
スケルトンリフォーム事例を確認して間取りのイメージをつけたい!
スケルトンリフォームのビフォーアフターがみたい!
大幅な間取り変更や水回りの移動など、建て替えをせずとも住宅を劇的に変えられるスケルトンリフォーム。居住人数の変化や住宅の不具合などで家を改修する際に検討すべきリフォーム方法の1つです。
ただし、間取りを自由に決められるがゆえに、迷いが生じてまとまらないこともあるでしょう。だからこそ、スケルトンリフォーム実施者の口コミや事例を参考に間取りを検討することが欠かせません。
そこで、本記事ではスケルトンリフォームのビフォーアフター事例を10選紹介します。また、スケルトンリフォームを成功させるコツや注意点を、実施者の口コミを交えて解説するので、ぜひ参考にしてください。
- スケルトンリフォームの費用はおおよそ1,200万〜2,000万円程度かかる
- スケルトンリフォームでは間取りの変更や水回りの移動、配線・配管の交換ができる
- 一方、建物の構造変更や短い工期での工事、建物の敷地内移動はできない
- スケルトンリフォームを成功させるには家族で理想の暮らしを話し合い、住宅の状況を把握することが大切


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スケルトンリフォームのビフォーアフター事例10選
まずは、スケルトンリフォームのビフォーアフター事例を、10個紹介します。
- 【築年数40年・1434万円】スケルトンリフォームビフォーアフター事例1
- 【築年数36年・6374万円】スケルトンリフォームビフォーアフター事例2
- 【築年数32年・2396万円】スケルトンリフォームびフォーアフター事例3
- 【築年数-年・2360万円】スケルトンリフォームビフォーアフター事例4
- 【築年数25年・1730万円】スケルトンリフォームビフォーアフター事例5
- 【築年数28年・2850万円】スケルトンリフォームビフォーアフター事例6
- 【築年数26年・1470万円】スケルトンリフォームビフォーアフター事例7
- 【築年数47年・780万円】スケルトンリフォームビフォーアフター事例8
- 【築年数45年・2940万円】スケルトンリフォームビフォーアフター事例9
- 【築年数30年・3460万円】スケルトンリフォームビフォーアフター事例10
【築年数40年・1434万円】スケルトンリフォームビフォーアフター事例1




浴室を移動させて、水回りをまとめたスケルトンリフォーム事例です。
職場に近いエリアで100m2以上のマンションといった条件で物件を探し、理想的な住まいにするためにスケルトンリフォームを実施しています。住宅全体をリフォームして、新築同様の住まいを実現。
とくに注力した点は、水回りを一新しつつバスルームを移動させたことです。水回りを集中させたことで家事動線を楽にして、家事の効率を上げることに成功しています。
また、壁付のキッチンから前に出すことで回遊動線を作り、さらに家事に適した間取りに仕上げました。
【築年数36年・6374万円】スケルトンリフォームビフォーアフター事例2




実家を完全分離型の二世帯住宅にしたスケルトンリフォーム事例です。
居住者の変化がきっかけで、上下階で世帯を分ける完全分離型の二世帯住宅へリフォームを実施しています。1階が親世帯、2階が子ども世帯のスペースであり、各階にLDKと部屋を設けました。
当初は足りない部屋数を増築により実現しようと検討していたものの、1部屋を2部屋に分けることで必要部屋数を満たすプランに変更。
今回のリフォームでは、冬の寒さ対策に力を入れました。床・壁・天井を耐震補強しつつ、断熱材を充填し安全で快適な住宅を作り上げています。結果、断熱等級5相当の性能を備えた住宅になり快適です。
【築年数32年・2396万円】スケルトンリフォームビフォーアフター事例3




居住人数の変化に伴い、2階にLDKを設置し1階に部屋を設けたスケルトンリフォーム事例です。住宅の老朽化が目立ち、住みやすい間取りへの変更も検討していたことから、スケルトンリフォームを実施しています。
使われていない小屋裏を撤去して、勾配天井とロフトにしました。さらに、LDKを2階へ移動させて、日当たり良好なリビングを実現しています。
リビングでは2匹の猫が自由に動き回れるように勾配天井まで続くキャットステップを設置しています。居住者と猫が共に快適な暮らしができる間取りにすることに注力しました。
【築年数-年・2360万円】スケルトンリフォームビフォーアフター事例4




