内装リフォームの費用はどれくらい?部分ごとの費用や注意点を解説

「おしゃれな家に住みたい!」
「壁や床の汚れをなんとかしたい…」
「古い水回りの設備を一新したい」

上記のように思っている方には、内装リフォームがおすすめです。住宅の内装は、日々の生活に大きな影響を与えます。そのため、内装をリフォームすれば、暮らしを今よりもっと快適にすることが可能です。

しかし、リフォームは人生で何度もするものではなく、リフォームについて詳しくない方が多いでしょう。費用や注意点がわからず、不安に思っている方もいるはずです。

そこで今回は、内装リフォームの費用相場について解説します。リフォームする部分ごとに費用を解説しているので、あなたが知りたい情報がすぐに分かります。

また、内装のリフォームが必要なタイミングや注意点も解説しています。「いつリフォームすればいいの?」「失敗したくない」と思っている方はぜひチェックしてみてください。

最後に、おしゃれな内装にするためのポイントも解説しています。内装リフォームを検討中の方の多くは、家をおしゃれな空間にしたいと考えているはずです。この記事を参考に、理想の内装を実現しましょう。

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なお、リノベーションハイムでは、リフォームの無料相談を受け付けています。リノベーションハイムはセキスイハイムのグループ会社であり、50年以上の歴史と豊富なリフォーム実績が強みです。

長年で培ってきた経験とノウハウを活かして、お客様のご要望に応じたリフォームを実現します。まずはお気軽にお問い合わせください。

目次

内装リフォームにかかる費用

内装リフォームにかかる費用は、以下の表のようになります。

スクロールできます
項目詳細費用
クロスの張り替え量産品クロスの場合650円~/m²
1000番台クロスの場合1,000円~/m²
フローリングの張り替え集成材フローリングの場合55,000円~/6畳
無垢材フローリングの場合12万円~/6畳
間仕切りの設置アコーディオンカーテンの場合5,000円~
パネルドアの場合10,000円~
壁を設置する場合80,000円~
水回りトイレ15万円~
キッチン50万円~
浴室50万円~
洗面所10万円~
※各リフォーム部分について、最安値を記載しています。
※費用はあくまで目安です。使用する素材やリフォーム業者によって変動します。

各項目について、解説していきます。

クロスの張り替え

クロスの張り替えは、使用するクロスの素材によって費用が変わります。

主なクロスの素材は、マンションなどで使われるシンプルな量産品クロスと、消臭機能付きのものや色・柄が豊富なものがある1000番台クロスの2種類です。費用はそれぞれ以下のようになります。

  • 量産品クロス:650円~/m²
  • 1000番台クロス:1,000円~/m²

一般に、壁紙リフォームは10年ほどで行いますが、水回りのように傷みやすい場合はさらに短い周期で張り替えてもよいでしょう。

フローリングの張り替え

フローリングのリフォームも、使用する素材によって費用が変動します。フローリングの素材は、いくつかの板をくっつけた集成材と、もともと一枚の板でできている無垢材の2種類です。それぞれ費用は以下のようになります。

  • 集成材フローリング:55,000円~/6畳
  • 無垢材フローリング:12万円~/6畳

集成材は、価格が安く品質が均一ですが、劣化が早いというデメリットもあります。一方無垢材は天然の木を使用しているため、費用はかかりますが香りや手触りは大きな魅力です。あなたの予算と好みに合わせて適切なものを選びましょう。

間仕切りの設置

間仕切りを設置する場合、いくつか選択肢があり、費用はそれぞれ以下のようになります。

  • アコーディオンカーテン:5,000円~
  • パネルドア:10,000円~
  • 壁:80,000円~

アコーディオンカーテンとパネルドアは、折り畳める間仕切りで、比較的費用も安いのが特徴です。一方、壁を設置する場合、費用はかかりますが防音性を確保でき、完全なプライベート空間を作れるというメリットがあります。

水回りのリフォーム

水回りをリフォームする場合、費用相場は以下のとおりです。

  • トイレ:15万円~
  • キッチン:50万円~
  • 浴室:50万円~
  • 洗面所:10万円~

どの部分も、設備の交換だけをする場合は小規模なリフォームで済むため、あまり費用はかかりません。一方で、間取りの変更を伴うリフォームや、グレードの高い設備を使う場合は費用がかかります。

様々なリフォームプランを検討して、見積もりを比較しましょう。

内装リフォームの費用を抑えるコツ

内装リフォームの費用を抑えるコツは、以下の3点です。

ひとつずつ内容を解説していきます。

まとめてリフォームする

内装リフォームでは、一度に複数部分をリフォームすることで、費用を抑えられます。なぜなら、工期を短縮したり、人件費と材料費を節約したりできるからです。

また、リフォーム業者によっては、まとめてリフォームすればお得になるプランを実施していることもあります。さらに、全体的にリフォームすれば一部分が目立つという事態も防げるので、費用面だけでなくデザイン面でもメリットがあります。

