断熱窓リフォーム費用っていくら?予算を抑える方法も解説

光熱費の高騰で寒い日も暑い日も冷暖房機器の使用をためらってしまう方が増えてきました。また、コンクリート造の住宅の方は冷気や熱気が伝わりすぎて過ごしにくい日がつづいているのではないでしょうか。

光熱費の削減、快適な住空間実現のためには、断熱窓の導入が効果的です。しかし、リフォームと聞くと費用が高いイメージが先行してなかなか決断できない方もいるでしょう。

上記のような情報を求めている方も少なくないはず。

そこで、本記事では断熱窓リフォーム費用相場について解説します。あわせて、断熱窓の導入で光熱費がどれくらい安くなるかについても解説しているため、ぜひ参考にしてください。

また、以下の記事では断熱窓のリフォーム方法について詳しく解説しています。あわせてご覧ください。

そもそも断熱窓リフォームについて費用や方法だけでなく、メリットやデメリット、種類を知りたい人は以下の記事で網羅的に解説しています。本記事を読む前に事前に読んでみてください。

目次

断熱窓リフォーム費用相場

断熱窓リフォームはリフォーム方法によって費用が異なります。ここからは、リフォーム方法ごとの費用相場を紹介していきます。紹介するリフォーム方法は以下の3つです。

ひとつずつ解説していきます。

また、以下の記事では断熱窓の種類について詳しく解説しています。どんな種類があるか知りたい方は、あわせてご覧ください。

断熱窓と同時にサッシ交換もする場合の費用相場

1つ目に紹介するのは、断熱窓リフォームではオーソドックスな断熱窓と同時にサッシも一緒に交換する方法です。壁を一部壊しておこなうため、大がかりな工事になります。

また、2階部分の窓を交換する際は足場が必要になり、さらに価格は上昇します。窓ごとに価格の変動はありますが、複層ガラスとLow-E複層ガラスで価格相場は以下の通りになります。

種類腰高窓掃き出し窓
複層ガラス約23~38万円約47~58万円
Low-Eガラス約24~39万円約49~60万円
※足場工事を除く1窓あたりの作業費・材料費込の費用相場

上記のようにガラスの種類や窓の形状などで金額は変動します。

壁を壊さずにサッシ交換だけする場合の費用相場

壁を壊さずにサッシを交換する『カバー工法』もあります。カバー工法は、比較的容易で1ヶ所2時間程度の時間で断熱窓リフォームが完了します。こちらも窓ごとの価格変動はありますが、価格相場は以下の通りになります。

種類腰高窓掃き出し窓
複層ガラス約17~27万円約34~41万円
Low-Eガラス約18~28万円約36~43万円
※1窓あたりの作業費・材料費込の費用相場

上記のように、壁を壊して取り付けるよりも比較的安くリフォームできるのはカバー工法になります。

現状の窓には触れずに内窓を設置する場合の費用相場

内窓を設置するリフォームは、既存の窓に一切触れることなく断熱窓リフォームする方法です。既存窓の撤去費用もかからないため、比較的安くリフォームが可能です。

内窓の場合、選べる断熱窓の種類も増えます。以下はそれぞれの費用相場になります。

種類腰高窓掃き出し窓
単板ガラス約7.5~9万円約17.5~20万円
複層ガラス約8.5~10万円約20.5~23万円
Low-Eガラス約9.5~11万円約22.5~25万円
※1窓あたりの作業費・材料費込の費用相場

上記のようになり、同時にサッシ交換するより安く断熱窓リフォームがおこなえる方法です。

断熱窓リフォーム費用を抑える方法2選

ここからは、費用を最小限に少なくするための方法を紹介します。紹介する方法は以下の2つです。

それぞれ紹介していきます。リフォーム費用を抑えるために参考にしてください。

補助金・助成金の利用

補助金・助成金の利用でリフォーム費用を格段に安く抑えられます。断熱窓の補助金・助成金は複数あり、あなたの地域や世帯状況によっても変化します。

国へ依頼する補助金・助成金の使用で、断熱窓リフォーム費用をどれくらい抑えられるか解説します。

スクロールできます
補助金名条件補助金額対象期間
こどもエコすまい支援事業登録済み施工業者に依頼すること最大60万円まで2023年3月31日 ~ 2023年11月30日まで※予算に達し次第打切
先進的窓リノベ事業登録済み施工業者に依頼すること・対象製品を使用すること最大200万円まで2022年11月8日(令和4年度補正予算閣議決定日) ~ 遅くとも2023年12月31日まで
既存住宅における断熱リフォーム支援事業・期日までに申請書類をメールで送付すること・補助対象製品を使用すること上限120万円まで令和5年3月20日~令和5年6月16日17時メール必着
長期優良住宅化リフォーム推進事業・登録済み施工業者に依頼すること・リフォーム後に一定の性能を有すること上限100万円まで令和5年4月7日~令和5年12月15日
補助金・助成金情報

