動線から見直すことで効率的な空間を実現。

動線と収納を見直し、
暮らしの豊かさを楽しめる我が家に。

20年間住み慣れたマンションでも、動線や間取り、収納の使い勝手に不便さを感じていたご夫婦。キッチンから寝室やバルコニーに行く際には、リビングに置かれたテレビの前を横切らなければならない動線や、デッドスペースと化した和室の存在に頭を痛めていたそうです。
どうせやるなら徹底的にと、さまざまなリフォームセミナーに参加し、ショールームもいろいろとまわって設備や素材を吟味された奥様。「セキスイの担当者は話しやすく知識も豊富。他社にはない提案もたくさんあったので、楽しく満足のいくリフォームができました」とうれしいお言葉をいただきました。
リフォームはスケルトン状態にし、間取りもゼロからプランニング。和室をなくし、LDKは寝室との一体感を高めて広がりのある空間に。また、収納とクローゼットを一元化したことで、ご夫婦の生活にマッチした効率的な動線を生みだしました。今では、開放的なダイニングスペースでお茶をしながら、ルーフバルコニーに来るかわいらしいすずめの姿を楽しみにしているそうです。

T様邸
■施工地/東京都 ■家族構成/ご夫婦 ■築年数/20年 ■建物のタイプ/マンション ■構造/RC造
■工期/3カ月以上 ■施工費用/1,200万円

間取り

玄関収納

玄関脇の収納は風呂の位置を少しずらすことで生まれた空間。他社にはなかったオリジナルの提案としてご好評をいただきました。

廊下

リビングの扉は他の建具と色を変え、「ここからがくつろぎのリビングというゾーニング」を意識しました。

トイレ

竹をモチーフとした柄がシャープなガウディアタイルと、笹の葉柄のクロスをコーディネートしたトイレ。日々の暮らしが豊かに感じられる控えめな仕掛けです。

パウダールーム

ご主人が好きなサッカーチームのカラーをモザイクタイルで表現した洗面空間。単調になりがちな水まわり空間を、楽しい空間へと変化させました。

キッチン

ツヤのある美しい黄色が印象的なキッチン。大胆な色彩に多少戸惑いを覚えた奥様も、完成すると想像以上の出来栄えで大満足。吊り戸棚とカウンターはオリジナルでつくり、ひとあじ違った軽快な印象を与えています。

リビング

ベッドルームとの境を引き込み式の引戸にし、リビングを一体感のある大空間に仕上げました。離れたリビングからもバルコニーが望め、視野に広がりが生まれています。

以前は直張りのフローリングだったため、歩行感はフワフワとし、冬は足元が寒く、階下への伝播音も気になっていました。そこで今回は木組みをし、床を10センチ程度高くして床暖房を装備。床素材の選択肢も多かったので、個性的で快適なリビングを完成させました。

リビングのアクセントクロスはナチュラルなグリーンの植物柄。大柄のクロスを部分的に取り入れることで空間にアクセントをつくりました。

ベッドルーム

収納を取り払ってできた壁面は、コテの塗り跡を残した仕上げで表情豊かに。
内装仕上げ材は、調湿・消臭・空気清浄効果に優れる“シラス中霧島壁”。

クローゼット

キッチン側からもリビング側からもアプローチできるウォークインクローゼットを新設。
手前は日曜品の収納やパソコンスペースに、奥の通路には衣服をかけて収納を一元化しています。
あえて住まいの中心に配置することで、ストレスのない動線を確保しました。