眺望を楽しむホテルライクな空間。家で過ごす時間が一番の贅沢に
「朝、昼、夜と表情を変える景色を眺めるのが楽しみになりました」。そう笑顔で話してくださったО夫人。住み替えを機に思い描いた理想の住まいは、「ホテルで過ごすような寛ぎ」と「リモートワークへの対応」の両立。一番の見どころは、キッチン、LD、和室をひとつながりにした大空間。落ち着いた色の床材をベースに、建具やキッチンはダークな色合いで統一。洗練された照明が空間を彩る。ワークスペースは引き戶の中に納まるよう設計し、使わないときは仕舞ってオン・オフを切り替え。「家のなかで過ごす時間がとても充実しています」とご満足いただいております。
O様邸
■施工地/千葉
■家族構成/夫婦+子ども3人
■築年数/13年
■建物のタイプ/マンション
■リフォーム箇所/リビング・ダイニング、キッチン、洗面所、浴室・バス、トイレ、洋室、子ども部屋、収納、廊下、玄関
■工期/2ヶ月
■施工費用/1,774万円
間取り
リビング・ダイニング
キッチンと和室の仕切りを取り払いLDK と一体化。
家にいる時間が増えた分、家族や友人が充実した時間を過ごせる空間にしたいと考えた。
造作収納は仕舞うものにあわせて、使いやすいよう棚数や高さを設計。
置き家具のないすっきりした空間をキープ。
夜は美しい夜景が自慢のO様邸。
ニュアンスのある照明も手伝って、ホテルのラウンジにいるような寛ぎが感じられる。
収納
もともの和室にあった押し⼊れを洋風に改装し、一部をワークスペースに。
引き⼾を閉めればなかにこもることも可能、使わないときは引き⼾で目隠しできるのが便利。
子ども部屋
個室もシックな装い。
色味を抑えながらも壁クロスの柄などディテールにこだわった。
洗面所・脱衣所
水まわりの設備もすべて新しいものに交換。
全体の色味をあわせて統一感を出した。
Before
好みにあわない既存の内装や、使用感のある水まわりに不満同じマンション内での住み替えでしたが、好みにあわない既存の内装や使用感のある水回り設備など、リフォームの必要性を感じていらっしゃいました。また、間仕切りで閉塞感のあるキッチンや、和室が眺望の広がりを遮っていたことため、角部屋の眺望を最大限に生かしたいとお考えでした。
After
照明・ファブリックまでトータルでコーディネート和室を無くしリビングとつなげてスペースを拡張、キッチンも閉塞感のあったクローズキッチンからフルオープンの対面キッチンに変更し、広がりのあるLDKを実現しました。ホテルライクな空間を希望されていたので、キッチン本体の色合いも考慮し、全体に統一感を持たせています。ファブリックや照明も内装にあわせて、トータルコーディネート。配管や空調設備など、既存インフラの制約も考慮しながら、物件の魅力を最大限に引き出せるようご提案させていただきました。