こだわり抜き、選び抜いた無垢の素材が、 暮らしを一層彩りのあるものにしてくれました。 以前から内装材の汚れや設備の老朽化が気になっていたY様。これからのことを考え、そしてより快適な生活ができるように家全体のリフォームを決意されました。 「無垢材の床の上に立ったときの温もりが忘れられなくて」と選んだバーチ材のフローリングには、素材の感触が活かせる植物系のオイルを塗布。床暖房も入れたので、寒い冬はより快適になったと実感されているそうです。 間取りはほとんど変えなかったものの、一旦スケルトン状態にし、見えないところからリフォーム。配管の更新、断熱材の充填、開口部には内窓“インプラス”の設置など基本性能の向上を図っていきました。唯一間取りを変更したキッチンからは川と樹の緑を眺められるようになり、家事をするにも楽しみが増えたと言います。 素材ひとつにしてもこだわり抜いたことで、「我が家の暮らしは一層彩りのあるものになった」そうです。 Y様邸 ■施工地/千葉県 ■家族構成/ご夫婦、お子様1人 ■築年数/18年 ■建物のタイプ/マンション ■構造/RC造 ■リフォーム箇所/家全体 ■工期/6カ月 ■施工費用/2,850万円 雑誌『SUUMOリフォーム』2014年11月発売号掲載 間取り LDK 壁一面の収納はオーク材で造作。 家具や照明、カーテンなどにもこだわりました。 窓に向けてオープンキッチンの位置を決めたので、外の眺望を楽しめるようになりました。 《Before》 大小のタイルを効果的に使い、キッチンのアクセントに。手元が隠れるカウンターも機能的。 《Before》 和室 リビングとフラットにつながる和室の引き戸は床材と同じ無垢のバーチ材。 壁は自然素材のシラス壁で仕上げました。 《Before》 寝室 LDKや寝室の壁などにエコカラットを使用。 意匠性だけでなく、調湿性能や脱臭力も高く、快適性も確保しました 書斎 書棚もデスクも造作家具で設えた書斎。 収納量をたっぷりと確保したおかげで、他の部屋のものもすっきりと片付けられます。 サニタリー コルクタイル貼りの洗面の床は素足でもひんやりせず、タオルウォーマーをかねた暖房もあるので、寒さ知らずで過ごすことができます。 《Before》 トイレ 波をイメージさせる壁材や青緑色のタイルをあしらったトイレは、あえて他空間と雰囲気を変えて。 《Before》 Tweet Share +1 Hatena Pocket RSS feedly Pin it 店舗ビルのワンフロアを賃貸住宅へリニューアル。前の記事 動線から見直すことで効率的な空間を実現。次の記事