断熱窓のリフォーム方法5選!費用や注意点についても解説

断熱窓のリフォームは光熱費の削減や快適な室内環境の実現など、さまざまなメリットがあります。補助金制度も充実しており、特に2023年度は国の補助金が併用可能になったことで今までよりもお得にリフォームができます。

費用を抑えつつ、住まいの快適性を大幅に向上できることは魅力的なポイントといえるでしょう。しかし、断熱窓へのリフォーム方法はいくつかあり、間違った方法を選ぶと効果が薄くなってしまうこともあるため注意が必要です。

  • 断熱窓のリフォームにはどんな方法があるのが知りたい
  • リフォームの際に気をつけるべきポイントが知りたい

など、上記のような情報を知りたい人も多いはず。

そこで本記事では、断熱窓のリフォーム方法や注意点を解説します。リフォームにかかる費用も解説しているため、ぜひ最後まで読んでみてください。

また、断熱窓の詳しい内容は以下の記事で解説しています。あわせてご覧下さい。

目次

断熱窓のリフォーム方法5選

さっそく、断熱窓のリフォーム方法を見ていきましょう。断熱窓のリフォームには以下の5つの方法があります。

それぞれの特徴を以下で詳しく解説するので、どの方法にすべきか考えてみてください。

リフォーム方法1:はつり工法

1つ目の方法は、はつり工法です。はつり工法とは、窓ガラス・サッシを含めた窓全体を一新する方法になります。

外壁を壊す大掛かりな工事になりますが、窓全体を新しくできるため大幅な断熱性の向上が可能です。窓の老朽化が進んでいる場合や外壁を含めた大掛かりなリフォームを検討している人におすすめの方法になります。

はつり工法のデメリットとしては、外壁の工事が必要なため費用が高くなることです。予算面を考慮しつつ、行うようにしましょう。

リフォーム方法2:カバー工法

2つ目の方法は、カバー工法です。カバー工法とは、既存の窓フレームの上に新しい窓を取り付ける方法になります。

はつり工法に比べて安くリフォームが可能です。費用をなるべく抑えたい人におすすめの方法になります。

しかし、既存の窓の上に新しく窓をつけることで、5〜10センチほど窓が小さくなってしまうため注意しましょう。リフォームする窓の場所によっては採光性の低下を招くことがあります。

リフォームの際には、依頼先の会社に相談して行いましょう。

リフォーム方法3:内窓

3つ目の方法は、内窓です。内窓は既存の窓の内側に新しく窓を設置する方法になります。

二重窓になるため、断熱性に加えて遮音性や防犯性を向上させることが可能です。費用も比較的安く抑えられ、工期も1日で終わるお手軽さから人気を集めています。

デメリットは、二重窓のため掃除のしにくさや窓を開けるのに2回開ける手間がかかることです。内窓は管理規約にとって制限がかかるマンションでも、許可がおりやすい傾向があるため試してみましょう。

リフォーム方法4:ガラス交換

4つ目の方法は、ガラス交換です。ガラス交換は文字通り、窓のガラスのみを交換する方法になります。

費用も工期も抑えられることがポイントです。断熱窓へのリフォームの際には、トリプルガラスやLow-E複層ガラスがおすすめになります。

ガラス交換の注意点としては、サッシの老朽化が進んでいると効果が薄くなってしまうことです。費用はかかってしまいますが、サッシの性能も考慮して行うようにしましょう。

リフォーム方法5:サッシ交換

5つ目の方法は、サッシ交換です。サッシ交換は、窓のサッシ部分だけを交換する方法になります。見落としがちですが、実はサッシからも熱や音は伝わるため、断熱性の向上にはサッシの性能がとても重要です。

一般的に日本ではアルミ製サッシが使われています。しかし、断熱性が低いため、樹脂製や木製のサッシがおすすめです。

サッシも性能にこだわると費用がかかりますが、その後の効果を考慮すると良い投資になります。あとの費用も考えた上でどのサッシにするか決めてみましょう。

断熱窓のリフォームにかかる費用

断熱窓のリフォームにかかる費用を見ていきましょう。以下の表に方法ごとの費用をまとめました。採用するサッシやガラスによって費用は変動しますが、目安として参考にしてください。

項目費用
はつり工法10〜50万前後
カバー工法10〜20万前後
内窓8〜15万前後
断熱ガラスへの交換5〜15万前後
サッシのみの交換5万前後

上記の費用に加え、2階以上のリフォームを行う際には10〜15万ほど足場代がかかるため注意しましょう。

断熱窓へのリフォームを安く行うには、補助金制度を利用することがおすすめです。2023年はお得にリフォームできる補助金制度が充実しているため、事前に調べておきましょう。

以下の記事では断熱窓の費用について更に深掘りし、費用を抑える方法も紹介しています。気になる方はぜひチェックしてみてください。

他にも、断熱窓の種類については以下の記事で詳しく解説していますので、気になる方はどうぞ。

断熱窓のリフォームを行う際の2つの注意点

断熱窓のリフォームを行う際の注意点をみていきましょう。気をつけるべきポイントは以下の2つです。

それぞれ以下でわかりやすく解説するため、ぜひ参考にしてください。

注意点1:サッシの性能も考慮する

1つ目は、サッシの性能も考慮することです。窓の断熱性を高めるためには、窓ガラスだけでなくサッシの性能がとても重要になります。なぜなら、サッシからも熱や音は伝わるためです。

費用を抑えるためにサッシはそのままでガラスだけ高性能にするとあまり効果が得られないことがあります。

また、サッシの老朽化が進んでいると高性能なガラスにしても隙間が空いてしまい、意味がないというケースもあるため注意しましょう。断熱性の高い窓にするなら、木製か樹脂のサッシにLow-E複層ガラスなどがおすすめです。

注意点2:複数社を比較する

2つ目の注意点は、複数社を比較することです。最初から1社に絞ってしまうと、後で他の会社が良かったと後悔につながる可能性があります。

複数社に見積もりを依頼することで適正価格でのリフォームが可能です。また、どの会社が良いのか客観的に選べます。高い金額を払って後悔しないためにも、3社ほどは検討するようにしましょう。

会社を選ぶ際には実績が豊富な会社を選ぶことがおすすめです。実績が少ないと施行ミスにつながる恐れがあるため、候補の会社の実績は事前に確認しましょう。

断熱窓のリフォームならリノベーションハイムがおすすめ

窓リフォームをするならリノベーションハイムがおすすめです。リノベーションハイムは約50年の歴史があり、一般住宅のリフォームを行っています。

セキスイハイムグループのひとつで、セキスイハイムで培ったノウハウを活かして顧客に最適なリフォームの提案が可能です。リフォームの際には建築関係の資格を持った専任のコーディネーターがサポートしてくれます。

オンラインでの相談も受け付けているため、初めてのリフォームで不安な人でも気軽に依頼可能です。興味のある人は問い合わせてみましょう。

まとめ

本記事では、断熱窓のリフォーム方法や費用面を解説しました。断熱窓は住まいの快適性を向上できる効果的な方法です。適切な方法でリフォームができれば、日々の暮らしがより豊かなものになります。

そのため、本記事で紹介したどの方法があなたに最適なのか考えてみてください。難しい場合は、実績のあるリフォーム会社に相談してみましょう。

本記事があなたのお役に立てれば幸いです。

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