実家リフォーム

実家はリフォームと建て替えどちらにすべき?判断基準まで紹介

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  • 「実家が古い場合は、リフォームと建て替えどちらが効果的なの?」
  • 「実家はリフォームと建て替えどっちが安く済む?」

親の実家で生活を始める際によく問題となるのが、リフォームと建て替えどちらにすべきかということです。実家は、築年数が経って老朽化が進んでいることが多く、どちらにすべきか判断が難しいところがあります。

基本的には、実家はリフォームがおすすめです。しかし、状況によっては建て替えなければならない場合もあります。

どちらの方法を取るにしても高額な費用がかかるため、後悔したくないという方がほとんどのはず。

そこで本記事では、実家のリフォームと建て替えを選ぶ基準や実家をリフォームする際の注意点について解説します。あなたの実家の状況に最適な判断をするためにも、ぜひ最後まで読んでみてください。

実家のリフォームと建て替えを選ぶ際の基準

さっそく、実家のリフォームと建て替えを選ぶ際の基準をみていきましょう。基準となるのは以下の3つです。

それぞれ以下で詳しく解説するため、ぜひ参考にしてください。

資金計画

1つ目は、資金計画です。まずは、実家のリフォームや建て替えにかけられる費用を明確にしましょう。

予算が明確になれば、どちらを選ぶべきか判断しやすくなります。実家をフルリフォームする際にかかる費用の相場としては、1,000万円〜2,000万円が目安です。

建て替えの際には、解体費用や建築費用、外構費用、諸費用すべて含めて3,600万円〜4,200万円が相場になります。そのため、3,600万円以上の予算がある場合には建て替え、3,600万円以下の予算の場合にはリフォームを選ぶと良いでしょう。

法律的な問題

2つ目は、法律的な問題です。建て替えを検討している場合には、法律的な問題に気をつける必要があります。

代表的なのは、再建築不可やセットバックに関するものです。再建築不可の実家の場合は、そもそも建て替え自体ができません。

また、セットバックが必要な場合には、現在の実家よりも敷地が狭くなってしまいます。セットバックとは、道路に規定の幅を持たせるために建築物や塀などを造ることを禁止し、後退させることです。

上記の2つに当てはまる場合には、リフォームを選ぶと良いでしょう。

住まいの耐久性

3つ目は、住まいの耐久性です。建て替えではなく、リフォームを検討している場合でも、住まいの耐久性によっては建て替えが最適な場合があります。

建物の柱や梁などの構造体が腐食している場合や、シロアリの被害を受けている場合には注意が必要です。根本的な修繕工事が必要になるため、リフォームを選んだとしても、建て替えと変わらない費用がかかる可能性があります。

築年数が経っている実家の場合には、一度ホームインスペクションを利用することがおすすめです。専門家に住宅の劣化状況を診断してもらい、リフォームと建て替えどちらにするか判断しましょう。

【結論】実家はリフォームがおすすめ

結論を述べると、実家はリフォームがおすすめです。建て替えよりも費用が安く、再建築不可やセットバックの影響も受けないため、気軽に依頼できます。

間取りやデザインもある程度自由に決められることから、構造体に問題がなければ新築同然の住まいにすることが可能です。また、1990年代以降に建てられた住まいなら、耐久性の観点からもフルリフォームで十分対応できます。

住まいの構造体に重大な欠陥がある場合以外は、リフォームを検討しましょう。

実家をリフォームする4つのメリット

ここからは、実家をリフォームするメリットについて詳しくみていきます。メリットとして挙げられるのは、以下の4つです。

それぞれ以下で詳しく解説するため、ぜひ参考にしてください。

建て替えよりも安い

1つ目のメリットは、建て替えよりも安いことです。先述したように、リフォームは1,000万円〜2,000万円、建て替えは3,600万円〜4,200万円が費用の目安になります。

間取りやデザインの自由度にそこまで違いがなく、約2,000万円を節約できることは大きなメリットです。また、最近では、建て替えにかかる費用は上昇傾向にあります。

物価や電気代など、さまざまな費用が上昇している昨今において、費用を安くできることは魅力的と言えるでしょう。

補助金が使える

2つ目のメリットは、補助金が使えることです。リフォームでは、政府が掲げる『2050年カーボンニュートラルの実現』を背景に、さまざまな補助金が用意されています。

バリアフリーへの改修や断熱性能の向上、耐震リフォームなどを行うことで、制度によっては上限200万円までの補助を受けることが可能です。また、補助金には国が用意している補助金と自治体が用意している補助金があり、併用もできます。