日本文化のデザインを取り入れた民泊のスケルトンリフォーム事例です。
外国人観光客の増加に伴い需要が増加したため、リフォームを実施しました。SNS映えすることや日本の魅力が発揮することをコンセプトに既存部分と改装箇所が調和するようなプランを立てました。
床や天井には木目調の材質を使い、落ち着いた雰囲気を作りだしています。日本文化として茶室を上質なデザインでつくることにより、安らぎのある空間が特徴です。
【築年数25年・1730万円】スケルトンリフォームビフォーアフター事例5




収納力アップと家事動線を快適にしたスケルトンリフォーム事例です。
生活動線の悪さや収納不足を解消することを目的にスケルトンリフォームを実施しています。靴や荷物であふれてしまう玄関を収納スペースの工夫により、開放感のあるデザインに変更しました。
また、キッチンから浴室への移動にドアを減らしてスムーズな動線を確保しています。家事をする際の移動時間が短縮されて、負担を減らすことに成功しています。収納力が上がり、生活動線も改善されて快適な生活が送れています。
【築年数28年・2850万円】スケルトンリフォームビフォーアフター事例6




間取り変更をほとんどしないものの、配管の交換やバリアフリー対応をしたスケルトンリフォーム事例です。
スケルトンリフォームのきっかけは、配管や断熱材の劣化など基本性能向上をしたいと感じたことです。間取り変更はキッチンの移動のみ。キッチンから外の眺望が見えるように移動させたことにより家事の楽しみが増えました。
リビングから和室への段差を無くしたため、転倒防止になり安全です。加えて、劣化した配管交換や断熱材の充填、床暖房の設置で性能が向上した住宅を実現しています。
【築年数26年・1470万円】スケルトンリフォームビフォーアフター事例7




思い切った間取り変更によりキッチンを中心とした生活を実現したスケルトンリフォーム事例です。両親が住んでいたマンションに引っ越したことがきっかけで、生活しやすい空間を作るためのスケルトンリフォームを実施しています。
ダイニングとリビングの間仕切り壁を撤去して、大空間のLDKを実現。大きなLDKの中心にアイランドキッチンを設置し、家族が自然とキッチンに立つような空間に仕上げました。
キッチンからは家族が見渡せるため、常に家族を感じて生活ができます。
【築年数47年・780万円】スケルトンリフォームビフォーアフター事例8




個性的な空間を作り出した賃貸マンションのスケルトンリフォーム事例です。築年数が古いマンションの資産価値を高めることを目的にスケルトンリフォームを実施しています。
グレーのフローリングに打ちっぱなしの壁がモノトーンで落ち着く印象を与えるように仕上げました。また、収納力のあるキッチンを導入したため食器棚を置く必要はなく、空間を有効に活用できます。
あわせて、バスルームもグレー系でシンプルなデザインの設備も取り入れています。個性的な雰囲気の家をコンセプトにシンプル住宅に仕上げました。
【築年数45年・2940万円】スケルトンリフォームビフォーアフター事例9




築45年の木造住宅を間取り変更や耐震性補強などをして住みやすい住宅にしたスケルトンリフォーム事例です。
祖父母から家を受け継いだことがきっかけでスケルトンリフォームを実施しました。築年数が古いこともあり、設備の老朽化や耐震性の向上などがリフォームの主な目的です。
二間続きの和室を間取り変更によりLDKにして、開放的で明るい空間にしています。白を基調とした壁紙やフローリングがより明るさを引き立てています。
また、暗くて狭い脱衣所に洗面台を設置して、使い勝手も良くしました。家の断熱性や防湿性を考慮して、明るく開放的な住宅を作り上げています。
【築年数30年・3460万円】スケルトンリフォームビフォーアフター事例10




