浅草に“文化を育む拠点”を再構築

今回は、東京都の河村屋様に、リフォームのきっかけやこだわり、工事中のエピソードなどをインタビューさせて頂きました。弊社にてリフォームをさせて頂き、店舗を生まれ変わらせたお客様の声をご紹介します。
| リフォーム内容 | 1階:物販 2階:飲食 3階:文化体験 |
| 金額 | 9,000万円 |
| 建物面積 | 160.00㎡ |
| 場所 | 東京都 |
| 担当営業 | 柳井 精一 |
お客様の声
改装を考えたきっかけ
「浅草店は築39年を迎え、耐震や内装の老朽化が進み、大規模な改修が必要になっていました。コロナ禍でお客様層も変化し、発酵食品や日本酒への関心が高まる中、“売るだけでなく文化を伝える場にしたい”と考えるようになりました。1階から3階までを通じて、漬物や発酵食品、日本酒を『見る・買う』から『つくる・味わう』へとつなげる体験型の場にすることを目指しました。」
リノベーションハイムを選んだ理由
「文化発信の場づくりに共感し、柔軟に提案してくれたのがリノベーションハイムさんでした。避難経路や法規制への対応を逆転の発想で解決し、格子での空間仕切りや和素材の選定にも寄り添ってくれました。職人さんとの連携も丁寧で、信頼できました。」
完成して感じていること
「“こうしたい”という思いを丁寧に形にしてくれたことに感謝しています。3階は今後、プロジェクションマッピングなどの映像演出で、日本文化やアートを発信する空間にしていく予定ですが、そうした構想にもきめ細かく対応してくれました。構想段階から細やかに対応いただき、今回お願いして本当に良かったと思っています。」
ギャラリー

1階物販
冷蔵ショーケースや棚、カウンター、パネルを組み合わせた陳列により、立体感あるディスプレイを演出。
Before
After
1階物販
カウンターを中心に、室内ベンチやスタンドスペース、屋外ベンチを組み合わせ、多彩な過ごし方に対応しています。きゅうりの浅漬けなど気軽に楽しめる軽食も魅力のひとつ。
Before
After
2階小上がり席
屋内でありながら外とつながる“半屋外空間”。窓には竹製の簾を設け、やわらかな光を取り込みながら、浅草らしい街並みを感じられる仕様としています。

3階
「砂や石、木など自然のものを使いたい」というご要望に応え、自然素材を随所にあしらいました。壁面に大谷石を貼ったスペースはアート作品などの展示もできるようデザインしました。
Before
After
黒い外壁と木製建具が調和する外観。大きな木製看板と赤い和傘が街並みに映え、商店街を行き交う人々を自然に招き入れます。
