失敗しない!窓リフォームの流れをステップ形式で解説

窓リフォームは、窓を変えるだけで家のさまざまな問題点を解消してくれるとても便利な方法です。最近は、窓やサッシの種類が増えており、家の外観や印象を変えておしゃれな住まいにもできます。

国や自治体の補助金制度も整備されているため、今ならとてもお得に窓リフォームが可能です。また、施工自体にかかる時間も少なく、費用を抑えてリフォームができます。

ただ、窓リフォームの流れが何もわからなければイメージも湧きづらいでしょう。

  • 窓リフォームの流れが知りたい
  • 窓リフォームにどれくらい時間がかかるのか知りたい
  • 窓リフォームの工法ごと流れの違いを知りたい

などの情報を求めている人も少なくないはず。

そこで本記事では、窓リフォームの流れを解説します。あわせて、工法ごとの流れや工期も解説しているためぜひ参考にしてください

以下の記事では、窓リフォームのメリット・デメリットや費用面など、窓リフォームについて網羅的に解説しています。詳しく知りたい人は以下の記事もあわせてご覧ください。

目次

窓リフォームの流れ

窓リフォームの流れを見ていきましょう。今回は一般的な流れを紹介します。依頼する会社によって細かい部分が異なるため、流れの大枠として参考にしてください。

  1. 相談・打ち合わせ(依頼主の自宅へ訪問)
  2. 採寸(窓を採寸し、要望を伺う)
  3. 提案・見積もり(要望に沿って、提案・見積もりを提出)
  4. 契約(契約後、希望の日時を調整)
  5. 工事(希望の日時に施工)

窓リフォームは方法にもよりますが、採寸して作った窓を取り付けることが多いため、工期が短いことが特徴です。短いものは1時間ほどで完了します。長くても2〜4日で終わるため、お手軽にできるリフォームといえるでしょう。

窓リフォームの施工方法ごとの流れ

ここでは、窓リフォームの施工方法(種類)ごとの流れを見ていきましょう。一般的に窓リフォームの施工方法は以下の4つになります。

それぞれの流れや工期を解説していきます。あなたに最適な方法を探してみてください。

窓リフォームの施工方法(種類)について詳しく知りたい人は、以下の記事もあわせて読んでみてください。

窓リフォームの施工方法①:はつり工法の流れ

はつり工法とは、窓のサッシやガラス部分を全て撤去して新しい窓に交換する方法です。窓全体を新しく変えるため外壁を壊す必要があり、工期が2〜4日ほどかかります。

費用は窓の大きさにもよりますが10万〜50万ほどです。2階の窓で足場が必要な場合は、費用が高くなるため注意しましょう。はつり工法の流れは以下になります。

  1. 既存窓や壁の解体・撤去
  2. サッシ枠取り付け
  3. ガラス取り付け
  4. コーキング

はつり工法はサッシや窓を完全に新しくできるため、性能面を向上できることがメリットです。窓の老朽化が進んでいたり、大規模のリフォームを予定している人におすすめの方法になります。

窓リフォームの施工方法②:カバー工法の流れ

カバー工法とは、既存の窓やサッシの上に新しい窓・サッシを被せる方法です。既存の窓を解体する必要がないため、工期は半日から1日で終わります。

費用はおよそ10〜20万ほどかかると思っておきましょう。カバー工法の流れは以下になります。

  1. 既存サッシ枠の幅と高さを採寸
  2. 室内側から新しいサッシを取り付け

外壁を壊す必要がない方法のため、施工が簡単で工期も短くなることがメリットです。しかし、既存の窓の上に新しい窓を取り付けることで、窓がひと回り小さくなってしまいます。

5〜10㎝ほど小さくなるため、今の窓が小さくなっても問題ない場合にカバー工法を利用しましょう。

窓リフォームの施工方法③:内窓の流れ

内窓とは、既存の窓の内側に窓を増設して二重窓にする方法です。こちらもカバー工法と同様に外壁を壊す必要がなく、元々作ってきた窓をつけるだけのため、1〜2時間ほどで終わります。

費用は設置する窓の大きさにもよりますが5〜30万ほどと見ておきましょう。内窓の流れは以下になります。

  1. 既存サッシ枠の幅と高さを採寸
  2. 左右の枠を取り付け
  3. 上下の枠を取り付け
  4. 障子を吊り込む
  5. 障子を調整して完了

お手軽に施工でき、断熱性や防犯性・遮音性などの性能を高められるため人気を集めています。しかし、二重窓にすることで掃除が大変になったり、窓を開ける際に2回開ける手間がかかることがデメリットです。

