【チェック必須】断熱リフォームでよくある6つの失敗とは?対策法まで紹介

「断熱リフォームでよくある失敗ってなに?」
「断熱リフォーム実施者の口コミを確認したい!」

断熱リフォームには費用がかかるからこそ、失敗したくないと感じる方は多いでしょう。しかし、身近に断熱リフォームを実施した人がおらず、口コミや評判が聞けないという方も少なくないはずです。

断熱リフォームは実施することで、住まいの快適性を向上させることができ、ヒートショックなどのリスクの軽減にもなります。ただし、失敗してしまうと思っていた効果が感じられず、後悔する結果になることもあります。

そこで、本記事では断熱リフォームでよくある失敗事例を、利用者の口コミ・評判を交えて紹介します。あわせて、失敗を回避するための対策や成功ポイントも解説するので、ぜひ参考にしてください。

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目次

断熱リフォームでよくある失敗例6選

さっそく、断熱リフォームでよくある失敗を、6つにまとめて紹介します。

暑さ・寒さがあまり変わらず、効果が実感できなかった

「暑さ・寒さがあまり変わらず、効果が実感できなかった」ということは、断熱リフォームでよくある失敗の1つです。なかには、断熱リフォームの実施前には、断熱材を入れると冷暖房が必要なくなると思い込む方もいます。

しかし、実際には冷暖房が不要となるケースはそれほど多くありません。つまり、断熱リフォームへの認識のズレが後悔に繋げてしまうことがあるのです。実際に次の口コミのように感じている方もいます。

高気密・高断熱住宅その後も、熱源がないと無暖房ではいかにも寒さを感じるよ。 特に2階は、夏暑いし冬はそこそこ寒い。 「断熱性が高くて電気代が安い」というのは、無暖房だからなく効率的に室内温度を調整できるから。

引用:X

断熱リフォームは住まいの断熱性を向上させ、室内の熱が逃げにくく室外の熱を伝えにくくするものです。後悔に繋げないためにも、断熱リフォームに関する知識を身につけておくことが大切です。

結露が生じカビが発生した

「結露が生じカビが発生した」ということも、断熱リフォームでよくある失敗の1つです。断熱材を入れる際にすき間が生じると、室内側から湿気が入りこみます。

断熱材は湿気を含むと外に放出できず、ため込むことでカビが発生する原因となるのです。実際に、次のように断熱材のすき間でカビが発生した方もいます。

僕の自宅のリフォーム前の壁内。

グラスウールの隙間から、室内の湿気が入り込んでカビています。

外壁に接していない面でも、ちょっとした断熱材の隙間から壁体内結露は起こります。

気密しても熱ムラができるので、やっぱり隙間のない施工が大事。

こうなると断熱性能は落ちるし、カビをキッカケにぜんそくやアレルギー発症の原因にもなる。

引用:X

断熱材にカビが発生すると、咳が止まらないといった健康被害がでる場合もあります。断熱材を入れる際には、必ずすき間なく充填するのが賢明です。

断熱リフォームの補助金を上手に活用できなかった

「断熱リフォームの補助金を上手に活用できなかった」ということも、断熱リフォームでよくある失敗の1つです。断熱リフォームを実施する際には、補助金を利用することで費用を安くおさえられます。

しかし、なかには次の口コミのように断熱リフォームに補助金が出ることを知らない方もいます。

断熱性の高いものにリフォームする時も補助金が出るんだ。

堤さん100万円も補助金が出たんだ。

知らないと損するね。

引用:X

床や天井などさまざまな場所を断熱リフォームすると、費用が高額になりがちです。うまく補助金を活用すれば、希望する場所を全ての場所で断熱リフォームができる可能性もあります。

部屋間の温度差が生じた

「部屋間の温度差が生じた」ということも、断熱リフォームでよくある失敗の1つです。部分断熱リフォームを行うと、実施場所の有無で温度差が生じることもあります。

家全体で断熱リフォームをすれば、室温を一定に維持しやすくなります。ただし、次のように建て直しを行うと断熱材がある場所とないところで室温の違いを感じる方もいるのです。

家の1番古い区画に部屋があるので多分断熱材とか碌に入ってないんじゃないかな

立て直されてる部分とかリフォームされてる部分との温度差をとても感じるから…

特にリフォームされてる所。

温度が全然違う…

引用:X

部屋間で温度差が多いほど、特に冬はヒートショックを生じやすくなります。健康被害を起こさないためにも、温度差が大きい場所を断熱リフォームするのが賢明です。

熱がこもりやすくなった

「熱がこもりやすくなった」ということも、断熱リフォームでよくある失敗の1つに挙げられます。断熱材を入れると、室内の温かい空気を外へ逃がしづらくなります。

すると、次の口コミように昼間に付けた暖房の影響で温かい空気が外へ逃げず、夜に暑いと感じる方もいるのです。

暖房入れると暑いけど冷房入れると寒い…温度調節が微妙な季節になったな…ってかリフォームで断熱材入れた所為か熱が籠り易いのか夜暑くなる…

引用:X

断熱材を入れると、室内に熱がこもりやすくなるのも確かです。ただし、熱がこもるのも気密性が高く外気の影響を受けづらいといった証であるため、断熱効果があると言えます。

内窓の設置で掃除が大変になった

断熱リフォームでよくある失敗には「内窓の設置で掃除が大変になった」ということも挙げられます。内窓を設置すると窓が二重になり、サッシや窓ガラスなども含めて倍の掃除量が必要になります。

