主婦Aさん窓リフォームの流れが知りたい!
窓リフォームにはどれくらい時間がかかるの?
窓リフォームは断熱性を高めるだけでなく、防音性や防犯性を向上できる効率的なリフォームです。なかには、住まいの寒さや暑さを解消するために窓のリフォームをしたいものの、時間がなく躊躇している方もいるでしょう。
窓リフォームは内容によっては、1〜2時間程度で終わるものもあります。そのため、窓リフォームを検討している方は、実際にかかる時間を把握したうえで実施すべきか決めるのが賢明です。
本記事では、窓リフォームの流れを工法ごとに費用を交えて解説します。あわせて、窓リフォームを依頼する際の注意点や利用できる補助金についても解説するので、ぜひ参考にしてください。
なお、次の記事では窓リフォームのメリット・デメリットや費用面などを紹介しているので、あわせてご覧ください。
窓リフォームの流れ


はじめに、窓リフォームの流れを見ていきましょう。一般的に、次のような流れでリフォームを行います。
リフォームの目的を考える
まず、窓リフォームの目的を考えましょう。窓リフォームの目的により、適切な施工方法が異なります。たとえば、断熱性と同時に防音性も上げたいなら、内窓の設置がおすすめです。
内窓を設置すると二重窓になり、室外の音や話し声が室内に伝わりづらくなります。同時に、室内外の熱の出入りも防げることで断熱性の向上が可能です。
そのため、なぜ窓リフォームを検討しているのかを検討し、目的に応じた施工方法を選択することをおすすめします。
リフォーム会社が現地調査を行う
窓リフォームの目的が明確なら、業者に現地調査を依頼しましょう。現地調査を依頼することで、窓の採寸や施工方法の提案、見積もりをもらうことができます。
現地調査では、希望する施工方法が実施可能なのかに加えて、窓の大きさ・枚数により詳細な見積もりを取ることが可能です。窓の既存枠に劣化が見受けられた場合には、枠ごとの交換をおすすめされることもあります。
窓リフォームで最適な工法や実施可能な工法は、リフォーム会社でないと判断が困難です。そのため、リフォーム会社の現地調査は欠かせません。
リフォームプランを検討する
現地調査後には、リフォームプランを検討します。窓リフォームは施工方法により、工期や費用が異なります。
窓の施工方法が選べる場合には、工期や費用、メリット・デメリットを比較して決めるのが賢明です。施工方法ごとの情報を詳しく知りたい場合には、リフォーム会社に聞きましょう。
リフォームプランを決めたら、リフォーム会社と工事日程を調整し契約を行います。
窓リフォームを実施する
窓リフォームの契約をしたら、リフォーム日程通りに実施します。
施工方法によるものの、外壁を一部壊す場合には騒音と振動が避けられません。ホコリやゴミが舞いやすくなるため、喘息といった呼吸器系の疾患がある方は注意が必要です。
また、窓リフォームは室内作業が多く立ち合いが欠かせません。日程を調整し、立ち合いで窓リフォームを行いましょう。
【施工方法別】窓リフォームの流れ


窓リフォームの流れは、施工方法ごとに違いがあります。そこで、ここでは窓リフォームの施工方法ごとの流れを、4つ紹介します。
窓リフォームの施工方法①はつり工法の流れ


窓リフォームには、はつり工法があります。はつり工法とは、窓のサッシやガラス部分を全て撤去して新しい窓に交換する方法です。
窓全体を新しく変えるため外壁を壊す必要があり、工期が2〜4日ほどかかります。窓の大きさによるものの、費用は10万〜50万ほどです。
ただし、2階の窓で足場が必要な場合は足場設置費もかかるため、費用が高額になる点に注意しましょう。はつり工法の流れは次のとおりです。
- 既存窓や壁の解体・撤去
- サッシ枠取り付け
- ガラス取り付け
- コーキング
はつり工法は、サッシや窓を完全に新しくできるため、性能面の向上がメリットです。窓の老朽化が進んでいたり、結露がひどい場合におすすめの方法になります。
窓リフォームの施工方法②カバー工法の流れ


