リフォームの内容
建物の状況
築25年の木造住宅。元の所有者は建築設計をされていた方でした。
そのため、随所にこだわりもあり、そうしたことが購入の決め手につながったわけですが、
建物そのものや設備の老朽化も進み、断熱性の向上や屋根・外壁等のメンテナンス、
内部改装まで全面的な見直しが必要でした。特に開口部からの寒さは耐えがたいもので、
入居当初はセントラルヒーティングを撤去してしまったこともあり、
冬は家の中でダウンジャケットを着て過ごしたそうです。
リフォームを重ねることで、
個性豊かな住まいに変貌
キッチンのリフォームの後、6カ月訪問時に外壁のクラックやチョーキングが発覚。
また、屋根の釘が浮いているとの指摘があり、セキスイハイムで屋根・外壁の点検を行いました。
その際、足場を掛ける必要が生じたため、懸案だった窓まわりのリフォームにも着手、
さらに内部の改装へと進んでいきました。
キッチンから始まり、外装や屋根、エクステリア、屋内の水まわり関係、リビングダイニング、
寝室に至るまで、リフォームするたびに住まいはK様ご夫妻の個性が反映され、
オリジナリティ豊かな空間へと変貌していったのです。
K様ご夫妻は当社からの提案も前向きに受け入れられ、ご自分たちの暮らしやすい住まいとなるようにと、
リフォームを重ねられています。
角地に建つ家のファサードを彩るエクステリアリフォーム
当初は検討外だったエクステリアも、提案CGを見て急きょリフォームすることに。
以前からある樹木と多年草を組み合わせて、変化のある花壇が完成しました。
屋根は重ね葺き、
外壁はサイディングを上貼りして断熱性とメンテナンス性に配慮。
ご夫妻お好みのアイアンアイテムで囲まれたアプローチ&エクステリア
ワンちゃんワンポイントはK様邸のシンボルマーク。
1Fはキッチン以外の水まわりを
外壁面に再配置。
屋内の縦方向に配置されていた水まわり関係(キッチン以外)を、外壁面に沿って再配置。
バスルーム、サニタリー、トイレを一列に並べることによって、作業動線の効率化や充分な採光・通風を確保しました。
奥まった空間だからこそ、遊び心と個性的な演出を。
愛犬クララも大喜びのあったかLD。
リビングダイニングは窓まわりの施工に合わせて内装も変更。
ガス温水式の床暖房を入れ、愛犬クララにもやさしいペット用床材“ワンラブフロア”を採用しました。
断熱性能がアップしたため、寒さを感じることなく庭をのんびり眺める時間ができたと、奥様はおっしゃっています。
和室は小上がりに変更し、下部を大容量収納に。
熱損失が大きかった開口部を一新し、窓まわりの性能向上を重点的に行う。
リフォームの始まりとなったキッチン。
元はL字型で、ダイニングとはカウンターと吊戸棚で分けられていましたが、手狭な上に設備の老朽化が進んだためリフォームを決断。
吊戸棚を撤去しI型キッチンに変えることで、ご夫妻2人でも充分な作業スペースを確保しました。
インテリアや使い勝手など、
随所に見られる徹底したこだわり
徹底的にリフォームを楽しむという姿勢が伺えるインテリア。
時代とともに変わる生活環境の中で“遊び心”を持ち続けることで、暮らしはいつも輝いています。
階段2階の腰壁部分に一部アイアンフレームをすることで
抜け感と安全性に配慮。
お子様が帰宅されたときを考えた
フレキシブルな空間として利用できる主寝室。
2階のサニタリースペースは特注の収納や個性的な配色のタイル、
ベネチアンガラスのミラーが映える照明で個性的な空間に。