窓リフォームの施工方法④:ガラス交換の流れ

ガラス交換は、既存のサッシはそのままにしてガラスのみを交換する方法です。施工がガラスの交換のみのため、1〜2時間ほどで終わります。

費用はどんな性能を持ったガラスにするかによって変わりますが、0.8万〜5万円ほどです。性能が高い窓ガラスを採用するほど費用が高くなります。ガラス交換の流れは以下の通りです。

  1. 既存サッシ枠の幅と高さを採寸
  2. 室内側から新しいガラスを取り付け

他の方法と比べて最も安く、早い方法です。高性能なガラスを使用するだけで、住まいの性能をあげられるためコスパの良い方法といえるでしょう。

しかし、サッシの老朽化が進んでいたり、サッシ自体の性能が低い場合は効果が十分に得られないことがあります。古いサッシの場合は思い切って窓全体を交換すると良いでしょう。ガラス交換は既存の窓サッシの性能が高い人におすすめになります。

窓リフォームを依頼する際の注意点

窓リフォームの注意点を見ていきましょう。気をつけるべきポイントは以下の3つです。

それぞれ以下で詳しく解説します。窓リフォームには決して安くない費用がかかるため、失敗しないためにも必ず確認してください。

窓リフォームの注意点①:各工法のメリット・デメリットを把握する

1つ目の注意点は、各工法のメリット・デメリットを把握することです。

窓リフォームには4つの工法があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。リフォーム予定の窓に適切な方法を選ばなければ、効果があまりなかったり、無駄な費用がかかってしまうため注意しましょう。

はつり工法の場合は、窓とサッシを全て刷新できるため断熱性や遮音性・防犯性などの性能の向上が可能です。しかし、外壁を壊す必要があり、費用が他の工法よりかかります。

カバー工法は、既存の窓の上に新しい窓をつけるため、工期が短く費用も抑えることが可能です。しかし、既存の窓よりもひと回り小さくなってしまうことがデメリットになります。

上記のように、工法によってメリット・デメリットがあるため、しっかりと理解したうえで最適な方法を選びましょう。

窓リフォームの注意点②:リフォームの目的を明確にする

2つ目の注意点は、リフォームの目的を明確にすることです。

窓リフォームをする際には、いまどんな悩みを抱えていて、どのように改善したいのかを明確にすることが重要になります。なぜなら、目的が明確になっていないと必要のない工事をしてしまい、無駄な費用がかかるためです。

目的が明確になっていればどの工法が最適なのか判断できるため、リフォームに失敗するリスクの回避もできます。また、補助金などの制度を使ってお得にリフォームも可能です。

なるべく費用をかけずに最大限の効果を発揮させるために、目的を事前にしっかりと考えておきましょう。

窓リフォームの注意点③:室内インテリアとのデザインを考慮する

3つ目の注意点は、室内インテリアとのデザインを考慮することです。

窓リフォームの失敗例として、安さや窓単体のデザインだけで決めてしまい、リフォーム後に窓が浮いてしまったという事例があります。リフォーム後に気づいても修正が効かず、かけたお金が無駄になってしまうため注意しましょう。

最近では窓やサッシには豊富な種類があり、窓リフォームによっておしゃれな住まいにすることも可能です。のちに後悔しないためにも室内インテリアとの相性を考えて決めるようにしてください。

窓リフォームをするならリノベーションハイムがおすすめ

窓リフォームをするなら弊社、リノベーションハイムがおすすめです。

リノベーションハイムは一般住宅のリフォームを行っています。セキスイハイムグループのひとつであり、豊富な実績から培ったノウハウで顧客の要望を最大限かなえたリフォームをしてくれる会社です。

リフォームの際には打ち合わせからプランニングまで専任のリフォームコーディネーターがついてくれます。建築関係の資格を有しており、的確なアドバイスをしてくれるため初めての人でも安心です。

まずは気軽に問い合わせてみましょう。

まとめ

本記事では、窓リフォームの流れを解説しました。

窓リフォームはお手軽に実施でき、住まいの性能をあげられる魅力的な方法です。補助金制度も充実しており、リフォームを行うには今が絶好の機会といえます。窓リフォームを検討している人は積極的に取り組んでみましょう。

しかし、いくら費用が抑えられるといっても、決して安いわけではありません。かけたお金を無駄にしないためにも、本記事で解説した注意点は忘れないようにしましょう。

あなたのリフォームが満足いく結果になることを願っております。

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