空き家だった実家を間取り変更や水回りの移動をしたスケルトンリフォーム事例です。
空き家に住み替えることがきっかけでスケルトンリフォームを実施しました。これまで住んでいたマンションと同等の高気密・高断熱性能を取り入れることが要望でした。
そのため、断熱材の充填や窓の複層ガラスへの交換に加えて屋根に断熱塗料を塗布するといった断熱リフォームも実施しています。
基礎性能のみならず、玄関をR形状にしてやわらかさを出すとともに、庭にはタイルとウッドデッキを設置して住宅の印象を一新しました。元空き家とはわからない清潔感のある空間に仕上げています。
スケルトンリフォームの費用相場
戸建てとマンションでは、スケルトンリフォームに次のような費用がかかります。
住宅の種類 | 費用相場 |
---|---|
戸建て(約30坪) | 1200~1800万円程度 |
マンション(約100㎡) | 1000~1400万円程度 |
スケルトンリフォームの費用は、改修工事の内容により異なります。設備を一新したり、デザインや建材にこだわるほど、費用が高額になりがちです。
なかには、スケルトンリフォーム費用を抑えるために、床や壁の一部を既存のものを使う方法もあります。また、マンションよりも戸建てのスケルトンリフォームで費用がかかるのは、外装リフォームと耐震補強も実施する場合があるからです。
マンションのスケルトンリフォームは内装のみ実施し、外装や耐震補強の必要はありません。
スケルトンリフォームでできること
スケルトンリフォームでは、次のようなことが実施可能です。
- 間取りの変更
- 水回りの移動
- 配線・配管の交換
スケルトンリフォームでは、柱や梁といった構造部のみを残してリフォームを行うため、自由な間取りに変更できます。たとえば、間仕切り壁を撤去して大きなリビングを作ることや、1部屋を2部屋にするように部屋数の変更も可能です。
また、浴室やトイレに加えてキッチンといった水回りをまとめると、家事動線が楽になります。水回り移動は排水能力に問題なければ、実施可能です。
住宅の排水は勾配をつけて重力で水が流れるように配置します。水回りの移動により、勾配がつかず排水がうまくいかない場合には、実施できないことがあることを念頭におきましょう。
住宅をスケルトン状態にすると、配線と配管の状態確認ができます。配線は30年程度で配管は40年程度が耐用年数と言われており、築年数が古い住宅では劣化している可能性が高いです。
配線と配管が耐用年数程度であれば、スケルトンリフォームに合わせて交換することをおすすめします。
スケルトンリフォームでできないこと
一方、スケルトンリフォームでは次のようなことの実施はできません。
- 建物の構造変更
- 短い工期での工事
- 建物の敷地内移動
スケルトンリフォームでは、柱や梁といった構造部を撤去して、根本的な住宅の構造変更はできません。必ず、構造部は残してリフォームを行います。
構造部まで解体したのちのリフォーム工事であるため、長い工期は避けられません。柱や梁といった構造部を残しつつ、解体するにも時間がかかります。スケルトンリフォームでは短い工期の工事はできないことを念頭におきましょう。
また、スケルトンリフォームでは柱や梁といった構造部を残した状態で、敷地内移動もできません。住宅が建てられていた場所で構造部の状態に解体して、リフォームを行う決まりです。
スケルトンリフォームを成功させるコツ
ここからは、スケルトンリフォームを成功させるコツを、3つにまとめて紹介します。
家族で理想の暮らしを話し合う
家族で理想の暮らしを話し合うことは、スケルトンリフォームを成功させるコツの1つです。どのような暮らしをしたいのかを家族で話し合うと、理想の間取りがイメージしやすくなります。
実際に、家族の意見を取り入れて満足した生活を送っている方も多くいます。
うちは、築40年になる持ち家マンション90㎡
家族6人だと、これより狭くなるところには引っ越したくないけど、ドラム式洗濯機の入らない洗面所等に、妻は不満だらけ
結果、2500万かけて、スケルトンリフォーム
図面やら、素材まで妻がこだわりまくった末…
今は大満足してるみたい
引用:X
家族の意見を取り入れた間取りや空間の広さを実現すると、快適な生活が可能です。満足度の高いスケルトンリフォームを実施するためにも、家族で間取りを話し合うことが欠かせません。
リフォームに優先順位をつける