上記のように、国から受けられる補助金・助成金は基本的に依頼するリフォーム業者が事前に登録していることが前提条件になっています。そのため、登録事業者かどうか確認が必要になります。

また、自治体の補助金・助成金については各自治体によって条件や内容が異なります。各自治体で準備されている場合、申請期間、予算など、直接問い合わせて最新状況を確認しましょう。

リフォームで解決したい目的を明確にする

リフォームにおいて、解決したい目的が決まっていないと様々な箇所をリフォームしたくなってしまい、予算が足りなくなってしまう恐れがあります。そのため、リフォームする際には、解決したい内容を明確にしましょう。

たとえば、

「床のきしみが気になるから床を重点的にリフォームしたい」
「冬でも家では半袖で過ごしたいから断熱性能を向上させたい」

といったようにあなたが一番解決したい問題を明確にしましょう。また、断熱性能を向上させたい場合は、気密性の向上や暖房器具の見直しよりも、断熱窓リフォームから入ることが一番の断熱性能向上につながります。

断熱窓導入で得られる費用に関するメリット2選

ここからは、断熱窓を導入することで得られる費用に関するメリットを紹介します。自宅の窓を断熱窓に変更すると、どのようなメリットが得られるのか、光熱費や健康面から紹介します。紹介するのは以下の2つです。

どのメリットもあなたの人生をより豊かにするメリットです。ひとつずつ見ていきましょう。

光熱費の削減

光熱費が高騰している中で、断熱窓リフォームによって光熱費を削減できると家計の助けに繋がります。

地域施工前施工後差額
札幌約19万円約14万円マイナス5万円
東京約8万円約5万円マイナス3万円
福岡約8万円約6万円マイナス2万円

地域ごとに毎月の光熱費は、上記の表のようになります。毎月の光熱費を削減しながら、今よりも快適な住空間で生活できるようになるのはとても魅力的でしょう。

予算削減によるリフォーム分散

補助金や助成金を使うことでリフォーム予算が浮きます。また、冷暖房効率が向上して光熱費も削減できるでしょう。

本来断熱窓リフォームの予算としてイメージしていた価格よりも安く済んだ際には、同時に他の場所のリフォーム費用に回すことも可能です。子どもの将来への貯金に回すこともできます。

本来かかるはずだった費用が浮くことでかなりのメリットがあるでしょう。

費用削減しすぎる危険な注意点

ここまで断熱窓リフォームに関する費用や、費用を抑えるためのポイントを解説してきました。しかし、費用削減を意識しすぎると危険な面もあります。

注意点を理解した上で断熱窓リフォームしなければ断熱効果を得られなかったり、以前より酷い状況になってしまう可能性もあります。実際にリフォームする際に、とても重要になる注意点です。それでは見ていきましょう。

格安業者への依頼

格安業者に依頼すると、ずさんな工事をされてしまうかもしれません。リフォームしたはずなのに、現状よりも過ごしにくい住空間になる恐れや、再度リフォームが必要になり結果的に高額な費用になる恐れがあります。

断熱窓リフォームは、高性能な窓を使用し適切な施工が必要です。そのため、必ず実績のあるリフォーム業者を選びましょう。実績のあるリフォーム業者は、経験豊富な技術者に安心して施工を任せられます。

また、アフターサポートも充実しています。もし、何かあった場合に適切な保証を受けられるため、安心して生活ができます。ほかにも、適正な価格設定で信頼して依頼ができます。

リフォーム業者を選ぶ際は過去の実績や口コミを参考にし、信頼性の高い業者を選ぶようにしましょう。

費用を抑えた断熱窓リフォームならリノベーションハイムがおすすめ

断熱窓リフォームするならリノベーションハイムがおすすめです。リノベーションハイムは50年以上、リフォームに関する施工をしてきました。

リノベーションハイムの断熱窓は、比較的リーズナブルな価格帯で提供されています。そのため、コストパフォーマンスにも優れています。また、セキスイハイムグループの1社で、セキスイハイムのノウハウを活かした技術力と提案力があります。

オンラインでの相談も可能で、初めてのリフォームで不安な方でも気軽に相談できます。興味のある人は一度問い合わせてみましょう。

まとめ

本記事では、断熱窓リフォーム費用相場から予算を抑える方法まで解説してきました。断熱性能を向上させる目的であれば、断熱窓の導入が一番効果的です。

日々の疲れを癒やすために断熱窓で、より快適な住空間を手に入れてみませんか。検討段階でも、実績のあるリフォーム会社に相談してみることで、なにか解決できるかもしれません。まずは相談してみましょう。

本記事があなたの助力になれば幸いです。

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