具体的に、次のように内窓の設置で掃除の手間が倍以上になったと感じる方も少なくありません。

補助金で二重サッシをつけたら温かいし、結露も消えて快適なんですけど、窓掃除の手間が倍以上になるのは想定外でしたね…

引用:X

窓のサッシやガラス拭きの掃除は意外と手間と時間がかかります。内窓を設置することで断熱効果を得られるものの、窓の掃除が増えることを念頭におくといいでしょう。

断熱リフォームで失敗を回避するための対策

ここからは、断熱リフォームで失敗を回避するための対策を、3つにまとめて紹介します。

可能な限り家全体の断熱リフォームを実施する

可能な限り家全体の断熱リフォームを実施することは、断熱リフォームで失敗を回避するための対策の1つです。部分断熱は可能であるものの、断熱リフォーム実施の有無で温度差が生じやすくなります。

たとえば、家族が集まるリビングのみ断熱リフォームをすると、お風呂場や各部屋などとリビングで温度差が発生するのです。

前述したとおり、部屋間で温度差が生じるとヒートショックの原因にもなりえます。健康面にも影響を及ぼす可能性があるため、費用面を考慮しつつ可能な限り家全体の断熱リフォームの実施が賢明です。

補助金を最大限に利用する

補助金を最大限に利用することも、断熱リフォームで失敗を回避するための対策の1つです。断熱リフォームの補助金を有効活用できなければ「もっと安くリフォームできたのに…」と後悔しかねません。

断熱リフォームの補助金を最大限に利用できれば費用の問題が解決し、家全体ので断熱リフォームを実施できる可能性もあります。実際に、断熱リフォームの補助金を最大限に利用すると100~200万円ほど費用の削減が見込めるのです。

断熱リフォームで利用できる補助金には、国と自治体のものがあります。国と自治体の補助金は併用可能である場合が多いため、上手く活用して費用をやすくおさえるのが賢明です。

さらに、断熱リフォームの補助金について詳しく知りたい方は次の記事もあわせてご覧になってください。

【2025年最新】断熱リフォームの補助金4選!最大限に活用するコツも紹介

実績の豊富なリフォーム業者に依頼する

断熱リフォームで失敗を回避するためには、実績の豊富なリフォーム業者に依頼することも大切です。実績豊富なリフォーム業者へ依頼すれば、施工不良や不具合が生じづらくなります。

断熱材を入れる際にすき間ができないため、断熱効果を最大限まで高めつつ湿気対策も行うことが可能です。つまり、断熱リフォームを成功させるには、会社選びが非常に重要なのです。

精度の高い断熱リフォームを実現するには、豊富な経験と知見が欠かせません。公式サイトなどを確認し、実績が豊富なリフォーム業者を選び工事依頼することが賢明です。

断熱リフォームの効果を高めるポイント

ここからは、断熱リフォームの効果を高めるポイントを、3つにまとめて解説します。

日差し対策を実施する

日差し対策を実施することは、断熱リフォームの効果を高めるポイントの1つです。断熱リフォームを実施すると、断熱性・気密性の向上により室内に熱がこもりやすくなります。

特に夏は日当たりの良い家ほど日差しを防がなければ、熱が夜にまで影響を及ぼし暑い状態が続くのです。そこで、日差し対策でベランダや庭付近にある大きな窓にサンシェードを設置するのがおすすめです。

断熱リフォームの効果を高めるには、採光を妨げることなく日差しの熱を室内へ入れづらくすることが欠かせません。

換気システムを導入する

換気システムを導入することも、断熱リフォームの効果を高めるポイントの1つです。高気密・高断熱の家は空気の循環がされづらく、熱や湿気がこもりやすくなります。

熱や湿気を含んだ空気が室内に滞ると結露が生じて、壁や床などの腐食につながるのです。そこで、24時間換気システムを導入すれば、室内にきれいな空気を取り入れやすくなります。

ただし、24時間換気システムはフィルターのメンテナンスが欠かせません。そのため、メンテナンスしやすい換気システムを導入することが、断熱リフォームの効果を高めるポイントです。

断熱カーテン・断熱シートを併用する

断熱リフォームの効果を高めるには、断熱カーテン・断熱シートを併用することも大切です。特に冬は室内の暖気を外へ逃がしづらくすれば、快適な室温を維持しやすくなります。

断熱カーテンとは室内の熱の出入りを防ぐカーテンであり、断熱シートは主に窓へ張り付けて断熱性を上げるアイテムです。窓はサッシのすき間から熱の出入りが起きやすいため、断熱カーテンや断熱シートを併用すれば、室温を維持しやすくなります。

断熱リフォームを実施しても熱の出入りする場所があれば、気密性や断熱性は低下するのです。そこで、ホームセンターでも購入が可能な断熱カーテン・断熱シートを併用すると断熱リフォームが成功しやすくなります。

実績豊富なリフォーム業者をお探しならリノベーションハイムにご相談ください!

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リノベージョンハイムは50年以上リフォームに携わり、これまで55万棟の実績があります。多くの実績から培ったリフォームの知見とノウハウを有し、お客さまの希望と建物の状況から適したリフォームの提案も可能です。

リフォーム後の仕上がりイメージも詳細にお伝えするので、安心感が得られます。リフォーム実績が豊富な業者をお探しなら、ぜひリノベーションハイムにお問い合わせください。

まとめ

本記事では、断熱リフォームでよくある失敗事例を、利用者の口コミを交えて紹介しました。断熱リフォームを実施すれば気密性や断熱性を上げられるものの、次のような懸念もあります。

  • 施工不良によりカビが生じた
  • 熱がこもり暑さを感じた
  • 部分断熱で温度差を生じた

快適な生活を送るためにも、断熱リフォームでは失敗を回避するための対策が欠かせません。断熱リフォームの実施による失敗と対策がわかり安心してリフォームをするなら、リノベーションハイムにご相談ください。

本記事があなたのお役に立てることを願っております。

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