リフォームに優先順位をつけることも、スケルトンリフォームを成功させるコツの1つです。リフォームに優先順位をつければ、予算内におさまるうえに期待通りのスケルトンリフォームが実施できます。
リフォームに優先順位をつけなければ、リフォームプランが決まらずに改修工事ができません。
中古マンションを購入後、夢だったスケルトンリフォームを計画するご夫婦。
リフォームプランで折り合いがつかず中々着工出来ず。建築士と施工会社との打合せを奥様に全任したら予算オーバーで優先順位の整理と仕様の引き算で疲弊しているとのこと。
引用:X
スケルトンリフォームで理想の間取りや材質にこだわると費用がかさみ、実現困難なこともあります。必ず、リフォームの優先順位が高いものからプランに取り入れるのが賢明です。
住宅の状況を把握する
住宅の状況を把握することも、スケルトンリフォームを成功させるコツの1つです。住宅の状況を把握すると、安全で快適な暮らしが送れます。
スケルトン状態へするとともに断熱材の有無や耐震、設備の状況を正確に確認するのが賢明です。築年数が古い住宅では断熱材が充填されていないうえに、昔の耐震基準で建築されていることもあります。
そこで、スケルトンリフォームと同時に次のように耐震性を向上させて新築同様の住宅へリフォームすることも可能です。
近所で35年くらい前の建売をスケルトンリフォームしてた♪
骨組みは腐りも無いし充分使える感じ、耐震金具を少し付加して断熱性能上げてリフォームしたら正に新築
ウッドショックで木材も高いし建て替えても同じ大きさの家しか建たない土地ならこれからはもっとこんなリフォーム増えても良いと思う♪
引用:X
住宅の状況把握をすれば、スケルトンリフォームに合わせて必要な改修工事も同時に実施できます。
スケルトンリフォームをする際の注意点
ここからは、スケルトンリフォームをする際の注意点を、3つにまとめて紹介します。
近隣住民に工事を周知する
近隣住民に工事を周知することは、スケルトンリフォームをする際の注意点の1つです。近隣住民に工事の周知をしなければ、のちにトラブルへと発展することもあります。
スケルトンリフォームでは騒音や振動が発生するため、近隣住民へ工期や工事内容を伝えることが欠かせません。現に、スケルトンリフォーム実施予定にも関わらず、説明にこない業者に近隣住民は次のような感情を抱きます。
マンションのフルリノベ(工期1ヶ月半のスケルトンリフォーム)するのに近隣住民に工期日程説明しにこない業者、あり得んだろ
引用:X
近隣住民との関係が気まずくならないよう工事を周知するのが賢明です。
途中で追加工事が発生する場合がある
途中で追加工事が発生する場合があることも、スケルトンリフォームをする際の注意点の1つです。スケルトン状態にした時に、構造部の劣化や構造上の問題が見つかる可能性があります。
住宅を柱や梁といった構造部のみにしなければ、建材の腐食や劣化の確認ができません。もし、構造部に腐食や劣化が見つかると、手直し補強を行います。
たとえば、柱に添え木をして金物できつく締めたりするのです。住宅の構造部を補強しなければならない状況では、追加工事が行われ、工期が延びて費用がかさむこともあります。
建物の状態ではできない可能性がある
スケルトンリフォームをする際には、建物の状態によってできない可能性があることに注意が必要です。2×4工法では柱や梁ではなく面で建物を支える構造であるため、自由な間取り変更ができない可能性があります。
加えて、建物の基礎や土台が劣化しており補強が困難な場合は、建て替えを推奨される場合もあるのです。
建物の状態次第では、スケルトンリフォームを実施できない可能性があります。まずは実施可能なのかを、業者と相談するのが賢明です。
スケルトンリフォームをするならリノベーションハイムにご相談ください!


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まとめ
本記事では、スケルトンリフォームのビフォーアフター事例を、費用や注意点を交えて紹介しました。スケルトンリフォームでは柱や梁といった構造部のみを残して解体するため、自由な間取りへの変更や水回りの移動が可能です。
比較的自由度の高いリフォームであるため、間取りや内装などに迷うなら、ぜひリノベーションハイムにご相談ください。
本記事があなたのお役に立てることを願っております。