理想の住宅をつくるためのリフォームは、絶対に満足行くものにしたいですよね。
- 「工事が終わった後にモヤモヤしたくない」
- 「トラブルが起きたら泣き寝入りするしかないの?」
- 「追加工事で費用を無駄にしたくない」
リフォームは、一生に何度もするものではありませんし、かかる費用も決して安くはありません。そのため、上記のように思っている方もいるはずです。
そこで今回は、不満の原因となるトラブルや事前にできることを解説します。よくあるトラブルの事例と事前の対策を理解しておけば、不満を抱くこともありません。
また、実際に不満がでたときにどうすべきかも解説しています。工事が終わったけど納得行かないという方も、ぜひご覧ください。
【仕上がりに不満】リフォームのトラブルに要注意!
リフォームをすると、トラブルが発生することも珍しくありません。その結果、完成後に仕上がりに不満を抱くことになります。特によくあるトラブルは以下の3つです。
起こりやすい不満や原因となるトラブルを知っておけば、事前に対策しやすくなります。一つずつ解説していくので、しっかり理解しましょう。
当初のイメージと違った
1つ目のよくある不満は、当初の完成イメージと違ったというものです。
リフォームを検討中のあなたは、「こんな家に住みたい」という願望があるはずです。もし実際に完成した住宅が期待とかけ離れていたら、あなたもきっと不満を抱くでしょう。
多くの場合、完成イメージと実際の仕上がりの違いは、業者とのイメージのずれによって起こります。また、家の状況や予算によっては工事内容が制限されるので、やむを得ず要求と違う仕上がりになってしまうというケースもあります。
原因が何であれ、せっかくのリフォームで期待外れの仕上がりになるのは避けたいですよね。イメージのズレには注意が必要です。
不具合が出てきた
2つ目のよくある不満は、工事後の不具合です。工事直後の仕上がりには不満がなかったとしても、工事を終えて実際に生活していると、不具合が出てくることがあります。
リフォーム後によくある不具合には、以下のようなものが多いです。
- 壁紙やクロスを張り替えたのに、すぐに剥がれてきた
- トイレの設備を交換したが、あとが残っている
上記以外にも、様々な不具合が起こり得ます。不具合の原因は様々で、事前に予期できないものもあるので、落ち着いて対処することが必要です。
契約と違う工事をされた
リフォームの際は、業者と何度も打ち合わせをして、契約を決定します。そのため、実際の工事で契約と違う工事をされたら、当然不満に思いますよね。
なぜ契約と違う工事が起こるかというと、家の状況によっては追加工事が必要になるからです。工事が始まってから、補修や補強が必要だと判明したら、契約になかった工事をします。その際、費用が追加でかかるので、金銭面のトラブルに発展することがあります。
追加工事をする場合、やむを得ず工事が必要になったというケースがほとんどですが、中には必要がないのに勝手に工事をされることもあります。後者の場合は特に、業者に対して大きな不満を抱くでしょう。
リフォームの仕上がりに不満をなくすために事前にできること
仕上がりに不満を抱く可能性を減らすために、事前にできる対策を紹介します。主な対策は、以下の3つです。
それぞれ解説していくので、よく覚えておきましょう。
完成イメージを共有する
リフォームをするからには、家に関する悩みや、あなたが理想とする完成像があるはずです。仕上がりについて不満をなくすために、リフォーム業者にあなたが持っている完成イメージを共有しておきましょう。業者とのイメージのずれや勘違いを大幅に減らせます。
おすすめの方法は、カタログや広告を使いながら、より具体的に細部までイメージを伝えることです。その際、カタログや広告のどの部分に惹かれたのかまで伝えられるとなお良いです。
ただし、希望を伝えたからといってすべて叶えられるとは限りません。そのため、どの程度希望を実現できるかや代替案はあるかも同時に確認しておきましょう。
綿密に打ち合わせする
リフォームの不満をなくすために、綿密に打ち合わせをすることも重要です。どんな素材や設備を使うのかをしっかり確認しましょう。
また、打ち合わせの際、不具合のリスクについても聞いておくと良いでしょう。どんな不具合が出てくる可能性があるのかを聞いておけば、実際にトラブルが起きたときの対応も事前に決められるからです。
より確実にトラブルに備えるために、打ち合わせや契約の記録を残しておくことも重要です。
細部まで完了検査をする
リフォーム工事が終わると、リフォーム業者と一緒に完了検査をします。完了検査とは、工事の仕上がりに不満がないか、契約と違う部分がないかを確認することです。特に、以下のような項目に注意して検査しましょう。
- 契約内容と工事内容が相違ないか
- 設備や素材は注文したものと同じか
- 周囲の床や壁に損傷はないか
完了検査では、業者が隣にいるため、仕上がりに不満があったときにすぐに伝えられます。些細な違和感だったとしても、ためらわずに確認しましょう。
リフォームの仕上がりに不満を抱いたらどうする?
