木造住宅の暑さに悩まない!実施すべきおすすめの暑さ対策7選を紹介

主婦Aさん

木造住宅でおすすめな暑さ対策が知りたい!
そもそも木造住宅が暑いのはなぜ?

木造住宅に住んでいて、近年の暑さに耐えかねている方もいるでしょう。冷房をつけてもなかなか部屋が冷えず、どの時間帯でも暑さを感じる木造住宅もあるかもしれません。

年々、夏の気温が上昇していることもあり、何かしらの暑さ対策をしなければ室内熱中症の恐れもあります。室内で体調を崩さないためにも暑さ対策の方法を知り、適切な対策をするのが賢明です。

そこで本記事では、木造住宅におすすめな暑さ対策を7選紹介します。あわせて、木造住宅が暑い理由や暑さ対策を実施した人の体験談も解説するので、ぜひ参考にしてください。

この記事の要約
  • 木造住宅におすすめな暑さ対策には断熱材を充填したり、断熱性の高い玄関ドアに交換するなどがある
  • 木造住宅が暑いのは、断熱性や気密性が低いことが原因の可能性がある
  • 木造住宅でより確実に暑さ対策をするなら断熱リフォームがおすすめ
  • 木造住宅をお得に断熱リフォームするには補助金や減税制度を利用することが大切

※なお、本記事では環境省の「先進的窓リノベ2025事業」や国土交通省の「子育てグリーン支援事業」の情報を参考に記事を制作しています。

井東祥郎 監修者

一級建築士 / 一級建築施工管理技士

井東祥郎

東京セキスイファミエス技術責任者
セキスイハイムの新築設計担当として27年間従事。現在は技術責任者として、お客様のリフォームの設計・施工に貢献している。

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目次

木造住宅におすすめな暑さ対策7選

さっそく、木造住宅におすすめな暑さ対策を、7つ紹介します。

断熱材を充填する

断熱リフォームの様子

木造住宅におすすめな暑さ対策の1つは、断熱材の充填です。木造住宅に断熱材が充填されていなければ外気から熱が室内へ入り込みやすくなり、室温が上がります。

築年数の古い木造住宅では、断熱材が無充填または劣化しており、十分な機能を果たしていない可能性が高いです。なぜなら、断熱材が住宅に充填され始めたのは1980年頃であり、充填されていたとしても耐用年数の30年を過ぎて劣化しているためです。

築30年以上の木造住宅で室内が暑く感じるなら、断熱材が十分に機能していないことが一因になりえます。天井や床下、壁といった外気の影響を受けやすい場所に断熱材を充填させると外気から熱が入り込みづらくなり、室温が上がりにくくなります。

窓の断熱性を高める

窓

窓の断熱性を高めることも、木造住宅におすすめな暑さ対策の1つです。窓は開閉ができるからこそ、すき間が多い構造であり、外気から熱が入り込み室内が暑くなります。

窓の断熱性を高めることで熱の移動を最小限に抑え、暑さを防ぐことが可能です。断熱性を高める際には、内窓の設置やペアガラスや樹脂サッシへの交換が効果的です。

ペアガラスとは、2枚合わせのガラスのことを指します。ガラス間には空気や特殊なガスといった熱を伝えにくい気体が充填されており、断熱性の向上が期待できます。

また、樹脂サッシはアルミサッシよりも熱を伝えづらい素材であるうえに、気密性が高くすき間が生じずらくなるのです。

窓の断熱性を高めるなら、全窓の実施をおすすめします。段階的に実施する場合には南向きや日当たりの良い窓から行うのが賢明です。

断熱性の高い玄関ドアに交換する

玄関ドア

木造住宅の暑さ対策には、断熱性の高い玄関ドアへの交換も重要です。玄関ドアを気密性が高く断熱材が充填されているものへ交換すると、室内に熱が入り込みづらくなり暑さが解消します。

玄関ドアの断熱性を高めるには、次のような方法があります。

玄関ドアの断熱性を高める方法
  • 玄関ドアのみ交換する
  • ドア枠ごと玄関ドアを新しくする
  • 既存のドア枠に被せて新しいドア枠と玄関ドアを設置する

玄関ドアのみを交換しても、断熱効果は期待できます。ただし、ドア枠に歪みが生じていたり熱を伝えやすい素材であると、気密性や断熱性が思うように上がりません。

そのため、既存の玄関ドアの状態を確認したうえで、気密性と断熱性を向上できる方法を選ぶのが賢明です。

断熱性が高い屋根材にする

屋根

断熱性が高い屋根材にすると、木造住宅の暑さ対策になります。断熱性の高い屋根材なら、日光で温められた屋根材が室内へ熱を放出するのを防ぎ、屋根に近い部屋の温度上昇を防げるのです。