窓リフォームでは、カバー工法も実施できます。カバー工法とは、既存の窓やサッシの上に新しい窓・サッシを被せる方法です。
既存の窓を解体する必要がないため、工期は半日から1日で終わります。かかる費用は10〜20万ほどであり、はつり工法よりも費用をおさえられます。
カバー工法の流れは、次のとおりです。
- 既存サッシ枠の幅と高さを採寸
- 室内側から新しいサッシを取り付け
カバー工法は、外壁を壊す必要がなく、施工が簡単で工期も短いことがメリットです。
一方で、既存窓の上に新しい窓を取り付けるため、窓がひと回り小さくなる点に注意しましょう。窓は5〜10㎝ほど小さくなることを想定し、問題ない場合にカバー工法を利用するのが賢明です。
窓リフォームの施工方法③内窓の流れ


内窓の設置も、窓リフォームで実施できます。内窓とは、既存の窓の内側に窓を増設して二重窓にする方法です。
カバー工法と同様に外壁を壊す必要がなく、既存窓の内側に新たな窓をつける作業のため、1〜2時間ほどで終わります。設置する窓の大きさによるものの、費用は5〜30万程度です。
内窓の流れは以下になります。
- 既存サッシ枠の幅と高さを採寸
- 左右の枠を取り付け
- 上下の枠を取り付け
- 障子を吊り込む
- 障子を調整して完了
内窓の設置は、断熱性や防犯性・遮音性などの性能が向上するため人気があります。ただし、内窓を設置すると窓が二重になり、掃除が大変なことや開閉の際に2回の手間がかかる点がデメリットです。
窓リフォームの施工方法④ガラス交換の流れ


窓のリフォームでは、ガラス交換もできます。ガラス交換は、既存サッシのままガラスのみを交換する方法です。施工がガラスの交換のみのため、1〜2時間ほどで終わります。
ガラスには、トリプルガラスや真空ガラスなど機能やガラスの枚数に違いがあります。ガラスの性能により金額が異なるものの、かかる費用は0.8万〜5万円ほどです。性能の高い窓ガラスほど費用が高い傾向があります。
ガラス交換の流れは下記の通りです。
- 既存サッシ枠の幅と高さを採寸
- 室内側から新しいガラスを取り付け
ガラス交換は、他の窓リフォームと比べて最も安く、工期が短い方法です。高性能なガラスを使用するだけで、住まいの性能をあげられるためコスパの良い方法といえるでしょう。
ただし、サッシの老朽化やサッシ自体の性能が低い場合は効果が十分に得られないことがあります。古いサッシの場合は思い切って窓全体を交換しましょう。
ガラス交換は、既存窓でサッシの性能が高い場合にのみにおすすめな工法です。
窓リフォームを円滑に進める方法


