リフォームで後悔しないためには?後悔や失敗例、その対策も解説

「リフォームで後悔したって声を聞いて不安…」
「リフォームで後悔しやすいポイントって何?」

リフォームには、老朽化によって使い勝手の悪くなった設備を新調できたり、現在のライフスタイルに合った間取りにできるなどの魅力があります。他にも多くのメリットがあり、長く快適に暮らすためにも定期的なリフォームは必要です。

しかし、リフォームは決して安くない費用がかかります。だからこそ「高いお金をかけるのに失敗したくない」と不安を感じている方も少なくないでしょう。

ただリフォームで後悔しやすいポイントは、ある程度共通しています。そのため、事前に後悔しやすいポイントを理解しておけば、満足のいくリフォームが可能です。

そこで本記事では、リフォームして後悔した人のリアルな口コミや後悔しやすい7つのポイントを紹介します。ぜひ参考にしてください。

目次

リフォームして後悔した人のリアルな口コミ

リフォームして後悔した方のリアルな口コミを5つピックアップしました。それぞれ紹介していきます。

親の介護を子供が見るって風潮が嫌だ。
自分は絶対子供に迷惑かけない!…ってくそババは数年前はそう言ってたんだけどなあ。実際は嘘泣きで孫からのプッシュで私は騙されてリフォーム代まで出してこんなクソ屋敷にきてしまった。最後まで冷酷な人間で通してたら今頃楽しく過ごせてたのに。毎日後悔

引用元:X

こちらは、リフォームをして相手の親と同居している方の口コミです。二世帯住宅では親の介護をする時が高い確率でやってきます。

この方はリフォーム代を出したという不満と、相手の親の介護という2つを後悔しているのが分かります。口コミのようにならないためには、リフォーム前にしっかり話し合うことが大切です。

最近後悔したこと。
戸建リフォーム中にカーテンレールが汚かったのでどんどん捨てていったら、新品 6個も買うはめに。 8500円なり。不要な出費をしてしまった。
コーナンとロイヤルホームセンターが1280円。他のホームセンターでは同じもので2000円のものがあったから購入する人は注意して。

引用元:X

こちらは、リフォームをして設備を新調しようと新しいものを購入したら、値段の安いものが後から出てきたという口コミです。リフォームする際に、家具や電化製品を新調するついでに、カーテンレールなどの設備を新調する方も多いです。

しかし、サイズや型が違った、値段が高かったなど後悔する方も少なくありません。事前に型やサイズ、どこが1番安いのかなど調べておくことが大切です。

中古戸建てのリフォームで一番後悔していることは、『外構に予算を回さなかった』こと。
室内は新築並みに綺麗なのに、外観が20年以上前の状態だからトキメかない。
外構リフォームこそDIYでは出来ないことだらけだから、今からでもプロに頼みたい…

引用元:X

こちらは、過去にリフォームする際、外構に予算を回さなかったことに後悔している方の口コミです。リフォームでは、間取りや壁、床などの建物内を行いがちですが、外構も大切です。外構はDIYできない箇所であるため、リフォームする際は検討してみてください。

リフォーム決めたのを後悔するくらい疲弊〜……。在宅にしたのが敗因かもなぁ……浴室がピカピカになっていく過程を糧に明日まで頑張る

引用元:X

こちらは、リフォーム期間中、仮住まいを用意せず、家にいながら工事を行った方の口コミです。水回りのみや2階のフロアのみなどの工事であれば仮住まいは必要ありません。

しかし、大規模な場合は工事で人が家にいたり、音がストレスになってしまう恐れがあるため、仮住まいを用意することが必要です。

リフォームで後悔したこと
1.使用していた家具との整合が取れず
2.エアコンなど設備をそのまま再利用
3.相見積もりを取らず1社だけに依頼
4.予算をかけすぎて将来のお金がなくなる
5.予算を削りすぎてリフォーム後に後悔
6.ギリギリの予算でリフォームを依頼
7.訪問販売の業者に言われるまま契約

引用元:X

こちらは、リフォームで後悔したことを箇条書きで記載している方の口コミです。リフォーム後に使用していた家具が使えなくなったり、相見積もりを取らなかったり、予算オーバーしてしまったり、業者に言われるがまま契約してしまったなど後悔する方が多いです。

上記の後悔を事前に把握し、防げるような策を取りましょう。

リフォームで後悔しやすい7つのポイント

リフォームで後悔しやすいポイントは以下の7つが挙げられます。

  • 予算面
  • 間取りやデザインが想像していたものと違った
  • 収納が足りなかった
  • リフォーム箇所が予想以上に多かった
  • 不要なオプションを付けてしまった
  • 生活音が気になる
  • 業者に任せきりにしてしまった

それぞれどんな後悔や失敗があったのか、解説していきます。

①予算面

費用面の後悔でよくあるのは、「安くリフォームしようとして、必要な修理を省いてしまった」ということです。リフォームは高額なため、安くしようと考える方も少なくありません。

