もともと大型の完全二世帯住宅の間取りになっていました。1階親世帯、2階こせたいの生活をしていました。1階が空いたことにより生活の場を1階に移すことがリフォームのきっかけでした。

もともとO様が考えていた内容は、1階のLDKを増築して広くし、和室を寝室やセカンドリビングのような構成を希望。しかし、幻聴を行った際に、大きな和室の続き間がとても環境の良い位置だったため、新しい案のプランをご提案。

全体のボリュームバランスを整えつつ、障害のある御主人様の生活導線を考慮した空間を構成しました。また、南面の場所を広々としたLDKにして外との繋がりも意識しご家族がゆったり寛げる空間に仕上がりました。

東京都：O様邸

■家族構成：ご夫婦と子供2人
■築年数：23年
■建物タイプ：一戸建て
■間取り：[ Before ] 3LDK → [ After ] 2LDK
■リフォーム箇所：リビング・ダイニング、キッチン、洗面所、浴室・バス、トイレ、寝室、和室、収納、玄関、エクステリア
■施工費用：2,824万円
■目的:間取り変更・スケルトン、バリアフリー、デザイン重視

外のデッキまで奥行き広がるLDK

庭に面してた2間続きの和室をひとつの大空間とし、さらに床の高さを揃えて外のデッキを設けたことで、視覚的にも床面が大きく広げました。
窓を開放して、なかとそとを自由に行き来できます。

木目と和テイストのシックな空間を演出

もとものテイストは、純和風のつくりでしたが、イメージを一新し落ちついたモダンな内装デザインを表現。抜けない柱やキッチンの天井は木目クロスでまとめることで、統一感を演出。
高い天井を生かすため証明をすっきりさせ、間接証明で高級感を添えました。

将来の暮らしも見据え、バリアフリー&快適な動線を確保

年齢を重ねたときにも暮らしやすい導線設計。寝室からWICを経て、トイレ、洗面所、浴室まで通り抜けができる導線を確保することで、将来的にも生活のしやすい住環境となりました。