築年数の古い家では、瓦屋根の使用が多く、瓦が重いうえに劣化で割れていることもあります。瓦屋根を軽い屋根材に交換すれば、耐震性も向上し地震の際に家の倒壊や破損を防ぎやすくなります。

もし、既存屋根が軽い屋根材であれば、断熱性の高い屋根材を既存屋根の上から被せることもでき、費用を抑えることも可能です。屋根材の断熱性能を高める場合にはリフォーム業者に相談し、適切な方法を選ぶことをおすすめします。

グリーンカーテン・すだれを設置する

グリーンカーテン

グリーンカーテンやすだれの設置も、木造住宅の暑さ対策に効果的です。南向きの大きな窓の外にグリーンカーテンやすだれを設置すると、日よけになり室温が上がりづらくなります。

グリーンカーテンやすだれで日陰を作れば日光の熱を遮断できるため、室温上昇を抑えられるのです。とくに、グリーンカーテンは葉の蒸散作用があり、周辺がより涼しくなります。

植物は根から水分を吸い上げ、葉で蒸発させる際に周辺から熱を奪うため、植物周辺の空気を冷やせるのです。グリーンカーテンを設置するなら、初心者でも扱いが容易なゴーヤやアサガオをおすすめします。

また、すだれはホームセンターで1,000円程度で購入でき、安価で用意しやすいのが特徴です。住宅での設置場所を検討し、適切な方法で日よけを作ると木造住宅の暑さ対策になります。

遮熱カーテンにする

遮熱カーテン

木造住宅の暑さ対策には、遮熱カーテンにする方法もあります。遮熱カーテンを設置すると、窓から室内に入り込む熱を反射させて室温上昇を防げるのです。

窓の断熱性を高めれば窓から入り込む熱を軽減できるものの、完全に遮断するのは容易ではありません。だからこそ、遮熱カーテンを設置して窓から室内へ入り込む熱を防ぐことが効果的です。

遮熱カーテンはホームセンターで色や柄、大きさもさまざまな種類が販売されており、好みに応じて選べます。

ただし、遮熱カーテンは一般的なカーテンよりも生地の密度が高く厚みもあり、重い側面があります。カーテンレールが壊れることのないよう設置が可能なのかを確認したうえで、遮熱カーテンを検討するようにしましょう。

最新のエアコンを設置する

エアコン

最新のエアコンを設置することも、木造住宅におすすめな暑さ対策の1つです。最新エアコンには、高性能センサーやAIが搭載されており、快適な室温の維持を手助けしてくれます。

高性能センサーは室温や湿度を感知して、自動的に快適な空間を保つ役割があります。また、最新エアコンを運転するほどAIが快適と感じる室温や湿度を学習し続けるのです。

最新エアコンなら運転するほど自動的に快適な室温を維持するため、手間をかけずに暑さ対策ができます。

木造住宅が暑い4つの理由

木造住宅の暑さを解消するには、暑い理由を知る必要があります。そこで、ここからは木造住宅が暑い理由を、4つにまとめて紹介します。

断熱性が低いから

断熱性が低いと、木造住宅は暑いです。木造住宅では、断熱材の無充填や劣化により十分な断熱性能を発揮できず、外気の熱が室内へ伝わり室温が上がります。

断熱材の耐用年数は、約30年と言われています。新築の際に断熱材を充填しても、築30年以上経過していれば、十分な断熱性能は期待できません。

また、住宅に断熱材が充填され始めたのは1980年ごろです。そのため、築40年以上の家では断熱材が充填されていない可能性があります。

木造住宅が暑いと感じる一因に断熱性能の低下があげられるからこそ、断熱材の充填の有無や劣化状況を確認するのが賢明です。

気密性が低いから

気密性が低いことも、木造住宅が暑い理由の1つです。家の気密性が低いと、外気の熱が室内へ入り込み、室温が上昇します。

そもそも、築年数の古い家では通気性を確保する設計が一般的です。住宅の通気性が良ければ室内の風通しが良いものの、同時に熱が入り込むことは避けられません。

加えて、築年数の古い家は経年劣化により、窓のサッシや玄関のドア枠などに歪みを生じ、すき間から熱が入りやすくなります。住宅の構造や経年劣化による気密性の低下が見受けられると、木造住宅では暑いと感じやすくなるのです。