しかし、費用を抑えることばかり考えると、満足度の高いリフォームにならず、後悔してしまいます。予算面で後悔した声には以下のようなものがあります。

  • 見えない部分の修理費を考えていなかった
  • 相見積もりをとらずに契約した
  • 工事期間が延びた時の費用を考えていなかった
  • こだわり過ぎて、予算オーバーした
  • 予算を重視しすぎて、入居後に不満が出てきた
  • 諸費用が思ったよりも高かった
  • 予算配分に失敗した

リフォームには工事費用だけでなく、税金や手数料、家具の購入費など諸費用が発生します。その費用を含んでおらず、費用が思ったよりかさんでしまったという声も多いです。

また、仮住まいが必要なリフォームの場合は工事費や諸費用だけでなく、仮住まい費用も必要です。これらを予算の中に含めて、見積もりを出してもらいましょう。

②間取りやデザインが想像していたものと違った

リフォームでは間取りを変更する場合が多いですが、必ずしも希望通りの間取りにできるとは限りません。なぜなら、撤去できない柱や壁があるためです。

他にも、トイレの数やキッチン、お風呂の位置、キッチンの向きなどのデザインに対する不満があると日々ストレスが溜まり、後悔につながりやすいです。そのため、リフォーム時には慎重にデザインを検討する必要があります。

また、部屋をつなげて1つの部屋を広くすると、冷暖房の効率が悪くなったり、照明の数が必要で電気代が高くなってしまう恐れがあることに注意が必要です。間取りで後悔した声には以下のようなものがあります。

  • 部屋数が足りなかった
  • 部屋が広く、冷暖房の効率が悪い
  • 取り入れたけれど、結局使っていない
  • 玄関が気になり、リビングでくつろげない
  • トイレの位置が悪く、使いにくい
  • 希望の間取りにできなかった
  • キッチンが狭くて使いづらい
  • トイレが足りない

間取りを変更して後悔しないよう、実際の生活を具体的にイメージし、後悔しない間取りを設計しましょう。

③収納が足りなかった

収納に関しては、もっと収納スペースを増やしておけば良かったと感じる方が多いです。子供の成長や日々生活していく中でものが増え、収納スペースが足りなくなる場合もあります。収納に関する後悔には以下のような声があります。

  • 収納をもっと作っておけば良かった
  • キッチンにもっと収納が欲しい
  • シューズクローゼットを広くしたい

キッチンや脱衣所には、広い収納スペースがないと作業しにくく、ストレスがたまってしまいます。他にも、玄関収納は靴だけでなく、傘や自転車の空気入れなどをしまう収納スペースがあると便利です。

今持っているものだけでなく、将来のことも考えた収納設計をしましょう。

④リフォーム箇所が予想以上に多かった

住宅は築年数だけでなく、紫外線や水分などの影響を受けて老朽化していきます。そのため、状態に応じた補修や補強工事が必要です。

とくに築年数が経っている建物の場合は、問題が無いように見えても下地が腐食していたり、シロアリの被害を受けている恐れがあり、思わぬ事態に見舞われることもあります。

そうなると、リフォームに費やす費用の大半を修繕に充てることになり、内装や設備の選択肢が狭まってしまいます。

リフォームする際は、事前に住宅の状態を診断し、家の状態を把握しておきましょう。そうすることで必要な工事が明確になり、予算やプランが立てやすくなります。

⑤不要なオプションを付けてしまった

リフォームのプランを立てている最中、業者からオプションを勧められたり、魅力的なオプションを見つけることもあります。このオプションを付けて、リフォームに後悔してしまったという声も多いです。

勧められたときは便利と思ったけれど、実際に使用してみると必要なかった、要らなかったと感じるようです。必要なオプションかどうか、冷静になって判断しましょう。必要だと感じた場合は、取り入れて問題ありません。

⑥生活音が気になる

リビングやキッチン、トイレなど、家族の使用頻度が多い場所の近くに寝室を置くと生活音が気になり、ストレスを感じてしまいます。

とくに夜は、テレビの音や話し声が響きやすいため注意が必要です。生活音によるストレスは、家族の関係性を悪化させてしまう恐れがあります。

そのため、生活音が出やすい場所と寝室などは、なるべく離れた場所に設けると良いでしょう。

⑦業者に任せきりにしてしまった

リフォームは、しっかりプランを立てて、自分たちの要望や理想を施工会社に伝えることが大切です。専門的なことは分からなかったり、プランを立てるのは慣れないことで難しいかもしれません。

しかし、業者に任せきりにしてしまうと、失敗や後悔の原因になります。また、後から思わぬ請求がくるなど、金銭面でのトラブルが起こる恐れもあります。

このようなことを防ぐためにも、細かい要望や理想をしっかり業者に伝え、プラン二ングに積極的に参加しましょう。

後悔しないための6つのチェックポイント

リフォーム後、後悔しないためにチェックしておきたいポイントを以下6つ紹介します。

  • リフォームの目的やプランを明確にする
  • 実物を見て暮らしをイメージする
  • 予算を考える
  • 予算を考えながら優先順位を付ける
  • 依頼する会社の施工事例やサービス内容をチェック
  • 業者とのやり取りや内容を書面に残す