一度に様々な部分を工事するのは勇気がいりますよね。しかし、上記のように多くのメリットがあります。短いスパンでリフォームを繰り返すぐらいなら、まとめてリフォームしましょう。

補助金を利用する

内装をリフォームする際、自治体が指定する条件を満たせば補助金制度を利用できます。

指定される条件は、『省エネルギー化を目的としている』、『子育て環境を整備できる』など自治体によって様々で、どれもあなたや家族の生活を快適にするものばかりです。

生活を豊かにした上で、費用を抑えられる補助金制度を利用しない手はありません。お住まいの自治体がどんな制度を実施しているか、役所で確認しましょう。

室内を片付けておく

リフォームの費用がかさんでしまう要因として、人件費があります。人件費は、工期が延びたらその分増えてしまうからです。室内を事前に片付けておけば、速やかに工事を開始できるので、工期を短縮して人件費を抑えられます。

リフォーム内容が決まったら、自分たちで動かせる家具や日用品は移動させておきましょう。リフォーム部分に加えて、業者が材料や機材を運びいれる動線も整理しておくとさらに効果的です。

内装リフォームが必要なタイミング

内装リフォームが必要なタイミングは、以下の通りです。

スクロールできます
項目詳細
築5~10年壁・天井のクロスや塗装フローリングの補修ふすま・障子の交換
築10~15年畳の張替え左官壁の塗替えトイレ・ガス給湯器
築15年~水回り
※リフォームが必要になるタイミングの目安を記載しています。
※内装リフォームを検討する際は、ご自宅の状況を考慮してください。

適切なタイミングでリフォームすることで、快適な暮らしが継続できます。

ただし、複数の内装リフォームをしたい場合、上記のタイミングを気にしすぎないようにしましょう。複数箇所をリフォームする場合、同時に行った方が低予算で済むことがあるからです。

内装リフォームをする際の注意点

内装のリフォームをする場合の注意点は、以下の3点です。

ひとつずつ解説していくので、しっかり把握しましょう。

内装リフォームが得意な業者に依頼する

リフォーム業者には、それぞれ得意とする分野があります。そのため、内装リフォームが得意な業者に依頼することが重要です。

内装リフォームが得意な業者に依頼すれば、費用を抑えられたりトラブルに落ち着いて対応してもらえたりと、多くのメリットがあります。また、実際に手掛けた事例を色々と教えてもらえるのもありがたいですよね。

業者を選ぶ際は、ホームページやSNSを見てどんなリフォームを得意としているかチェックしましょう。

内装全体に違和感が出ないか考慮する

部分的に内装をリフォームする場合、全体を見たときに違和感が出ないよう注意しましょう。

特にクロスやフローリングのリフォームでは、一部分だけ新しくなったために統一感がなくなってしまうことがよくあります。中には、結局他の部分もリフォームするというケースもあります。

何度も追加工事しないで済むよう、部分的に内装リフォームするときは他の部分のリフォームも検討しましょう。

素材をよく吟味する

内装リフォームをより満足行くものにするには、素材選びがとても重要です。

なぜなら、クロスやフローリングの張り替えは広範囲にわたって行うので、部屋の雰囲気に大きく影響を与えるからです。サンプルをよく吟味して、納得行く素材を選びましょう。

サンプルを見る際は、できるだけ大きなサンプルを用意してもらいましょう。壁や床一面に張ったときの印象をイメージしやすいからです。

また、壁や床の素材を決めるときは、つい見た目ばかりを重視してしまいますが、手触りをチェックするのも重要です。特に小さなお子さんがいる方は、素材が硬すぎないかや汚れは落ちやすいかを確認しましょう。

リフォームでおしゃれな内装を実現した事例10選

ここからは、リフォームでおしゃれな内装を実現した事例を、10個にまとめて紹介します。

アイランドキッチンと小上がり畳コーナーでくつろぎ空間

こちらの住まいは、アイランドキッチンの導入で家族が互いに身近に感じられるよう工夫しています。また、右側の小上がりには畳コーナーを設置し、勉強や休憩スペースと多目的に使うことが可能です。

アイランドキッチン側のフローリングと小上がりの畳を使い分けたものの、家事をしても家族と会話が可能であり、一体感のある空間を実現しています。

LDKとデッキの高さをそろえた開放的な大空間

こちらの住まいは、庭に面したリビングとウッドデッキの高さをそろえて、広々とした空間を作り上げています。リビングの大きな窓を開ければ、自由に外へ行き来できるうえに、季節を感じられます。

また、リビングのフローリングとウッドデッキの色味を似たものにしたこともポイントです。外まで一体感を感じられて、視覚的にも広さを感じられるのです。

寝室に愛犬と過ごせる空間を配置

こちらの住まいは、寝室の一部に愛犬のスペースを設置しています。壁の灰色は消臭・防湿機能のあるガウディアという壁紙を採用しています。

寝室は休む場所であるため愛犬と一緒に過ごしたいものの、ペット特有のにおいに悩まされる人もいるでしょう。ガウディアを採用すれば、愛犬と共に快適な空間で休めてリラックスできます。