換気が不足しているから

木造住宅が暑い理由は、換気が不足していることも一因です。換気が不足すると、熱が室内に留まり暑く感じます。

たとえば、共働きで夜まで家中閉め切り状態の住宅では、熱の逃げ場がありません。室内の熱は窓から逃がせるため、2か所以上の窓を開けて換気すると暑さが軽減しやすくなります。

もし、2か所以上の窓を開けられない場合には、サーキュレーターを使って空気の流れを作ることをおすすめします。室内にこもった熱を外へ排出できなければ、暑いと感じることは避けられないでしょう。

適切な空調設備がないから

木造住宅が暑いと感じるのは、適切な空調設備がないことも理由にあげられます。性能が劣る空調設備のままでは、室内が冷えづらく暑く感じるのです。

築年数の古い木造住宅では、家を建てた当時のエアコンが設置されていることもあります。古いエアコンは、それほど性能が高くないうえに、消費電力が高く電気代がかさむのです。

また、築年数の古い家は風通しが良いことから、24時間換気や換気排熱ファンが設置されていないことも多くあります。

築年数の古い家では効率良く室内の熱を外に逃がす空調設備がなく、窓を開ける換気に頼らざるおえません。木造住宅で暑く感じるのは、適切な空調設備がないことが一因なのです。

木造住宅の暑さ対策を実施した人の体験談

ここでは、木造の住宅の暑さに耐えかねて、実際に対策を講じた人の体験談を紹介します。

前にも書いたけれど、断熱は大切

築60年の木造平屋の部屋、壁は断熱していないけれど、天井と窓を断熱したら2.2KWのエアコンでも除湿で寒いほど冷える 逆に寒すぎで体調悪くなりそう天井の7割が3枚目の5㎜厚断熱、残りの天井と窓は15㎜厚のスチレンボード

引用:X

ウチは断熱材にアイシネン吹いて、窓は全部low-eペアガラス、玄関ドア断熱にしました。

木造とは思えない高気密高断熱で満足してます😉👍

引用:X

家中を完全に断熱しなくても、十分な効果が得られるといった口コミが多くあります。室内の断熱性を高めると、除湿でも寒いと感じるほど冷えるのは驚きでしょう。

木造住宅で暑いと感じるなら窓や天井など外気の熱が入り込みやすい場所を中心に、断熱リフォームの実施が効果的です。

木造住宅でより確実に暑さ対策をするなら断熱リフォームがおすすめ

断熱リフォームの様子

木造住宅の暑さ対策では、断熱性を高めるのが効果的です。断熱リフォームにより外気の熱を室内へ伝えづらくすれば、暑さを感じにくくなります。

木造住宅では外気の影響を受けやすい壁や床下、天井に断熱材を充填しつつ、窓や玄関ドアといった開口部に断熱リフォームを行うのが賢明です。

ただし、周辺の建物や住宅の向きにより優先すべき断熱リフォームの場所は異なります。リフォーム業者に相談し現地調査を実施したうえで、断熱リフォーム場所に優先順位を付けることがおすすめです。

木造住宅の断熱リフォーム事例

木造住宅の断熱リフォーム事例を確認すれば、イメージが湧きやすくなります。そこで、ここからは木造住宅の断熱リフォーム事例を、2つ紹介します。

木造住宅の断熱リフォーム事例

事例1

リノベーションハイムの施工事例
リノベーションハイムの施工事例
リノベーションハイムの施工事例

木造戸建ての断熱リフォームを実施して断熱等級5相当の性能を実現した二世帯住宅です。

リフォーム前は床下と外壁に断熱材が充填されておらず、冬の寒さが厳しい住宅でした。そこで、床・壁・天井に高性能の断熱材を充填しつつ、気密工事を実施しています。

あわせて、築36年の住宅であることから耐震補強も行い、快適性と安全性を兼ね備えました。1階の親世帯・2階の子世帯ともに、寒さを軽減でき快適に暮らせています。

事例2

リノベーションハイムの施工事例
リノベーションハイムの施工事例
リノベーションハイムの施工事例

木造の戸建てに床下断熱と窓のサッシ交換を実施して断熱性能を向上させた住宅です。

もともと二世帯住宅の2階部分に住んでいたのを1階へ生活場所を移しました。住みやすくなるよう間取り変更や耐震性の低さを解消し、長期的に安心して暮らせる環境を整えています。