うまく活用できれば、費用を大幅に削減してのリフォームが可能です。

減税できる可能性がある

3つ目のメリットは、減税できる可能性があることです。リフォームの場合は、建て替えよりも固定資産税を安くできます。

固定資産税は新築時に最も高く、築年数に応じて下がっていくのが特徴です。建て替えの場合は築年数がリセットされるため、固定資産税は上がります。

リフォームであれば、内装が新築同様でも固定資産税がアップすることはありません。リフォーム時の費用だけでなく、リフォーム後にかかる費用も抑えられることは大きなメリットです。

しかし、増築をともなうリフォームや、用途変更をする場合については、固定資産税が上がる可能性があるため注意しましょう。

思い出を大切にできる

4つ目のメリットは、思い出を大切にできることです。実家は、家族や友人との思い出が詰まっている特別な場所のため、できれば壊したくないという方も少なくないでしょう。

リフォームであれば、残しておきたい部分はそのままに、ライフスタイルに合った住まいに作り替えられます。また、現在の住まいの良いところは変えずに、使い勝手の悪い部分だけを改修し、より快適な環境にすることも可能です。

実家をリフォームする際の注意点

ここでは、実家をリフォームする際の注意点について解説します。気をつけるべきポイントは以下の3つです。

それぞれ以下で詳しく解説するため、ぜひ参考にしてください。

将来のライフスタイルを考慮する

1つ目の注意点は、将来のライフスタイルを考慮することです。リフォームの際には、将来的な親との同居や子供の独立など、ライフスタイルの変化を考慮した上でプランを立てることが重要になります。

例えば、親と同居する場合には、バリアフリーを取り入れたリフォームが必要です。また、将来的に子どもが増える場合には、最初は大きな空間にして、あとで壁を設けて2部屋にできる工夫を施しておくことが推奨されます。

遠い将来のことを過度に心配する必要はありませんが、近いうちに起こりうる可能性があることは、リフォームで対応しておきましょう。

二世帯住宅にする場合は慎重にプランを立てる

2つ目の注意点は、二世帯住宅にする場合は慎重にプランを立てることです。実家のリフォームを検討している方の中には、親との同居のために二世帯住宅にする予定の方も少なくありません。

二世帯住宅には一般的に3つの種類があります。居住空間がすべて分かれている『完全分離型』、住まいの一部を共有する『部分分離型』、個室以外すべてを共有する『完全同居型』です。

どの種類にすべきかは、人によってさまざまです。リフォーム後に家族間でのトラブルに悩まないためにも、しっかりと話し合い、慎重にプランを立てるようにしましょう。

住宅性能を見直す

3つ目の注意点は、住宅性能を見直すことです。リフォームは住まいの間取りや設備だけでなく、住宅性能を見直す絶好のタイミングです。

そのため、住まいに必要な断熱性能や耐震性能などが備わっているか確かめてみましょう。住まいの断熱性能を高めることで、ヒートショックのリスクを軽減したり、結露を防止したりなどさまざまなメリットがあります。

また、断熱性能の高い家は室内の熱を逃しにくく、外気の影響を受けにくい特性を持つため、夏涼しく冬暖かい室内環境を実現できます。理想の暮らしにあわせて、住宅性能を高めてみましょう。

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実家をリフォームをするなら、東京セキスイファミエスにおまかせください。リノベーションハイムには、豊富な実績があり、リフォームも数多く手掛けてきました。

そのため、あなたの悩みに適したリフォームプランの提供が可能です。無料の相談を実施しているため、興味のある方はぜひ一度お問い合わせください。

まとめ

本記事では、実家のリフォームと建て替えを選ぶ基準や実家をリフォームする際の注意点について解説しました。結論を述べると、古くなった実家はリフォームがおすすめです。

建て替えよりも費用が安く、再建築不可やセットバックなどの影響も受けないことから気軽に依頼できます。減税や補助金制度も利用できるため、建て替えよりもお得に実家を新築同様の状態にすることが可能です。

これから実家での暮らしを考えている方は、ぜひリフォームを検討してみてください。本記事があなたのお役に立てることを願っております。

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