色味を統一させホテルライクな空間を実現

こちらの住まいは、家具やキッチンをダーク色で統一して、ホテルで過ごすような空間を実現しています。収納を多く設置し、置き家具の必要がないよう工夫したこともポイントです。

ワークスペースも作り、使わなければ戸を閉めると隠せる仕様にしています。家にいながらも、非日常を味わえるようなくつろぎ空間であり、充実した生活が可能です。

シアタールームを完備

こちらの住まいは、防音対策を行いシアタールームを完備しています。RC造(鉄筋とコンクリートを組み合わせて建設する技法)の建物であり、もともと防音性が高いためシアタールームの導入もしやすいです。

家にいながら、個室映画館のような空間でくつろぎながら映画鑑賞ができます。映画好きには夢のような空間でしょう。

ホテルのラウンジのようなエントランスを設置

こちらの住まいは、ホテルのラウンジのように、外と中の境界を感じないタイル張りの玄関にして広々とした空間を作り上げています。

エントランスの広さもホテルのラウンジ級であり、高級感を感じます。加えて、階段したにはソファーを設置して、待ち時間に読書も可能です。

ワークスペースに魅力的なクロスを導入

こちらの住まいは、ワークスペースの箇所のみ魅力的なクロスを張っています。

仕事への集中力を高めつつ気分転換にもなるクロスを選択して、ワークスペースに存在感を出しているのです。ワークスペースのみクロスを変えているため、仕事のオン・オフ切り替えもできます。

打ちっぱなし風の壁面で個性的な空間を演出

こちらの住まいは、打ちっぱなしを連想させるモノトーン調の壁に青の壁面を取り入れて、個性的な空間を実現しています。

ポイントで青の壁面を取り入れることで部屋が暗くならず、心地よく感じます。また、生活に合わせてコンセントの増設を行い、快適な空間のみならず生活のしやすさも追及しているのです。

効率的な回遊動線を確保

こちらの住まいは、お風呂を移動させて水回りを集中させたことで回遊動線を確保しています。

水回りをまとめたことで家事の動線に加えて生活動線も良くなり、自然と家族が過ごせる空間を作り上げています。また、段差のない畳スペースを確保したことで、子どもが安全に遊ぶことが可能です。

書棚と大型シアターでリラックス空間の誕生

こちらの住まいは、書棚の天井に大型スクリーンを埋め込むことでリラックスできる劇場空間を実現しています。

普段は大型スクリーンを天井に埋め込むため書棚が見えるものの、シアターにする際には遮光カーテンで光が入り込まないような工夫をしているのです。大型スクリーンは100インチと映画館並みの大きさがあります。

リフォームでおしゃれな内装にするためのポイント

内装リフォームでおしゃれな空間を実現するポイントは、以下の3つのポイントが重要です。

おしゃれな内装になれば、日常生活を豊かにできます。解説するポイントをしっかり理解しましょう。

統一感のある配色にする

おしゃれな内装に必要なポイント1つ目は、統一感のある配色です。使用する素材や設備の色に統一感をもたせることで、一気におしゃれな内装に仕上がります。

具体的には、色の系統(暖色系か寒色系か)、トーンの明るさを揃えるのが重要です。カタログや広告を見て、あなた好みの配色を探してみましょう。

開放感のある間取りにする

おしゃれな内装では、開放感があることも重要なポイントです。無駄な遮蔽物をなくすことで、開放感のある雰囲気を出せます。

中には、もとの部屋が狭くて開放感がないという方もいるでしょう。そんなときは、明るい色を使用すれば開放感を出すことができます。意識してみてください。

高級感のある照明にする

高級感のある照明を使えば、さらにおしゃれな内装になります。おすすめの方法は、ダウンライトと間接照明を組み合わせることです。適度な明るさを保ちながら、高級感を演出できます。

また、一般的なシーリングライトを使う場合、明るさを調節するだけでも効果があります。調光器で明るさを調節できるものもあるので、ぜひ探してみてください。

内装リフォームならリノベーションハイムにおまかせください

内装をリフォームするなら、リノベーションハイムにおまかせください。リノベーションハイムには、豊富な実績があり、内装リフォームも数多く手掛けてきました。そのため、あなた好みの素敵な内装を実現できます。

あなたの好みや家に関するお悩みを伝えていただければ、あなたに最適なリフォームプランを提案できます。無料の相談を実施しているので、興味のある方はぜひ一度お問い合わせください。

まとめ

今回は、内装リフォームについて解説しました。

内装リフォームにかかる費用は、使用する素材や設備によって異なります。業者とよく相談して、予算内で最適なリフォームをしましょう。費用を抑えるには、補助金の活用も効果的です。

また、内装をリフォームするべきタイミングと注意点も解説しました。適切なタイミングで、注意点を良く理解したうえでリフォームすれば、満足行く内装を実現できます。さらにおしゃれな内装にしたい方は、おしゃれにするポイントも解説したので、ぜひ参考にしてみてください。

リフォームで理想の内装を作り上げて、快適な暮らしを送りましょう。

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