今の生活観を大切にしながら、より快適に暮らしたい。

T様邸

■施工地／東京都　■家族構成／ご夫婦＋お子様2名　■築年数／築30年以上　■建物のタイプ／戸建住宅
■構造／RC造　■工期／4カ月以上　■施工費用／3,170万円
雑誌『SUUMOリフォーム』2015年11月発売号掲載

柱のない大空間を活かしたゆったりメインリビング。
窓廻りは壁の色に近いバーチカルブラインドで、広がり感と高さを演出しています。
無駄なものは排除し、機能美にこだわりました。

階段部分の躯体形状を活かしてワークスペースを。
リビングの一角にありながら、ジャストサイズの狭さが心地よい空間になりました。

今まで別世帯が住んでいた2Fと3Fを、ひとつの世帯が使うために玄関を2Fのみに。
空間効率がよくなり広々とした玄関に生まれ変わりました。
収納はあらかじめ入れるものを決めてから設計しているので収納効率もアップ。

《Before》
素っ気ない玄関ドアは、家の顔としてはもの足りない上に防犯面でも心配でした。

暮らしやすさ、家事のしやすさにこだわりあえてシンプルに。
お掃除のしやすさと家事動線を優先し、機能的で高品質な空間に仕上げました。

調理動線を優先し、使い勝手にこだわったキッチン。
玄関から無駄な動線をつくらず、調理家電の配置や通路の広さ、棚の高さなどにも配慮しました。
現在はガスレンジですが、将来IHにも変更できるように配線を備えています。

《Before》
以前のキッチンは、4人家族にしては収納量不足。
また冷蔵庫が奥にあり、すれ違うのが困難だけでなく、食材を仕舞うにも不便でした。

一坪以上ある洗面脱衣室は収納が豊富でお掃除もラク。
成長したお子様との4人の暮らしのため、みんながスムーズに身支度できるように広いスペースを確保しました。

《Before》
元の洗面は、トイレのドア前をアコーディオンカーテンで仕切っただけのコーナー。
洗面台を使っているときは、トイレに出入りするのも一苦労でストレスを感じていたそうです。

3Fに設けたセカンドリビングは、バルコニーに面した明るい空間。
お子様のご友人が遊びに来た時など有効に使われています。
多用途に使えるセカンドリビングなので、将来的には二世帯同居にも対応できそうです。

お子様好みの明るい個室に仕上げるために、壁紙やカーテンをコーディネート。
開口部には無地のドレープを外側に吊り、
大柄が美しいレースを手前に掛けて優雅な雰囲気に仕上げました。
また、一面すべてをクローゼットにして収納量を確保。
「掛けて仕舞う」を基本とし、パイプ位置の高さや棚位置を細かく設定してあります。

丁寧な調査のうえでつくられた建物診断と見積もりの細かさにまず驚きました。
そのうえで、“できること・できないこと”を誠実に説明してくれ、
本当に必要な工事がなにかを判断できたのもありがたかったです。
リフォームコーディネーター、設計、施工、職人さんのチームワークも抜群でした。