下記で詳しく解説していくので、リフォームする際の参考にしてみてください。

①リフォームの目的やプランを明確にする

後悔しないリフォームを実現するためには、リフォームの目的を明確にすることが大切です。目的を明確にすることで、余計なオプションをつけて予算オーバーになることなく、今の住まいの不満点を解消できます。

何のためにリフォームをするのか、改善したいことに優先順位をつけておくことがおすすめです。現状をしっかり把握し、使いにくい点や困っている点など、不満な点を把握することで、設計もスムーズに進められます。

さらに、設計する際はリフォーム後の生活を具体的にイメージしておくことも大切です。

②実物を見て暮らしをイメージする

設計段階で実際の暮らしをイメージしていないと、後悔の原因につながります。そのため、展示場やショールームなどに足を運び、実物を見て住んだ時のことをイメージしてみましょう。

イメージを鮮明にすることで、サイズやイメージとの相違、機能面での後悔を防げます。イメージする際に重要視したいポイントは以下3つです。

  • 扉や収納スペースなどのサイズ
  • 床材や壁紙などの素材
  • 生活、家事動線

要望や理想に沿ったリフォームをするためには、上記3点を必ず確認しましょう。扉を開けた時に邪魔にならないか、使用頻度が高い収納の場合は出し入れしやすいかなど実際にイメージしてみてください。

ショールームなどに足を運び、実際の素材や使い勝手をチェックしてイメージの相違を防ぐようにしましょう。

③予算を考える

リフォームする際は、予算を明確に設定しておきましょう。リフォームは費用が安価でないため、上限を決めておかないとすぐ予算オーバーになってしまいます。

また、業者に要望や希望を伝えると、すべてを反映したプランを提案されることもあります。それに従うと予算オーバーになってしまうため、予算を明確に設定しておくことが大切です。

事前に予算を明確に設定しておくことは、予算オーバーを防ぐだけでなく、住み始めた後の経済的リスクも回避できます。そのため、あらかじめ予算を明確にし、予算内で希望や要望を反映させるためのプランを立てましょう。

④予算を考えながら優先順位を付ける

リフォームする際は、理想や要望を書き出し、優先順位を付けましょう。優先順位を付けることで、予算オーバーになりそうな時に、工事するものとしないものを判断しやすくなります。

デザイン面と機能面に分けて予算や優先順位を付けていくと、考えやすくおすすめです。分けて考えたものを踏まえて優先順位を決めることで、デザイン面、機能面、予算もすべて妥協しないリフォームが実現できます。

また、優先順位をつけて予算を考慮しながら設計を考えていくと、リフォームによる後悔を防げます。まずは、今の住まいの不満点や要望、理想を書き出し、リスト化してみるところから始めてみてください。

⑤依頼する会社の施工事例やサービス内容をチェック

リフォームを依頼する会社を選ぶ際は、施工実績やサービス内容を確認しておきましょう。リフォームで後悔しないためには、施工会社と一緒にイメージを形にしていくことが必要です。

また、施工会社や担当スタッフとの相性も重要です。相性が悪いとコミュニケーションが上手くいかなかったり、イメージが伝わらなかったりなどの恐れがあります。

知名度や価格の安さだけで選ばず、信頼できる施工会社を選びましょう。依頼先を決める際には複数の会社を比較して、最終的に依頼先を決めるようにしてください。

⑥業者とのやり取りや内容を書面に残す

リフォームで後悔しないためには、施工会社と綿密にやりとりをすることも大切ですが、その内容を書面に残すことも大切です。書面に残すことで「言った、言わない」のトラブルを防げます。

そして、リフォーム内容の詳細もしっかり書面に残してもらいましょう。プランを作成している途中で追加工事が必要になった場合は、費用や規模をしっかり把握しておくことが大切です。

リフォームはリノベーションハイムにおまかせください

リフォームするなら、リノベーションハイムにおまかせください。リノベーションハイムには、過去に豊富なリフォーム実績があり、いろいろなリフォームを数多く手掛けてきました。

そのため、あなたの悩みに適したリフォームプランの提供が可能です。無料相談も実施しているため、興味のある方はぜひ一度お問い合わせください。

まとめ

本記事では、リフォームした際の後悔や失敗に関しての口コミや、後悔しやすい点について解説しました。リフォームする際はいろいろな方の後悔や失敗などの口コミを参考にし、防げるような策を取ることが大切です。

また、リフォームプランを考える際は、現在だけでなく、将来も考慮しておきましょう。その他、後悔しないためのポイントに関しては上記で紹介しているので、参考にしてみてください。

本記事があなたのお役に立てることを願っております。

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