リフォームの仕上がりに不満を抱いたときの対処法について解説します。
上記の2つに分けて解説するので、どちらも良く理解しておきましょう。
リフォームの仕上がりに不満があるときの相談先
リフォームの仕上がりに不満を抱いたら、以下の順に相談しましょう。
それぞれ特徴を解説していきます。
01:リフォーム業者
リフォームの仕上がりに不満を抱いたら、まずはリフォーム業者に相談して、どの部分に不満があるのか直接伝えましょう。実際に工事を担当しているので、第三者に相談するよりも早く話が進みます。
ほとんどの場合、誠実に対応してもらえるので、ためらわずに不満を伝えることが重要です。また、追加工事が必要な場合は再度工事を依頼することになるので、随時準備を進めていきましょう。
02:消費者生活センター
業者に相談しても解決しなかったときや、誠実に対応してもらえなかったときは、消費者生活センターに相談しましょう。消費者生活センターは、消費者トラブル全般の相談窓口で、リフォーム工事も問い合わせ対象です。
第三者に相談する際は、不満を伝える前にどんな工事をしたのかを伝えなければなりません。そのため、工事内容がわかる契約書類や見積書を持っていきましょう。
消費者生活センターでは、ADRによるトラブル解決もサポートしてくれます。ADRとは、訴訟ではなく公正な第三者のもとで紛争を解決する手続きで、訴訟よりも早期・柔軟で、経済的負担も小さいという特徴があります。
03:裁判所
消費者生活センターに相談しても解決しない場合は、裁判所で手続きをします。
裁判所に解決を依頼する場合、訴訟を起こすことになります。そのため、業者とのやりとりやADRよりも時間や費用がかかってしまいますが、より確実にトラブルを解決できるのがメリットです。
「業者の対応にどうしても納得行かない」「このまま泣き寝入りしたくない」という場合は、裁判所で手続きを進めましょう。
リフォームの仕上がりに不満を相談する際に伝えるべきこと
リフォームの仕上がりに関する不満を相談する際は、以下の2点を確実に伝えましょう。
どんな内容か、それぞれ具体的に解説していきます。
どこに不満があるのか
不満を伝える際、まずはどの部分に不満があるのかを具体的に説明しましょう。
- 「キッチンの仕上がりが打ち合わせ内容と異なる」
- 「工事後に壁紙が剥がれてきた」
上記のように簡潔にすると、より伝わりやすいです。また、不満を伝える際に理由や証拠と合わせて伝えられるとさらに良いです。
- 「初回の打ち合わせで〇〇と言っていたと記録している」
- 「見積書には〇〇の工事は書かれていない」
上記のように伝えれば、より説得力をもって不満を伝えられます。
どう対応してほしいのか
不満について伝えたら、どう対応してほしいのかも伝えましょう。
- 「追加工事をしてほしい」
- 「勝手に工事された分の費用を負担してほしい」
必要な手続きや段取りが変わってくるので、あなたの要望をはっきり言葉にしましょう。
ただし、無理な要求や高圧的な要求をしないよう注意が必要です。現実的な要求をしないと大きなトラブルに発展する可能性もあるので、お互いの言い分を踏まえた上で納得できる解決策を探しましょう。
不満のないリフォームなら弊社におまかせください
不満のないリフォームなら、リノベーションハイムにおまかせください。長年リフォームを手掛けてきたので、豊富な実績をもとにお客様が満足行くリフォームを提供できます。
リノベーションハイムは、丁寧なカウンセリングにも自信があります。不満の原因となるトラブルを減らすため、お客様と円滑なコミュニケーションを取ることをお約束します。無料で相談していただけるので、少しでもリフォームに興味がある方や、ご自宅についてお悩みがある方は、ぜひ一度お問い合わせください。
まとめ
今回は、リフォームの仕上がりに不満をなくす方法を解説しました。
リフォームにはトラブルが付き物です。そのため、完成後に不満を抱くこともあります。しかし、不満の原因となるトラブルや事前にできる対策を理解しておけば、不満を減らせます。
また、仕上がりに不満を抱いたときにどうすればいいかについて解説しました。相談先と相談内容に分けて解説したので、どちらも良く読んで覚えておきましょう。仕上がりに不満を抱いたとしても適切に対処できます。
不満のないリフォームで、あなたの理想の住宅をつくりあげましょう。