窓のリフォームは、スムーズに作業が進めば生活への負担を軽減できます。ここでは窓リフォームを円滑に進める方法を、3つにまとめて紹介します。
窓周辺を片付ける
窓リフォームを円滑に進めるなら、窓周辺を片付けましょう。窓周辺を片付けると、業者が訪問してすぐに作業を始められます。
窓の周辺に大型の家具や飾り棚があれば、移動してから作業を進めなければなりません。もちろん、家具が大型で一人で運ぶことが困難であれば、業者が対応します。
とはいえ、写真やフィギュアといった飾り棚なら、中身を段ボールなどに移して棚のみにしておくのが賢明です。窓のリフォームを円滑に行うには窓周辺を片付けて、作業スペースを確保するといいでしょう。
リフォーム当日に立ち合いが可能な日程で組む
リフォーム当日に立ち合いが可能な日程を組むと、窓リフォームを円滑に進められます。窓リフォームに立ち会うことで、トラブルが生じた場合に迅速な対応が可能です。
たとえば、既存窓のサッシが歪んでおり、スムーズな開閉が困難な場合もあります。窓リフォームに立ち会えば作業中に施工方法を変える判断ができるため、円滑に作業を進められるのです。
ただし、作業箇所で常時立ち合いの必要はありません。窓リフォームでは、施工箇所の確認と仕上がりチェックを行えば良いため、そこまで負担はかからないでしょう。
作業箇所には貴重品を置かないようにして、窓リフォームが終わるまで家のなかで待機しましょう。
ペット・子どもがいる場合は安全を確保する
窓リフォームでは、ペットや子どもがいる場合は安全確保をすると作業を円滑に行えます。窓リフォーム中にペットや子どもが動き回ると、作業を止めなければなりません。
窓リフォームでは、電動ドリルやカッター、ハンマーなど危険な工具を使います。騒音や振動なども生じるため、ペットはゲージの中へ子どもは作業場所に入らない工夫が必要です。
たとえば、子どもの対策では作業スペースにガードをつけたり、子どもから目を離さないようにしましょう。業者が作業に集中してできる環境を整えれば、円滑に作業を行えます。
窓リフォームを依頼する際の注意点


窓リフォームで失敗や後悔をしないためには、注意点を把握する必要があります。そこで、ここでは窓リフォームを依頼する際の注意点を、3つにまとめて紹介します。
窓リフォームの注意点①各工法のメリット・デメリットを把握する
1つ目の注意点は、各工法のメリット・デメリットを把握することです。窓リフォームには4つの工法があり、次のようなメリットやデメリットがあります。
| 工法 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| はつり工法 | 断熱性・遮音性が向上する | 費用が高い |
| カバー工法 | 工期が短く、費用をおさえられる | 窓が一回り小さくなる |
| 内窓の設置 | 断熱性・防犯性が向上する | 掃除の手間が増える |
| ガラスの交換 | 工期が短く、費用をおさえられる | サッシの劣化があると実施が難しい |
窓リフォームは、適切な方法を選ばなければ効果がなく、費用が無駄になることに注意が必要です。選ぶ工法によりメリットやデメリットが異なるため、上表を理解したうえで最適な窓リフォームの方法を選びましょう。
窓リフォームの注意点②リフォームの目的を明確にする
窓リフォームでの2つ目の注意点は、リフォームの目的を明確にすることです。どのような悩みを抱えていて、どの程度改善したいのかを明確にする必要があります。
なぜなら、目的が明確でないと必要な窓リフォームができないうえに、費用が無駄になるからです。もし、窓リフォームの目的が明確なら、最適な工法を判断でき、リフォームで失敗するリスクを回避できます。
窓リフォームには費用と時間がかかるため、適切な工法を選び、効果を実感できるようにするのが賢明です。
窓リフォームの注意点③室内インテリアとのデザインを考慮する
3つ目の注意点は、室内インテリアとのデザインを考慮することです。窓リフォームの失敗例に安さや窓単体のデザインだけで決めてしまい、リフォーム後に窓が浮いてしまったという事例があります。
リフォーム後では修正が効かず、費用が無駄になりかねません。最近では、窓やサッシには豊富な種類があり、窓リフォームでおしゃれな住まいにすることも可能です。
とはいえ、窓のサッシやデザインを後悔しないためにも室内インテリアとの相性を考えることをおすすめします。
窓リフォームに利用できる補助金


窓リフォームをするなら、可能な限り費用をおさえて実施したいと感じる方もいるでしょう。そこで、ここでは窓リフォームで利用できる補助金を、3つにまとめて紹介します。
先進的窓リノベ2026事業


