防水・断熱・間取りの変更で築52年の建物を快適な住居空間に再構築
築52年のビルの2階にお住まいだったH様。日当たりの良い3・4階へ住居スペースを移す計画で、リフォームが始まりました。
古い物件のため、図面と既存建物の差異や給排水経路の不明点、断熱材不足、水漏れによる劣化など課題が多数。そこで一つひとつ丁寧に調査を重ね、最適なプランをご提案しました。
断熱性能を高め、細かく仕切られていた間取りから一つながりのLDKに変更することで動きやすく、快適な空間に。日差しが注ぎ、いつまでも居たくなるようなH様のお住まいです。
リフォーム・リノベーション事例概要
東京都・H様邸
◼︎家族構成/ご夫婦
◼︎築年数/52年
◼︎建物のタイプ/ビル(4階建て)
◼︎リフォーム面積/63.18㎡
◼︎間取り/2階(2DK→貸店舗)、3・4階(3LDK→2LDK)
◼︎リフォーム箇所/玄関、LDK、洋室×2、洗面所、浴室、トイレ
◼︎工期/4ヶ月
◼︎施工費用:3,397万円
断熱性能を高め、明るく快適なLDKに変更
Before
After
「冬は寒く、夏は暑いのが一番の悩みでした」と話すH様。建材を剥がしてみると、断熱材がほとんど入っておらず雨漏りのため内装材の劣化も見られました。
そこで、隅々まで点検したうえで、壁や床に断熱材を入れ、防水コーティングを施して内装材を補強。窓は断熱性の高いサッシに交換したり内窓を付けたりして住み心地を高めました。
キッチンや和室を仕切っていた壁を取り払ったことで、明るく、動線もスムーズに。
「北欧っぽいナチュラルなテイストが好み」という奥様が選ばれたダイニングテーブルのイメージに合わせ、建具・床材をオーク柄でまとめました。
I型キッチンで空間に美しさと機能性を両立
Before
After
キッチンはLIXILノクトのペニンシュラ型。室内のトーンに合わせ、白のワークトップを選びました。
「窮屈だったキッチンが広々として、使い勝手がとてもいい」と奥様。背面収納も充実しているため、食器棚を新調せずに済んだそうです。
浴室とトイレを一新。くつろげる空間を再構築
Before
After
以前のお風呂は給湯も浴槽も古く、ゆっくりできる場所ではありませんでした。トイレも同様に古いタイプで、建材の遮音性も低く水洗の音が響くのも悩みでした。
浴室とトイレはTOTOのモデルに刷新。使い心地だけでなくお手入れも簡単で便利になりました。バスルームの壁と洗面の壁の色味を合わせて、シックにまとめています。
日当たり抜群の4階はモダンな和室と洋室に
Before
After
これまで4階の2部屋はほとんど使っていませんでしたが、日当たりの良さを生かし、来客用にも使える和室と洋室へ変更。3階と同様に、断熱材を入れ、サッシを交換、内窓をつけるなどで断熱性を高めています。
和室には水拭きができる畳を敷き、手入れも簡単。クローゼットや可動棚を設置して収納力もアップしました。当社のインテリアコーディネーターがシーリングライトやブラインド、カーテンをトータルでご提案しています。
お客様の声
リフォームのきっかけは?
母が3階に、私たちが2階に住んでいました。母が亡くなって5年ほど経ち、ビルを建て替える計画だったのですが難しく、リフォームに方向転換しました。古い物件なので冬は寒く夏は暑い家だったので、断熱性能を高めて、劣化した箇所を修繕したうえで、住みやすくしたいと思いました。
リノベーションハイムを選んだ理由と感想は?
数社で検討したのですが、予算の範囲内で住宅の見えない部分をしっかりと調査し、外装も含めてトータルでお願いできるのがリノベーションハイムさんでした。商業地域でもあり建物の間が狭く足場を組むのも大変です。しっかりと調査しつつ、私たちの希望を叶える最適なプランを提案してもらえて安心できました。
リフォームで暮らしが変わったことは?
これまでは旧式の設備や間取りだったので、お風呂、キッチン、トイレなど最新のものはすばらしいですね。お正月に甥が遊びに来たのですが、「ずいぶん変わってきれいになったね」と驚いていました。
実は、リフォームをきっかけに捨てられずにいたものをたくさん処分しました。リフォームと断捨離をまとめてできて、気持ちもスッキリとしています。
ギャラリー


北欧調の家具やインテリアに合わせて、奥様とお嬢様が具体的にイメージを上げられ、コーディネーターと一緒に床材や建具、壁紙などをショール―ムで見学しました。
ダイニングテーブルのペンダントライトやリビングのドア側の壁色も奥様とお嬢様の選択です。リビングの壁は、「トーンを落とすことで室内が落ち着いた空間になる」というコーディネーターの提案から、奥様の好きなグリーン系になりました。


キッチン背面の壁はタイルをご希望でしたが、予算との関係で壁紙に。北欧テイストに合わせてヘリンボーン柄のアクセントクロスをご提案しました。


3階の和室にあった仏間をリビングに移し、造作しました。その際、「すっかり新しくするのではなく、思い出を残したい」というH様のご希望から、上部の家紋をそのまま取り付けています。
上部は引き込み扉で、開けると扉が左右に収まり邪魔になりません。


3階のトイレ(左)は単色の壁紙でシックに、4階は柄物のアクセントクロスで仕上げました。変化が楽しめます。
Before
After
玄関はたたきをモルタルで仕上げ、収納を造作しました。室内の雰囲気に合わせた色味にしています。サッシには内窓を付けて断熱性を高めました。
麻生 峻
チーフリフォームコンサルタント
2004年に東京セキスイファミエスに入社し、リフォーム営業を担当しています。2級建築士や福祉住環境コーディネーター2級の資格を活かし、お客様に最適な住まいづくりを提案しています。趣味はゴルフと料理で、休日はリフレッシュしながら新しいアイデアを考えています。
