31年目の奇跡。大理石と金箔が織りなす邸宅

築31年のマンションが、デザインと機能性を兼ね備えた上質な住まいへと生まれ変わりました。Nさんご夫婦は、デザイン力のあるリフォームコンサルタントの白井との出会いをきっかけに、大胆なリフォームを決意。無駄な廊下スペースと独立型キッチンの壁を取り払い、約18畳の開放的なLDKを実現しました。

大理石や金箔、グレーオークを基調としたエレガントなインテリアに、既存建具をリメイクした味わい深い要素を組み合わせることで、上質でありながら温かみのある空間に。収納面では、キッチン背面の大容量キャビネットやダイニング窓下のフロートキャビネットを設置し、機能性も確保。

リフォーム後は、お気に入りの絵画を美しく飾れる空間が生まれ、料理やワインを楽しむ時間がより充実したものに。洗練されたデザインと暮らしやすさが見事に調和した、築年数を感じさせない魅力的なリノベーション事例です。

リフォーム・リノベーション事例概要

■建物タイプ／マンション
■リフォームの種類／複合リフォーム
■家族構成／夫婦＋子ども1人＋愛犬
■築年数／31年
■間取り／[ Before ] 3LD・K → [ After ] 3LDK
■目的／間取り変更＆スケルトン、収納力UP、デザイン重視
■リフォーム箇所／リビング・ダイニング、キッチン、洗面所、浴室・バス、洋室、玄関
■新しくした設備
キッチン／ＴＯＴＯ（クラッソ）
ユニットバス／ＴＯＴＯ（マンションリモデル）
トイレ／ＴＯＴＯ（ネオレスト）
洗面化粧台／イースタン工業
造作家具／イースタン工業
照明／ヤマギワ
床材／朝日ウッドテック
クロス／サンゲツ、テシード

LDK（リビング・ダイニング・キッチン）

LDKの大胆な空間革新により、圧倒的な開放感が生まれました。キッチンの間仕切り壁を撤去し、さらに廊下の一部をLDKに取り込むことで、約18畳という贅沢な広さを実現。この思い切った間取り変更により、家族の時間と動線に無駄のない、理想的な空間が誕生しました。

インテリアは大理石・金箔・ゴールド・グレーオークを基調とし、上質でエレガントな空間を演出。特筆すべきは、LDK入口の既存ドアを塗装でリメイクした点です。年月が育んだ味わいを活かしながら、新しい価値を吹き込みました。

ダイニング周りには、散らかりがちな日用品を収納できるフロートキャビネットを設置。すっきりとした空間を保ちながら、季節ごとに掛け替える絵画とのコーディネートを楽しめる、アートのある暮らしを実現しています。

キッチン

キッチンは従来の独立型から対面式へと一新。TOTO「クラッソ」を採用し、機能性とデザイン性を両立させました。背面には大容量のキャビネットを造作し、調理器具や食器のストック品もすっきりと収納可能に。

料理をしながら家族との会話を楽しめる開放的な設計により、Nさん家族の団らんの時間も自然と増加。収納力が格段に向上したことで、これまで以上に来客を招いての食事会や、ワインを楽しむ機会も増えたそうです。

玄関

玄関まわりでは、無駄なスペースの有効活用と、Nさん夫婦の趣味である美術品の展示空間としての機能を重視したリフォームを実施しました。廊下部分の一部をLDKに取り込むことで動線を効率化し、残されたスペースは絵画展示のためのギャラリーとして活用。

室内から玄関、廊下まで美しくピクチャーレールを巡らせることで、季節や気分に応じて絵画の展示替えを楽しめる空間に生まれ変わりました。玄関に一歩足を踏み入れた瞬間から、上質なアートのある暮らしを感じさせる、個性的でありながら落ち着きのある空間となっています。

納戸代わりに使っていた1階の洋室に造作収納を設けてゲストルームに。

洗面所・脱衣所

洗面所は、既存の洗面台カウンターと洗面ボウルをリメイクすることで、味わい深さを残しながら新鮮な表情を与えました。収納スペースの不足を解消するため、洗面台下に新たな収納を造作。素材感を統一することで、すっきりとした印象の洗面空間を実現しています。家族それぞれの日用品もスマートに収納できる、機能的な空間へと生まれ変わりました。