先進的窓リノベ2026事業は、窓リフォームで利用できる補助金の1つです。先進的窓リノベ2026事業では窓リフォームの全工法で利用でき、補助金額の上限額は1戸100万円です。
先進的窓リノベ2026事業を利用するには、事業者の登録を受けたリフォーム会社に窓のリフォームを依頼する必要があります。事業者の登録を受けたリフォーム会社が工事の申請を行い、いずれかの方法で補助金が受け取れます。
- リフォーム費用に充てる目的でリフォーム会社が補助金を受け取る
- リフォームを行う者が現金で受け取る
補助金の受け取り方法をリフォーム会社と相談したうえで、補助金の申請を行うのが賢明です。
みらいエコ住宅2026事業


窓リフォームで利用できる補助金には、みらいエコ住宅2026事業もあります。みらいエコ住宅2026事業では、リフォーム内容により補助金の上限額が1戸40〜100万円と異なります。
窓リフォームに加えて断熱リフォームやバリアフリー改修にも補助金が利用できるため、さまざまなリフォームを検討する際に有効です。
ただし、詳細なリフォーム内容や補助金利用の条件などは、まだ公開されていません。
自治体が実施する補助金
自治体が実施する補助金も、窓リフォームで利用できる補助金の1つです。各自治体が独自に窓リフォームに補助金を実施する場合があります。
たとえば、東京都江東区では「地球温暖化防止設備導入助成」を実施しており、窓リフォームで上限10万円の補助金を受け取れます。江東区の補助金では、先進的窓リノベ2026事業のような国が実施する補助金との併用が可能です。
お住まいの自治体で独自の補助金制度があるのかどうかは、公式サイトを確認するか地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイトで確認しましょう。
江東区のように国が実施する補助金と自治体が独自に実施する補助金は併用できることもあり、よりお得に窓リフォームができる可能性があります。
窓リフォームならリノベーションハイムにご相談ください!


窓リフォームをするなら、リノベーションハイムがおすすめです。
リノベーションハイムは、一般住宅のリフォームも行います。セキスイハイムグループのひとつであり、豊富な実績から培ったノウハウで顧客の要望を最大限かなえたリフォームが可能です。
リフォームの際には、打ち合わせからプランニングまで専任のリフォームコーディネーターがつきます。建築関係の資格も有しており、的確なアドバイスをしてくれるため初めての人でも安心です。
窓リフォームを検討するなら、ご気軽にリノベーションハイムへ問い合わせてみましょう。
窓リフォームの事例
ここからは、窓リフォームの事例を、3つにまとめて紹介します。
【東京都/築28年/1,862万円】
リビングの窓を4枚建てサッシから大きな2枚建ての複層ガラスサッシに変更した事例です。
複層ガラスサッシにしたことで断熱性が高まったうえに、窓枠で外が見えづらくなることがなくなりました。加えて、床下断熱を実施して住宅性能を向上させています。
水回りも一新して快適に暮らせる環境を整えています。
【東京都/築25年/1,463万円】
リビングに内窓を設置した事例です。内窓の設置により防音効果と断熱性が向上しました。真冬はエアコン1台で暖まるうえに、サッシに生じる結露がなくなり快適な生活が送れています。
【東京都/築30年/3,460万円】
全窓を複層ガラスに交換し、書斎に内窓を設置した事例です。高気密・高断熱の住宅を目指して、窓のリフォームと断熱材の充填、屋根への遮熱塗料の塗布を行いました。
書斎はサッシ交換が困難な窓であり、内窓の設置をしています。書斎に内窓を設置したことにより断熱性と防音性が向上し、仕事が進む環境を整えられました。
まとめ
本記事では、窓リフォームの流れを解説しました。窓リフォームはお手軽に実施でき、住まいの性能をあげられる魅力的な方法です。
補助金制度も充実しており、リフォームを行うには今が絶好の機会といえます。窓リフォームを検討している人は積極的に取り組んでみましょう。
しかし、いくら費用が抑えられるといっても、決して安いわけではありません。かけたお金を無駄にしないためにも、各工法のメリットやデメリットを把握したうえで、窓リフォームの適切な工法を選びましょう。
あなたのリフォームが満足いく結果になることを願っております。




