趣味の畑がリビングの大きな窓から見えるように間取りを工夫しました。また、4枚建てのサッシを大きな2枚建てのサッシへ変更し窓枠を減らすことで、よりリビングから畑を見やすくしています。

断熱性や耐震性、サッシ交換を行い住宅性能を向上させて、長く快適に過ごせる住宅を作り上げたのです。

木造住宅をお得に断熱リフォームするコツ

木造住宅を断熱リフォームするなら、可能な限り費用を抑えて実施したいと感じるでしょう。そこで、ここからは木造住宅をお得に断熱リフォームするコツを、2つ紹介します。

木造住宅をお得に断熱リフォームするコツ

補助金を利用する

木造住宅をお得に断熱リフォームするなら、補助金を利用しましょう。補助金を利用すると費用をおさえられるため、希望する断熱リフォームを実施しやすくなります。

断熱リフォームの実施で利用できる補助金には、次のようなものがあります。

スクロールできます
補助金名玄関ドア断熱材充填(床・壁・天井など)屋根材補助の上限額
先進的窓リノベ2025事業
ただし、窓と同時に実施する場合に限る
××200万円
既存住宅の断熱リフォーム支援事業×120万円
子育てグリーン支援事業60万円
長期優良化住宅リフォーム推進事業210万円
自治体が実施する補助金自治体による自治体による自治体による自治体による自治体による

上表の自治体が実施する補助金以外は、国が実施しています。国が実施する補助金の併用ができないため、補助額が多い補助金を利用するのが賢明です。

ただし、国と自治体が実施する補助金は併用が可能なことが多くあります。費用を抑えるためにも、国と自治体の補助金を併用するのがおすすめです。

減税制度を活用する

減税制度を活用すると、木造住宅をお得に断熱リフォームができます。減税制度は直接的に断熱リフォームの費用を抑えられないものの、工事後の維持費が安くなります。断熱リフォームの実施で活用できる減税制度は次のとおりです。

スクロールできます
減税制度詳細
住宅ローン減税住宅ローン残高の0.7%を10年間控除できる
所得税(省エネ向上)最大で62.5万円の減税
固定資産税(省エネ向上)リフォームの翌年は前年の1/3に減税
参考:国土交通省

断熱リフォームの実施で減税制度を利用すると納税額を抑えられるため、手続きを行うのが賢明です。所得税は確定申告時、固定資産税は工事完了の3ヶ月以内に自治体の窓口で手続きができます。

断熱リフォームならリノベーションハイムにご相談ください

木造住宅の暑さ対策で断熱リフォームを実施するなら、リノベーションハイムにお任せください。リノベーションハイムはセキスイのグループ会社であり、リフォーム実績が50年以上あります。

お客様の要望に応じて、断熱リフォームに合わせて住宅の気密性や耐震性を向上でき、快適で安全な住宅を実現できます。加えて、サポート面が充実しており、万が一不具合が生じた際には保証範囲内で迅速な対応が可能です。

断熱リフォームで不安点や疑問などがありましたら、気楽にご相談ください。ご連絡をお待ちしております。

まとめ

本記事では、木造住宅におすすめな暑さ対策を紹介しました。木造住宅は築年数が古いほど、断熱材の無充填や劣化により、外気の影響を受けやすくなります。

また、築30年以上の住宅では通気性を確保する設計がされており、気密性が低いことも木造住宅が暑い一因です。木造住宅でより確実に暑さ対策をする場合には、断熱リフォームをおすすめします。

断熱リフォームを検討するなら、実績豊富なリンベーションハイムへお問い合わせください。本記事があなたのお役に立てることを願っております。

本記事の解説内容に関する補足事項

本記事は、1都3県(東京・神奈川・千葉・埼玉)で住まいのリフォームを行う「リノベーションハイム」を運営する東京セキスイファミエス株式会社が制作しています。

当メディア「リノベーションハイム」を運営する東京セキスイファミエス株式会社は「全国コンテスト」の受賞歴が多数あり「TVチャンピオン」などのメディアにも出演しています。

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