が充実しています。
緊急のトラブルの際でもすぐに対応できる24時間365日のお客さまセンターがあり、いつでもお問い合わせが可能です。
また、アフターサポートも実施しており、リフォーム部分の点検と確認を行い、問題があれば保証範囲内で対応します。理想通りのリフォームを行うなら、リノベージョンハイムへご気軽にお問い合わせください。
住みながらマンションのリフォームを行う際のFAQ


ここからは、住みながらマンションのリフォームを行う際のよくある質問へお答えします。
住みながらリフォームで間取り変更はできますか?
住みながらのリフォームでは、部分的な間取り変更は可能です。具体的には、和室を洋室に変更することや水回りの移動など、一部の間取り変更ならできます。
ただし、室内の全面的な間取り変更の場合、住みながら実施することは困難です。全面リフォームを希望するなら、仮住まいを検討しましょう。
リフォーム期間中に仮住まいをすると費用がかさむものの、精神的には楽にリフォームができます。
共働き世帯でも住みながらリフォームは可能ですか?
共働き世帯でも住みながらのリフォームは可能です。共働きの場合は、リフォーム期間中に不在であることが多いため、事前のすり合わせが欠かせません。
具体的には、カギの管理方法や問い合わせ可能な時間帯などの決まりごとをリフォーム会社と相談しましょう。加えて、貴重品の管理も徹底するのが賢明です。
住みながらのリフォームは辛いですか?体験談があれば知りたいです。
住みながらのリフォーム経験者には、次のような体験をした方もいます。
毎日毎日、仕事から帰ったら、家中が埃だらけ・・・。床の上は拭いても拭いてもザラ-ットした感じで、雑巾はすぐに真っ黒・・・。同じところを4~5回くらい拭かないと 歩けません。昨日からお風呂も解体され、10日くらいは入れません・・・。
引用:Yahoo!不動産(一部抜粋)
住みながらのリフォームでは、ホコリや建材のゴミが気になりやすく、日常的に行う掃除では取り除けないこともあります。そのため、リフォーム前にどの程度ホコリやゴミが舞うのかを確認しつつ、掃除のスケジュールを立てるのも大切です。
まとめ
本記事では、住みながら可能なマンションのリフォームについて解説しました。マンションに住みながらリフォームすることは可能です。
ただし、リフォームエリアと居住エリアを分ける必要があるため、荷物の移動が欠かせません。荷物の移動をスムーズに行うなら、事前に荷物の整理を行うのが賢明です。
その他、マンションのリフォームでの疑問点や問題点を解決する場合にはリノベーションハイムにお問い合わせください。本記事があなたのお役に立てることを願っております。











